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思考は、雲をつかむようなもの

”雲”と聞くと、みなさんは何をイメージしますか?🌥

晴れの日の雲、霧雲、積乱雲…
日本語には、雲がたくさん種類がありますね。

ここでは、まずイメージ的なものとして雲を扱います。

ふわふわとした、宙に浮かんでいるもの
としましょう。

ふわふわとした綿飴もいいのですが、もっと抽象的なものとして。

今回は、雲を思考に見立てて説明します。

雲と思考は何が違うのかを考えた時、
両者はとても似ていることに気が付きます。

・浮かんでいるもの
・捉えようがないもの
・急に方向転換することもある気分屋さん

上記のように言語化すると、
とても似ているもののように感じませんか?

まずは、特徴をそれぞれ挙げてみましょう。
・浮かんでいるもの
形がないものということです。自分の頭の中で脳細胞がシナプスを繋いで、何かを伝達しているのですが、ひらめきが起こる条件も未定。妄想のように、ふっと頭に現れることがあります。

・捉えようがないもの
雲と同様、掴むことができません。
雲は水蒸気の塊で、思考は脳の電気信号によって発生するもの。
水蒸気と同様、物質的なものと仮定することができます。
また、浮かんできたとしても、メモすることができなければ、それっきりの出会いということもありますね。
あの時傑作が生まれそうな気がしたのに!そう考えると、メモを手放さずにはいられません。

・急に方向転換することもある気分屋さん
雲は気象予報士さんが予測をつけて、天気予報を出してくれますね。しかし、その予報は外れることが多々あります。
台風みたいな激しい雲は顕著で、進路を大きく変えることもあるのです。
思考は、考えることですので、考えるための材料によってはとんでもないひらめきが生まれることも。
自分で意識して生み出すことができない、いつ現れるのかも難解。


さて、上記のように思考を雲のようだと仮定して、
話を展開してみました。

タイトルにある、「思考は雲をつかむようなもの
なんじゃそれ、ですよね。

しかし、みなさんも、体感としては誰でも持ったことのある感覚だと思います。

ふらっと現れては、すっと流れてどこかに消えていく。
また、イワシ雲のように小さい思考の欠片が流れ込んでくる。

この思考という雲を掴むにはどうするのか?
ある人は、それはメモだと答えます。
ある人は、どうすることもできないと言います。
またまたある人は、絵にすればいいと、描きます。

しかし、そんな見えない雲を瞬時にパッと掴んで、
思考を形にする人もいる。


今回、かなり抽象的な話をしましたが、
みなさんは考えを掴むために、どんなことを心掛けていますか?


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