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やまだリハビリテーションらぼ

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メインブログ やまだリハビリテーションらぼ からのスピンアウトです。こちらにもリハビリコラムを書いています。
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#地域リハビリテーション

いつまでも「リハマネ加算」や「生活行為向上加算」はないと思うよ!

いつまでも「リハマネ加算」や「生活行為向上加算」はないと思うよ!

あなたの事業所は算定していますか?

3月16日の介護給付部会の資料を見ながら書いています。資料はこちら
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000116465.html

通所リハビリテーション事業所のなかで、リハマネ1を算定している事業所は9割超、リハマネ2を算定しているところは3割超となっています。

この数字を見て、消極的な事業所のリハビリテーションスタ

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リハビリ系訪問看護ステーションのこれからを考える【2016年3月 記】

リハビリ系訪問看護ステーションのこれからを考える【2016年3月 記】

2015年の介護報酬の改定

2016年の診療報酬の改定

これらの二つの改定から見ると、リハビリ系訪問看護ステーションはかなり厳しい状況に今後追い込まれることになると予測しています。

その根拠はいくつかあります。

加算を算定できない理学療法士や作業療法士、言語聴覚士等のリハビリテーション専門職が訪問するパターンは

・病院や診療所などの訪問リハビリテーション事業所

・訪問看護ステーション

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今から慌てて、訪問リハ事業始めてもなあ・・・

今から慌てて、訪問リハ事業始めてもなあ・・・

回復期リハビリテーションで7単位以上の個別リハビリの実施にいろいろ制限がかかる。

だから、施設基準とかリハビリテーション専門職種の人数とかから考えて、病院からの訪問リハビリテーションを新たに開始したり、訪問のスタッフの人員を増やそうとする病院は増えてくるだろうね。

まあ、後発組だね、遅すぎる

そんなことは置いといて、多くの回復期リハビリテーション病院がおそらく訪問に乗り出す。もしくは規模を拡

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介護保険のリハビリ系事業所として生き残るために考えていること

介護保険のリハビリ系事業所として生き残るために考えていること

※このコラムは2016年2月に書いたものです。

介護保険でリハビリテーションサービスを提供している事業所としては

訪問リハビリテーション事業所
訪問看護ステーション
通所リハビリ
通所介護
老人保健施設

ってところかな。

現在はフリーランスで非常勤掛け持ちで働いていますが、今のメインは訪問看護ステーションでのお仕事。

過去には老人保健施設で7年ほど働いた経験もあります。老健では入所も通所

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地域でリハビリテーションするのが「あたりまえ」の時代に生き残るために考えるべきこと

地域でリハビリテーションするのが「あたりまえ」の時代に生き残るために考えるべきこと

今は地域でリハビリテーションのサービスを利用することは「あたりまえ」ではない。通所リハビリテーションとか訪問リハビリテーションの事業所は多いとは言えない。

ケアマネジャーさんとお話をしていても、地域格差が大きくて事業所を選ぶことができない地域もかなり多いようです。

そんな経験からわかることは、経験25年ある作業療法士だからと言って今の状態と同じままでは、これからの生き残りは厳しいだろうなってこ

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アンテナ、タコ足配線、そして司令塔としての多事業所連携の推進へ

アンテナ、タコ足配線、そして司令塔としての多事業所連携の推進へ

地域の多職種連携は「アンテナ」と「たこ足配線」っていうブログの続きを書いています。

前編はこちらです。
こちらのブログを読むのは無料ですよ。
地域の多職種連携は「アンテナ」と「たこ足配線」

だけどこの記事は有料です♪

前編で書いたのはこんな感じのこと。

地域の情報をキャッチするためにアンテナを張り巡らせる。

そうして次に、知り合った他職種と一緒に何かをしたり、担当ケースのことで連絡を取り

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