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【わかってきたぞ】文字数と構成に関する備忘録・その2【悟り・気づき】

おれだ。逆噴射小説大賞の終了から1週間経過した。おまえは続きを書いているか? おれはぼちぼちやっている。
前の備忘録「10万字書け」と言ったが・・・・

「いきなり10万字書けとか・・・無理では?」

そりゃそうだ。だがメキシコの荒野にさんぜんと光り輝く道標は逆噴射先生が書いておられる。おれはそれを参考にして、おれなりになんかする。
いつものように、これはおれの備忘録に過ぎない。だらだらしてる。活用するしないは勝手だ。

銃弾を増やせ
誰しもいきなり長編に挑戦して挫折した経験はある。おれもある。いくつかの小説がきょ無の暗黒で今も眠りについている。なので、まずは短編から書け。ニンジャスレイヤーも最初は短編の連作だった。それが何年も何年も、プロト時代を含めれば20年にも渡って地道に積み重なり、今の繁栄がある。
フジキドだってバック・イン・ブラックの時はナラクのカラテを真似したりして頑張っていた。普段から鍛えているからあの強さなのだ。鍛えないとフヌケドになったりした。鍛えてない憑依ニンジャでも法外に強いのはいるし、突然サツガイが出現しておまえにガチャを引かせてくれるかも知れないが、期待はするな。

逆噴射プラクティスは、1ツイートでも400字でも、毎日なんかアウトプットすることを教えている。プラクティス、エヴリデイドリーム。小説でなくても日記や散文、ポエムやハイクでもいい。そうするとおまえの脳みその筋肉やタイピング速度が鍛えられ、活性化する。インプットし、アウトプットする。いわばチャドーの呼吸だ。継続バフがかかり、徐々にカラテレベルがアップする。おまえはニンジャではないと思うのでモータルの鍛え方でやれ。ニンジャや天狗やヨコヅナなら既に鍛え方は知っておられるはずです。ご活躍下さい。

おれは緻密に構成を考えるよりは、なんか降りてきたオラクルを大事にするほうだ。ネタやアイディアや短編は即座にストックしろ。銃弾が多くて悪いことはない。メモ帳に保存し、ノートに書き留めろ。あとで必ず役に立つ。それをぶつかり合わせ、クロスさせ、マッシュアップし、スパイスをきかせろ。それで大体なんとかなる。

健康に気をつけろ
ぶっ続けでやる必要はない。ニューロンも筋肉も視力も、使いすぎると疲れてしぬ。休み休みやれ。飯を食い、風呂に入り、軽く運動し、別の趣味を楽しんでインプットしろ。殺人しない吉良吉影みたいに健康になれ。おれは死にたくないし、究極的には不老不死になりたいので心身の健康には気をつけている。石仮面があればかぶるかも知れないが、紫外線で即死するのが悩みどころだ。どこかにスーパーエイジャが落ちてないだろうか。

ウォーキング・イズ・ヘルシーだ。椅子に座ってピコピコばかりしていると心臓発作で死に至る確率が高まるという。脚を動かせ。歩けばアイディアも降りてくるし、視界もクリアになり、健康になる。腹も適度に減り、金もかからない。何晏が五石散というドラッグをキメたあと歩いたのが散歩の語源だ。曹植も七歩の間に詩を読み、ブッダは七歩進んで天上天下唯我独尊と唱えた。ただし歩きスマホや歩きイヤホンは危険だからやめろ。トラックに轢殺されて異世界転生してもおれは知らない。

「それで10万字は?」

まあ待て。音楽でも聴いてリラックスしろ。

【リラックスタイム】

【リラックスタイム終わり】

おまえの数を数えろ
簡単な算数だ。おれは5000字が一区切りだと前に書いた。10万を5000で割れば、20だ。5000文字の短編を20書けばいい。

世の中には1日10万字書くようなタイピングモンスターもいるが、通常のモータルには無理だ。時間とヘルシーとタイピング能力の兼ね合いがいる。
1日5000字書けるのなら、それを20日続ければいい。2500字なら40日。1日700字、5ツイートしか書けないなら、1週間続ければ4900字になる。20週、140日続ければ約10万字だ。逆噴射プラクティスで400字のやつをいくつか生み出したなら、それを適度に膨らませて短編集にすればいい。全部やる必要はないが。おれの手元には21発の400字銃弾がある。これに各々カラテを注ぎ込んで5000字にすると、どうだ。10万5000字の弾帯が出来上がる。

無理だと? じゃあおまえがTwitter海で日々垂れ流しているそれを、雑記や小説としてまとめろ。好事家やおまえのストーカーがいれば高値で買うだろう。

それでも10万字の長編を書きたいやつは、全体の構成を考えてからやると失敗が少ないはずだ。100万、1000万、いちおく字書けるような方は存分にご活躍下さい。

三幕八場メソッド
逆噴射先生もおっしゃっていたアレだ。おれはエピロワでこれを試してみて、その有用さを思い知った。二次創作だしいろいろ借り物の継ぎ接ぎだが、それでもだ。いきなり10万字は厳しいので何部かに分けることにした。ニンジャスレイヤーでも10万字の長編はそうそうない。第一部最終章が12万字ぐらいだったと思うし、これもいくつかに分けられていた。

まず週一ぐらいで更新することにし、週に一節、5000字ぐらいを書くことにした。これなら一日700字書けばすむ。ヘルシーで安心だ。第一部は本編を12回に分けた。5000かける12で6万字だ。マテリアルとかを含めれば結構いける。第二部はこれを参考にして、本編を16回に分けた。一場は二節1万字として、三場に明確に分けた。第三部もそんな感じだ。

そして、おれは全部書き終えてから投下している。これなら話に芯が通り、修正や訂正も安心して行えるし、定期的に投下可能だ。DIOや吉良吉影ではないが、おれは心の安定を求める。物理肉体はひとつだけしかなく、かつ瞬発力は乏しいので、まずストックをガンガン増やして安心する。投下しながら次の話の準備ができる。noteでもそんなふうにしている。

今は以上だ。

【続くかも知れない】

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