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7つの習慣を知ることで自分を成長させていく

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日々、自分の器を育てよう

日々、自分の器を育てよう

4つの側面でバランスよく刃を研ぐ時間をとる。

第7の習慣は「刃を研ぐ」
体調(肉体)、観点(精神)、自律性(知性)、つながり(社会・情緒)
の4っつの側面でバランスよく刀を研ぐ時間をとる習慣だ。

・肉体的側面
運動によって体をメンテナンスすること。持久力、柔軟性と強さという3つを意識する。健康な体なら、第1の習慣「主体的である」も続けやすい。

・精神的側面
自らの価値観を深く見つめる事。第2

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第7の習慣「刃を研ぐ」

第7の習慣「刃を研ぐ」

第1~第6の習慣でより大きな成果を出すために、日々、自分を鍛え”切れ味”
を高めていこう。素材としての自分を高める事で、それぞれの習慣で得られる実りも自然と大きくなっていく。

人間にとって「成功」とは何だろうか。
人間はどうしても見えや意地を張ってしまう生き物で「こう見せたい」という自分のふりをしてつい背伸びをしてしまうことなんて誰にだってある。

だけど後で、つじつまが合わなくなって辛くなるの

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結果のために過程を重視する考え方。

結果のために過程を重視する考え方。

あるところに金の卵を産むガチョウがいた。
それを手に入れた納付は大金持ちになったが、やがてガチョウが卵を1日1個しか生まないことに不満を持ち、卵を一度に手に入れようと、ガチョウを殺して腹を開いてみた。

だが、中は空っぽ。
納付は二度と金の卵を手に入れられなくなってしまった。。。

コヴィーはこの話を「成果(望む結果や目標達成)と成果の能力(目標達成するための能力やそれ可能にする資源)のバランスを

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シナジーをもたらすコミュニケーションとは

シナジーをもたらすコミュニケーションとは

コミュニケーションの度合いがシナジーのカギ

シナジー誕生のカギを握るのは、コミュニケーションの深さ。

そのレベルは3段階に分けられる。

信頼度も協力度も低い場合は「防衛的コミュニケーション」
お互いに守りに入り、自分が損しない事だけを考えるため、結果はWin‐Lose
かLose‐Win。

信頼と協力がやや高まると「尊敬的コミュニケーション」
ある程度の相互理解は生まれるが共感による傾聴に

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シナジーの成果は妥協よりもはるかに大きい

シナジーの成果は妥協よりもはるかに大きい

人との相違点に価値を見出さない人がとりがちなのが「妥協」だ。

妥協では、個々の力の和よりも小さな結果しか得られない。

左が妥協を示したものだ。
妥協とは、2人が「まぁ、いいか」と、重なり合う部分のみに合意して満足した時に生まれる。重なり合う部分の大きさは最大でも1+1=2
ふつうはそれよりはるかに小さい事が多い。

一方、右側はシナジーを示したもの。
2つの三角形の外側の辺を伸ばしていくと。新

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お互いに納得できる「第3の案」は必ずある

お互いに納得できる「第3の案」は必ずある

本当の意味で効果的な人生を生きられる人は、自分のものの見方には限界があることを認められる謙虚さを持ち、心と知性の交流によって得られる豊かな資源を大切にするのだ。

シナジーの本質は「違い」を尊重すること

第6の習慣は「シナジーを創り出す」
シナジーとは個別の物を合わせて個々の和より大きな成果を得ること。

コヴィーはシナジーを「もっとも崇高な活動」とみなす。
それはシナジーを創り出せば、今まで存

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第6の習慣「シナジーを創り出す」

第6の習慣「シナジーを創り出す」

人と組んで何かをしようというときは、どうしても共通点ばかりに目が行きがちだ。

だが、相違点をぶつけ合うからこそ、互いの良さを活かしあい、シナジー効果で大きな成果を得ることが出来る。

人というのは、どっちにも「自分の方が正しい」という言い分がある。
なので、どちらかのの言い分だけを通しては、一方はただ「引いただけ」になってしまう。

違う者同士だからぶつかってしまう。

でもそこでコミュニケーシ

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言葉の「正しさ」で人の心は動かない

言葉の「正しさ」で人の心は動かない

コミュニケーションの目的は、最終的には、自分を理解してもらい、相手の行動を引き出すことにある。

だが、理論武装をして相手を説得しようとしても意味がない。
”論破”はできるかもしれないが、相手の心は頑なになり、お互いのメリットになるような行動を促すことは難しい。

