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悩むことが必須科目

人の魅力とは、
なんだろうと考えるときがありました。
スポーツができるとか、
勉強ができるとか、料理ができるとか、
笑いを取ることができるとか、
お話を聞いてあげられるとか、
人の数だけ魅力があると思います。
逆に、できないということも、
魅力のひとつだと思います。
余白があるとか、隙があるとか、
そのような人は、
ご愛敬があるといいますか、
親しみやすいといいますか、
完璧過ぎると息苦しいので、
少しできないところがあっても、
いいんじゃないかなと思いました。
できないところを共感する人もいますし、
そのほうが話しやすいし、
そこから愛着がわいて、
仲良くなれたことがありました。
ああこの人は共感できるとか、
なんか落ち着くとか、
そのようなことがありました。
魅力がないから自分には自信がないと、
思っていたことが僕にもありました。
小さい頃や学生時代は、
悩むことが必須科目だと思うので、
自分にはどんなことができるのだろう、
相手から見て自分の長所とはなんだろうと、
思い悩むことがありました。
自分のことが大好き!という人も、
確かにいると思いますが、
自分のことが嫌いという人や、
どう考えても自信が持てないという人が、
僕を含めているのだと思いました。
だから人へ、
甘えてしまうのかもしれないと思いました。
僕もそんなに自分に魅力的なものがあるとは、
思ったことはないのですが、
自分の場合、
むかし水泳サークルの部長をしていて、
サークルのみなさんがどんなふうにしたら、
楽しんでもらえるのだろう、
新しいメンバーに来てもらえるには、
どのようにしたらいいのだろうと思いながら、
水泳サークルの活動をしていました。
他のサークルの活動を参考にさせてもらったり、
自分ならどんなことができるのだろう、
どんなことをしたら楽しんでもらえるのだろうと、
思い考えて計画を立てて活動をしていました。
なので、水泳でも結果を出したいと思い、
当時は毎日のようにプールに通い、
ブログを更新していたときがありました。
魅力って、第三者から見て、
ああこの人は、
なんかいいかもしれないと思ったり、
また、本を読んで自分の長所や魅力を、
人から聞いてみるといいと書いてありまして、
実際に聞いてみたりしました。
魅力がないと生きていけないということは、
ないじゃないですか。
別に何気ない生活をしていたら、
ハッピーなことは、
意外とあるものだと思います。
だから、魅力を持とう!なんて言わないし、
黙々と作業をしたり仕事をしたり家事をしたり、
そのような人のことも、
実はまじめにこつこつおこなっているから、
すごいなあと思いました。
なかなかできないんですよ、
与えられたことをひたすらおこなったり、
ひどいことを言われても、
やらなきゃいけないことをやったり、
この、
あたりまえのことをあたりまえにやることが、
本当は、
いちばん難しいんじゃないかと思いました。
人間だから、やりたくないものは、
やりたくないじゃないですか。
そのようなことをおこなうことは、
大変なことで、大切なこと。
地味で地道かもしれないけれど、
そのようなことができる人を、
僕は魅力的な人だと思います。
ずっとストイックに、
がんばってしまうとつらいから、
息抜きができるといいなあと思いました。
そのために自分には何ができるのだろう、
何をしてはいけないのだろうと思います。
教科書には載っていない、
履歴書に書くことができないことでも、
魅力はあるのだと再認識しました。

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