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UAP問題に関する考察

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記事一覧

対談ジャック・ヴァレ、ジェフリー・クリパル(最終回)

対談ジャック・ヴァレ、ジェフリー・クリパル(最終回)

(3)のつづき

ジェフリー・クリパル: UFO 現象で私が見ているのは、人々は常にそれを自分たちが理解しているもの (この場合は物理学) に当てはめようとしているということです。 それがあなたが話していることだと思います、ジャック。 あるいは、それはある種の社会的メカニズムです。 それは何らかの心理的または社会的機能を満たします。 つまり、彼らはすべてを自然や社会に還元したいのです。

しかし、

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ジャック・ヴァレとジェフリー・クリパルの対談(3)

ジャック・ヴァレとジェフリー・クリパルの対談(3)

(2)のつづき

ジャック:私たちはAIを多くのことに適用し、多くのことを改善しています。今後 5 年または 10 年にわたってそれは続くでしょう。そして人々はそれにうんざりし、人間とは本当にどのようなものかを再発見するでしょうーー愛、痛み、悲しみ、そのすべてを。問題は、どうすれば再接続できるかということです。

ジェフリー: 私たちは、自分たちが特定の国の国民であるか、特定の宗教の信者であるか、

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ジャック・ヴァレとジェフリー・クリパルの対談(2)

ジャック・ヴァレとジェフリー・クリパルの対談(2)

(1)のつづき

ジャック・ヴァレ:課題は科学の中にあります。それは懐疑論者たちが完全に見落としているか、隠していることの一つです。私たちは小さな望遠鏡を持って外に出ることができます。 電場を測定することができます。残骸を拾い、分析することができます。 研究は多くの場合、地下室の隅で始まります。

ジェフリー・クリパル: 新奇な話を追いかけるのではなく、徹底的な研究をすべきです。 私たちはくだらな

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ジャック・ヴァレとジェフリー・クリパルの対談(1)

ジャック・ヴァレとジェフリー・クリパルの対談(1)

昨年のSOL財団シンポジウムに登壇したUAP研究者ジャック・ヴァレとジェフリー・クリパルの対談記事を紹介する。

SOL財団シンポジウムでの二人の発言概要はこちら:

科学者と学者が UFO の目撃情報、AI の理想郷、極秘プロジェクトについて語る

2017年12月17日、ニューヨーク・タイムズ紙の一面に「本物のUFO? ペンタゴンは知ろうとした」という記事が掲載された。その結果は決定的なもので

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ロス・コーサートが質問に答える(4、最終回)

ロス・コーサートが質問に答える(4、最終回)

1年ほど前、グレイの遺体の分析について詳しい知識を持っている内部告発者に関するリークがあり、これらの遺体の所在地はバテル国立生物防御研究所だということでした。 バテル国立生物防御研究所はあなたの取材に応じてくれるでしょうか?

私はその話を当時興味深く読んでいました。非常に詳細な主張に興味をそそられました。しかし一次情報源と直接接触し、これらの途方もない主張を検証できなければ、この話をさらに進める

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ロス・コーサート「何でも聞いてください」(3)

ロス・コーサート「何でも聞いてください」(3)

コナ・ブルー(KONA BLUE)に関する最新の AARO 報告書が最近発表されましたが、それがグルーシュの主張とどのように関連しているのか、そしてこのプロジェクトの試みの背景について詳しく説明していただけますか?

コナ・ブルー計画は、CIA の介入を受けて AAWSAP の資金が引き上げられた後、国土安全保障省(DHS)内で特別アクセス プログラムを創設する試みでした。 CIAは、DHSにコナ

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ロス・コーサートが質問に答える(2)

ロス・コーサートが質問に答える(2)

はじめまして、ロス。
お時間を割いていただきありがとうございます。
一つ質問があります。
デビッド・グルーシュは、自分が世界に伝えるのにふさわしい人物ではないと感じているため、一部の情報を控えていると述べました。 彼は二次的、三次的影響について語っています。 彼はそれについて確信があるが、話さないという個人的な決定を下しました。 この件に関して何か情報をいただけますか?
具体的には、ジョー・ローガ

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Ross Coulthart だけど何か質問ある?

