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笑顔で迎える不完全さ:変化と受容の美学

「出来ない」「下手」ということや状況をなかなか受け入れられないまま人生の多くの時間を費やしてきました。なんせ負けず嫌いで反骨精神旺盛なので、何クソと思って努力するパターンが多かったように思います。しかし、最近、久しぶりに米国人と仕事をするようになり、出来ないことや不得手なことを受け容れて楽しむことって重要なのかも、と思うようになりました。

「私だからできない」
「私なのにできない」
「今はできない」
「今は苦手」

私たちは日々変わり続ける存在であるし、デコボコが激しいからこそチームができるんですよね。そういう点ではマネージャーとしての資質が高いのかも。

最近、いろんな場面でどうやって今の能力やスキルが培われたのかとよく尋ねられますが、正直、出来なかった頃やその過程を全く思い出せないことが殆どです。もしもっと積極的に記録したり、出来なかった体験や感覚を愛して楽しんで味わっていたなら、記憶もまた異なっていたかもしれません。

歳を重ねるにつれて、うまくできないことやうまくいかないことが増えていくでしょう。それでも、そんな状況やプロセスを笑顔で楽しめたら素晴らしいですよね。調子が悪いという現象さえも、悪いことではなく、愛すべき平等な存在として受け入れられるような歳を重ねたいです。

こんな日々の積み重ねがQuality of Life とQuality of Death の向上に繋がると信じて。

散りゆく花びらにも変化と受容の美学を感じます

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