こんにちは。羽根宮です。
10月からは書く練習も兼ねて、なるべく投稿企画、「お題・コンテスト」に応募しようと思っています。
「＃１０月これやる宣言」にも書いたので、今まではざっと目を通すだけだったようなお題も、少なくともタイトルを書いて下書き保存だけはするようにしています。

さて、今回は「＃うちの卵かけごはん」の募集が目に入りました。
こちらを書いていこうと思います。

卵かけごはん。
とてもシンプルで簡単な一品。
初めて食べたのはいつなのか覚えていないくらい、幼い頃から日常的に食べていました。
卵さえ割ることができれば、子どもでも作れるのが良いですよね。
幼稚園の頃には自分で作って食べていました。

羽根宮の卵かけごはんの作り方は以下の通りです。

とてつもなく簡単です。
シンプル イズ ベストですね。

特徴としては、お醤油では無くお味噌を使うことでしょうか。
家の中でこの食べ方をするのは羽根宮だけです。
子どもの頃、父に教えてもらった卵かけごはんは、お味噌ではなくお醤油でした。
お味噌で食べるようになったのには理由があります。

以前、最寄り駅の商店街から少しそれたところに、手造り味噌のお店がありました。
小さな店内に店主の男性がお一人、お味噌の種類も大きさが違うだけで一種類だったような気がします。
うろ覚えなのは２回しか行ったことがなく、最後に行ったのは１２年くらい前だからです。
そこのお店のお味噌は福島で造られていたもので、東日本大震災後は苦しんでおられました。
お味噌自体は作られていたのですが、福島ということで風評被害で売れなくなっていたのです。
当時、東北地方、特に福島はひどい言われ方をしていました。
店主さんは、味噌造りの場所を福島から新潟に変えようかと仰っていました。

羽根宮は当時も今も実家で両親と一緒に住んでいます。
正確に言えば、その間に一人暮らしの期間があるのですが、また実家に戻ってきました。
そのとき、そのお店のお味噌を買って家に帰りましたが、母には「そんなに高いお味噌なんて」と言われました。
手造りだったから少し高かったんだと思います。うろ覚えですが。
少なくともスーパーで母が買っているものよりは、高いものだったでしょう。
羽根宮は昔から大量生産のものより手造りのものを好み、材料を見て、添加物ができるだけ無いものを選んでいました。
特に調味料は全然味が違います。
なので、そのお店のお味噌も試してみたかったのです。

そこの店主さんは、お味噌に対する愛がありました。
発酵食品だから身体に良いこと、塩分過多になるなんて嘘で醤油の方が塩分が多いこと、めんつゆやポン酢より身体に良いんだと言うことを繰り返し仰っていました。
そして色々な料理にお味噌を使っていると教えてくれたのです。

焼きそばの味付けは味噌。
冷や奴にも味噌。
お刺身も味噌。
納豆ごはんにも味噌。
そして、卵かけごはんも味噌で食べる。

それまで、お味噌といえばキュウリにつけて食べるか、おみそ汁、ぬたを作るくらいでした。
初めて聞いたので、早速、教えてもらった方法で食べてみました。
その結果、今でも、冷や奴、納豆ごはん、卵かけごはんはお味噌で食べています。
お醤油よりも柔らかいしょっぱさで、美味しいのです。

店主さんに教えてもらわなければ、何も疑問に思わずにずっとお醤油で食べていたと思います。
他のものを試そうという気になったかどうかも疑問です。
店主さんにそういう話をしたかったのですが、その後、お味噌が少なくなると母がスーパーで買ってきたので、お店に行く機会を逸してしまいました。
しばらくしてからお店があったところを通ったら、お味噌屋さんは無くなっていて、別のお店に変わっていました。
残念でした。

卵かけごはんはシンプルですが、納豆ごはんは卵をかけてメカブを混ぜて、お味噌で食べます。
納豆卵かけメカブごはん、with 味噌です。
卵がかかっているのですが、これも卵かけごはんに入りますか？
納豆が入っている時点で、卵かけごはん度は下がって納豆ごはんになる気がするのですが。どうでしょうか？

羽根宮の卵かけごはんと、それにまつわる話はこんな感じです。
店主さんには、お味噌を使った感想を言えませんでしたが、新潟に行かれて無事に過ごすことができたなら良いなと思います。
良かったら皆さんも、お味噌で卵かけごはんを試してみた下さいね。

読んで下さってありがとうございました。
羽根宮でした。