Ross Coulthart だけど何か質問ある?

RedditのAMA(Ask Me Anything)を翻訳

こんにちは、ロス・コーサートです。 私は複数の賞を受賞した調査ジャーナリストで、オーストラリアのシドニー・モーニング・ヘラルド紙、公共放送ABCテレビのフォー・コーナーズ、ナイン・ネットワークの日曜番組、オーストラリアの60ミニッツ&セブン・ネットワークの報道など、新聞やテレビで30年以上の経験を持っています。 私は、広く評価された『

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暴動の理由は?

暴動の理由は?

ティム・バーチェット下院議員は、国会議事堂の誰かが「人々がそれに耐えられない、暴動が起こるだろう」という理由でUFOの透明性を追求しないよう彼に促したと語っている。 彼によれば、UFOは人間以外の知性体(NHI)に由来するというのが議員の間でのコンセンサスだという。

この発言に対する読者のコメントが興味深い。

前にも述べたように、ディスクロージャーによる「オントロジカル・ショック」は起こるだろ

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AAROが否定した回収写真についてダニー・シーハン弁護士が語る(&雑感)

AAROが否定した回収写真についてダニー・シーハン弁護士が語る(&雑感)

ロス・コーサートとダニー・シーハン弁護士の対談番組。
コーサートは調査ジャーナリストだが、法曹資格も持っているらしい。

ダニー・シーハンは過去に何度も取り上げてきた、UFO情報開示の分野で最も著名な弁護士。コーサートは邦訳も出ている『UFO vs. 調査報道ジャーナリスト: 彼らは何を隠しているのか』の著者で、現在のキーマンの一人である。

この対談の目玉は、シーハンが1977年のカーター大統領

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SOL総会に関する作家ホイットリー・ストリーバーのレポート

SOL総会に関する作家ホイットリー・ストリーバーのレポート

AAROの報告書が明日公表されるようだ。
内容はUAP現象や米国政府のUFO回収は存在しないとし、デビッド・グルーシュの議会証言を全面的に否定するものらしい。
これに対して、ルー・エリゾンドがロス・コーサートとの対談の中で反駁するなどの動きがあるようで、グルーシュの論説が引き延ばされていることなどもあり、UAPディスクロージャーは再び(何度目?)座礁するおそれが出てきた。これからもしばらく界隈の動

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トム・デロングがUAPについて語る(4 最終回)

トム・デロングがUAPについて語る(4 最終回)

(3)のつづき。

ジム・セミバン:宗教は彼ら(NHI)によって人間を誘導するために作られたのだろうか? 私たちの自由意思とは何なのだろうか? それについてどう思う?

僕たちは自由意志を持っているけれど、宗教はそれを封じ込めるために作られたと思っている。僕は教会制度の中で育ってきた。カトリックの歴史を見ると、彼らはナチスがドイツから脱出するのを助けた。彼らは異端審問を行った。彼らの間には小児性愛

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トム・デロングがUAPについて語る(3)

トム・デロングがUAPについて語る(3)

(2)のつづき。

誰もがこのことを信じるべきだとは言わないし、難しい領域であることは理解しているけれど、僕には世界中のすべての宗教が同じことを言っており、同じUFO体験をしているとずっと思ってきた。

「ベツレヘムの星」は明らかに僕には星のことには思えなかった。ファティマでも同じことが起こって、テキサスやスティーブンスビルの人々にもそれが起こった。誰もが同じことを見ているのだと思う。

そこで僕

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トム・デロングがUAPについて語る(2)

トム・デロングがUAPについて語る(2)

2024年2月21日にオンエアされたジム・セミバンとの対談より抜粋。

※会話形式で話にまとまりがないため、かなり意訳して編集しました。

僕が超常現象に魅了された主な理由は、それが人生にはもっとたくさんのことがあると感じさせてくれたからだ。 ただ仕事に就いて、ラッシュの人ごみに揉まれて、アパートの部屋で暮らしているだけの人生なんかに意味を見出せなかった。

週末にショッピングモールに行って僕が監

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