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パラレルワールド新聞 (経済部): 「米国の年間利払い額、推定1兆ドル突破」 <ー 日本が頼りにしている米国はこんな国です、実情をしったら背筋が寒くなりそうです

今回は「米国の年間利払い額、推定1兆ドル突破」について見て行きましょう。

米国も、軍事力は強いのですが利子の支払だけで「米国の年間利払い額、推定1兆ドル突破」じゃ、すぐではないものの他に$を回せなくなるはずです。

問題は、国債の金利より経済が高ければ論理的にもんだいはないものの、2024年はどうなのよ~

と言う感じです。

ともかく国債の増額もすさまじく

Bloomberg: 26 Jun,2023

「米財務省のTビル発行急増、長期国債の供給過剰の序章に過ぎず」

>中期と長期の米国債発行、8月から増加し始め23年に1兆ドル超へ
>全ての年限で近いうちに入札規模を大幅に増やす必要-バークレイズ

「バークレイズのストラテジストらは8月から年末までの利付き債残高の純増額が6000億ドル近くになると予測。24年にはさらに増加し、年間で1兆7000億ドルになるとみている。これは今年予想される債券発行額のほぼ2倍に相当する」

の有様。

つまりここに書いてあるだけで2兆3000億ドル、これにQuantitative Tightening (QT: 量的引き締め、つまり今まで発行した国債の買戻し)で1兆1400億ドル合計で3兆4400億ドルぐらいで、円換算で約480兆円分の米国国債が2024年末までに市場にばらまかれる計算となります。

で、最近の入札では大口のサウジアラビアさんと中国さんは米国国債を買わなくなりました。

これをみると、そもそも米国国債は大丈夫?

下手をすると「未達(みたつ:売り出し国債の買い手がいなく、国債が余ってしまう事)」もありうり、その場合無理やりFed(FRB)が引き受けてになる可能性も大だと思われます。

とすると、金利を下げなくてはいけない局面でなかなかさがりにくいかもしれません。

ついでに、メキシコー米国の間で不法移民問題が重症化などなど、こんな時に台湾有事があっても、どのぐらい米国が支援できる力があるのかが未知数です。ついでのついでですが、シカゴあたりも相当あれていらしいです。

検索キー: [FT]銃犯罪多発のシカゴ、相次ぐ企業流出で「商都」失墜

現実的問題としては、米国につかず離れずで、インドと組むぐらいしか手立てがないとパラレルワールド住民は考えています。

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