大きな小さい半分

人に話したいような、話したくないような話を。

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最近の記事

「感情を殺せる」は褒め言葉?な話

20代の半分くらいを一緒に過ごした人がいた。人生経験としても初めてのことが多い20代、たくさんのことを教えてもらい、一緒にいろんなところへ行き、さまざまな感情を知った。間違いなく一番の大恋愛だったと思っている。うん…思っているにはいる。後にも先にもその人以上に良くも悪くも考えまくった人はいないから。 長く一緒にいると、別れもあまりスパッとしたものではなく、お互いのことを大事に想いながらもそれぞれが海外に行くという挑戦を決意するという形で物理的に離れた。恋人ではいられないと言

    • 人の話より自分の話、な人の話

      「私これどこまで話したっけ?」 恋愛の話で、どちらかというとあまり多数に知られるべきじゃないような話を相談してきてくれていた友人が、会うなり私にこう言ってきた。 え?…どこまで? なるほど…いろんな人に喋っちゃってて自分でも誰にどこまで話したかわかんなくなっちゃってんのね… 彼女はちょっとそういうタイプの人間。 思い返せばこっちから何かを相談したりとか、聞き出してくれたりとか、そういう記憶はない。 まぁ単に私が聞かれない限り自分のことを喋らないところがあったりするから

      • 真面目と言われるのが嫌だった話

        「わぁー!すごい真面目でいい人そう!」 友達の彼氏に会った後や写真を見た後にそんなこと言った覚え、誰しも一度はあるはず。 かく言う私もあるわけで。 そういうのって、取り立てて特徴がなかったりとか何とも言えない感じのときについ使っちゃうんですよね。 だから私はいくら相手と仲が良くても、ほとんど自分から「写真見せて!」とは言わない。言わないようにしているのではなく、相手に写真を見せることによるリアクションには何の意味もないと思ってるから。リアクションに困ったことがあるとい

        • ありがとうが言えない人の話

          「ごめん」も「ありがとう」も素直に言えるほうがいい。思い返せば自分もなかなか気持ちを言葉にして言えない時代もあったからわからなくもないけど、やっぱり近くにいる人には素直に言える習慣があってほしいなとあらためて思う。 というのも、初めて長くお付き合いをした人が「ありがとう」をすぐに言えない人だった。たくさんエピソードがあるわけじゃないけど、そこは言おうよ!と思ったその時の衝撃というか、モヤモヤした気持ちを今でも何かにつけて思い出すことがある。 初めて一緒に過ごすクリスマス、私

        「感情を殺せる」は褒め言葉?な話

          目に見えない感情の話。

          (よっしゃ、前回からあんまし間隔開けずに更新できそうやぞ、と書き始めから思っている愚か者こと私ですどうも。…と書いたもののうまくまとまらなくて途中でやめちゃって更新できてなかったやはり愚か者こと私。) 私小さい頃よくばあちゃんに連れられてしょっちゅうデパート行ったりしてたんです。電車込みで1時間くらいかけて。しかもデパートって人ごみの中ぶつからんようにとか気にしながらひたすら歩くじゃないですか。大人になってから友達と出掛けたりしたら座ってお茶してる時間の方が長かったりするけ

          目に見えない感情の話。

          おいおい何回決意表明しとんねん、な話

          ひとつ記事書いたら満足すんのやめておくれよ自分〜。まぁ義務感になっちゃうのもあかんから、思い立ったときにでいいと思うけどさ。1年とか余裕で空いちゃうからだいたい決意表明の記事になって、それで満足して、また1年以上空いちゃう。その繰り返しはもうやめねば。 常々思ってるけどあえて言葉や文章にしたことないな〜ってことについてあらためてここで文章にしてみようと思ってスマホのメモに箇条書きにしたりしてたのに…ということをこないだメモの整理してるときに見つけて思い出した。 ありがたい

          おいおい何回決意表明しとんねん、な話

          隣の芝生の話。

          気がついたらnoteの更新が立ち行かなくなり約1年。立ち行かないとか書くとちょっとワケありげですが、単に自分の文章能力のなさにテンションが上がらないから。もっとグッと引き込まれるような文章が書きたいものです。(ってずっと言ってる気がする) というわけで人の文章を読んでみたりすると、やっぱり表現が美しいなぁとか情景が浮かんでリアルやなぁとか、何なら泣きそうになったりもする。自分じゃなく人が経験してきたことやのに泣きそうになる文章ってなに。 でもまぁ書き続けないことには培われ

          隣の芝生の話。

          ラジオテーマの話。

          深夜ラジオが好きだ。 でもこの生活をしてるとほとんどリアルタイムでは聴けないから、もっぱらタイムフリー機能を存分に駆使している。 先日、あるラジオで「コーヒーのようにほろ苦い思い出」というテーマでリスナーへメールの募集があった。 ほら、タイムフリーやとこういうときいいエピソード思いついても番組はとっくに終わってるし、どこへも言うていくとこがない。笑 ほな勝手にここで話そう、という訳です。 中学生のころ、同じクラスにけんちゃんという男の子がいた。けんちゃんはわりといた

          ラジオテーマの話。

          晴れ女の話。

          あーめっきり涼しくなっちゃって。こないだ雨が続いたときに、天気の変化とか威力って容赦ないなぁ〜と部屋でボーッと外見ながら思ってたんですよね。こないだまで暑すぎて昼間に外出るのはアカンやつやな、とか言ってたかと思ったら今度は大雨で。こんなことなら暑くても天気いい方がマシやわ、洗濯物すぐ乾くし〜とか言い出す始末。天気に振り回される我々地球人。 そんな中、なにかの行事ごとで当日が雨予報だったりすると「私晴れ女やから大丈夫!」と自信満々に言う友人がいる。 …はい出た〜。となる私。

          暇なのかもしれない話。

          昔からこういうの最初は斜に構えて「ふ〜〜ん」ってしてるタイプの人間だ。一応登録はしてみたもののすぐには始めない。とにかく寝かせる。書き始めてもあんまり続かない。書こうと思っても気持ちが重すぎて言葉にできない。はぁ〜めんどい。 せやのに、あれ?せやのにnote始めんの? 暇?暇なんか?話し相手おらんのか? まぁそれもあるけど、最近文章を書く仕事じゃない人でもすごい上手い人っているなぁと思って、なんかそういう単なる日記的なのじゃない文章の書き方、自分の気持ちの投影の仕方を模

          暇なのかもしれない話。