人は「あの人についていこう」と思うとき、その人が「何を言ったか」ではなく、その人が「どういう人物か」で決めている。

オオカミ少年は、

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共感による傾聴で相手の心を開く

共感による傾聴で相手の心を開く

コヴィーは共感による傾聴の上達のために4つのステップを紹介している。

第一段階:話の中身(キーワード)を繰り返す。
これにより、相手の話を注意して聞くようになる。

第2段階:話の内容を自分の言葉に置き換えて言い直す。
これにより、話の内容を考えながら聞くようになる。

第3段階:「つらいね」「楽しいね」など相手の感情を自分の言葉で置き換えるあいづちを打つ。
これにより、相手の言葉よりも相手の感

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4段階の聞き方で相手を深く理解する

4段階の聞き方で相手を深く理解する

「自分の場合」にあてはめて聞くことをやめる

コヴィーは、第5の習慣の為には大きなパラダイムシフト(価値観の転換)
が必要だ、という。

それは「自叙伝的反応」から「心の底から理解しようという聞き方」への転換だ。

「自叙伝的反応」とは、人の話を自分の経験で解釈したり、評価しようとする聞き方。自分の人生の物語(自叙伝)を参照にしながら、人の話を聞いてしまう態度のことだ。

自叙伝的反応で聞く人は、

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Win‐Winのために”聴く”

Win‐Winのために”聴く”

Win‐Winの関係を築くには、話の聞き方の段階のうち、最高レベルのスキルが必要になる。

それは。「共感による傾聴」というスキルだ。
共感による傾聴とは、相手の目線で話を聞き、心から誠意をもって相手を理解しようとすること。

相手が「何を言ったか」ではなく。「どう感じたか」に耳を傾けるのだ。
共感による傾聴は、時間がかかると感じる人も多い。
信頼という大きなメリットをもたらす。
人の話に耳を傾け

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「話す」より「聞くこと」から始めよう

「話す」より「聞くこと」から始めよう

相手を理解しない人は理解してもらえない。

第5の習慣は「まず理解に徹し、そして理解される」
家族、恋人そして友人に、自分のことを理解してもらいたいという気持ちがあるのに、そのことに成功している人は少ない。

それは、自分の言いたい気持ちが先走り、相手のことを理解しようという姿勢が足りないから。
「わかってくれない相手が悪い」と責める前に、自分自身を振り返ろう。
相手も同じことを思っているかもしれ

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第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」

第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」

「聞く力」を軽視している人は多い。
だが。本当の信頼を得て自分の影響力を発揮するには、
まず相手の話を深く聞く必要がある。
「自分の答え」に急がず、「相手の答え」に耳を傾けよう。

人間というのは、自分の話をたくさん聞いてくれる人に、信頼や親しみの気持ちを抱くもの。
だが、それが出来ている人は少ない。

特に仕事などでは、人の話を自分の解釈にしたり、評価したりせずただ話を受け止めるっていうことが大

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人間関係を充実させる「信頼口座」の残高を増やす

人間関係を充実させる「信頼口座」の残高を増やす

成功には「私的成功」と「公的成功」がある。

成果を求めて交渉術や会話術のようなテクニックを学んでも、その人自身の器が小さければ、結果は長続きしない。

Win‐Winもを目指すことも同様で、相手から深い信頼を得られなければ、本当の成果は得られない。

そこで大切なのが、自分の「信頼口座」を増やすこと。
人からの信頼とは、、あたかも銀行口座のように増減するものなのだ。

友人との約束を破ったり、気

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