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わたしの好き「美輪明宏」

私の好き。美輪明宏。

美輪明宏の存在を知ったのは、たしか
昔のテレビ番組「オーラの泉」だったと思います。

当時は「スピリチュアルな不思議な人」という印象でした。そこから何がキッカケかは忘れてしまいましたが美輪明宏の大ファンになりました。

美輪明宏の本を読み漁り、考え方や物事の捉え方など、たくさん影響を受けました。そして本を読んで分かったこと

美輪明宏は

「スピリチュアルでありフィジカル」
「ロマンチストでありリアリスト」
「男であり女」

ということです。

だからこそ、まるで世の中の
(あの世のことまでも) 
ウラもオモテもすべて知り尽くしているかのような凄みがあるのではないかと思います。


もし、美輪明宏が先生の学校が
あったなら入学したいです。

国語の授業では美しい日本語を習い、日本史では美輪明宏独自の視点で日本の歴史や文化を教えてもらいます。音楽では…美術では…哲学では…政治経済も楽しいかもしれません(*´꒳`*)


私の趣味は美輪明宏の影響を
大きく受けました。

《美術館》
美輪明宏オススメの美術館や画家の作品を観に行って、そこから美術館が好きになりました。

《読書》
美輪明宏本人と、美輪明宏と交流のあった作家たちに憧れて小説を読むようになりました。

《映画鑑賞》
モノクロ映画をいろいろ観て、その世界観に浸りました。むかしの女優の美しさと気品に圧倒されました。外国の映画俳優の美男美女にも憧れました。

「モロッコ」1930年
「哀愁」1940年
「天井桟敷の人々」1945年
「東京物語」1953年

などなど(*´꒳`*)

美輪明宏オススメのモノクロ映画は目を覆いたくなるような残虐的な殺人シーンや余計なエロシーンがないため観ていて目に優しいです。

今現在、いろいろな映画があってそれはそれ、なのですが、暴力的なシーンや残虐的な殺人シーンはどうなのだろうと思います。

自暴自棄になっている人間がマネをする場合だってあります。映画は社会に影響を与えていることが少なからずあるのではないかと危惧しています。

《レトロ》
高畠華宵、蕗谷虹児、中原淳一らの絵が好きです。絵以外でも洋服、小物、日用品、建築物などレトロなものは人の心を和ませる力があるのではないかと思っています。

《古着集め》
モノクロ映画やレトロからの流れです。
昔の洋服の美しさ楽しさ(*´꒳`*)
デザインやシルエットが美しくて、やはり昔の映画同様、どこか「優しさ」を感じられるところが好きです。

今現在、いろいろなファッションがあってそれはそれ、なのですが、余計な肌見せで着ている人間をエロや下品に見せようとするファッションではなく、着ている人間を「美しく」見せようとする作り手側のプライドが伝わってくるようで、そんなところも好きです。

《香水集め》
名香といわれる香水を集めてきました。

ダナ「タブー」
ゲラン「ミツコ」
シャネル「N°5」
ウォルト「ジュルビアン」

など(*´꒳`*)

美輪明宏がダナのタブーを昔から愛用していると知ってどんな香りなのか気になり「美輪さんの香りを私も纏いたい!」と思い取り寄せたのですが、ハナたれ小僧の私には使いこなせませんでした(汗)

DANA  『TABU』
─禁じられた掟─

スペインの調香師ザビエル・セルラが
ニースに滞在中、本屋で見つけた
フロイト著『トーテムとタブー』から
イメージし “禁断の香り” という広告で広がりました。東洋の奥深い甘さ、
情熱的な香り、和服にも似合います。

香水の本より


こんなことが書かれていたので、気になって仕方がありませんでした。この本は、むかしの文庫本で私にとって香水の教科書みたいなものです。

この本を頼りに香りを想像して、ネットオークションで入手するのが一種の
「賭け」のようで楽しかったです。

いくら名香と呼ばれていても香りの好みはあるし、自分に似合わない香りもあるので、そういう場合は観賞用にしたり売ったりしました。

むかしの名香には、いちいち物語があってカッコいいところも好きです(*´꒳`*)

美輪明宏の音楽会とお芝居に
何度か行ったことがあります。

音楽会はシャンソンです。
私はシャンソンを知らないのですが、それでも魅了されました。物語を語るように歌うというか、その曲のなかの主人公の魂が美輪明宏に乗り移り、ひとりの人間の人生ドラマを観ているようでした。

ちなみに舞台から近い席だったので生の美輪明宏を思う存分、拝むことができました。いわゆる「オーラ」というものを確かに肌で感じました。盛った表現ではなく本当に、貴婦人にしか見えませんでした(*´꒳`*)

お芝居は

「葵上・卒塔婆小町」2017年
「愛の讃歌」2018年
「毛皮のマリー」2019年

を見に行きました。美輪明宏のすごいところは、演出・美術・衣装・音楽・振付などすべて自分で手掛けるところです。

作品によっては全部ではありませんが「葵上・卒塔婆小町」はそうだったので美輪ワールド全開でした。

もう一度聞きたくなる程ロマンチックなセリフとか、この場面でこの音楽使うなんて印象的でカッコいい~!などなど、終始舞台に目 (耳も) が釘付けでした。

ちなみに足を運んでくれたお客さんの、視覚と聴覚はもてなすのに「嗅覚」を
冷遇するワケにはいかないということで

舞台の幕が上がると、舞台からいい香り(ダナのタブー)が、ほのかに漂ってくるという、なんともお洒落な演出付きです
(*´꒳`*)


キリがないのでこの辺にいたします。
みなさま、ごきげんよう(*´꒳`*)

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