松長大樹(ヤマネコ工房)

彫刻製作と出張型ワークショップを行なっています。子供の施設等での活動記録、彫刻作品など…

松長大樹(ヤマネコ工房)

彫刻製作と出張型ワークショップを行なっています。子供の施設等での活動記録、彫刻作品など。近年は自身の彫刻展示と共に「みたてブローチ」ワークショップを国内外で行っています。WebSite→http://daiki3.com/

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最近の記事

教育に自分の表現もあって良いのか。

先日「美術館はどのような場所なのか 教育普及の視点から考える」を偶然見つけてオンライン参加した
。 
うんうん共感する事と色々省みることもあった。 僕は学芸資格もなく、美術館に勤めているわけではないけど 
ここ数年幼児や学生と関わって教育普及に携わりたいと思ってる。 一番印象的だったエピソードは、これ。
 『盲学校の子供達は彫刻作品を触って鑑賞してもらうように考えていた。 しかし「なぜあの子達は触って良くて私たちは触ってはいけないのか」と
問合せが出ることが考えられたので

    • ゲームマーケット2021大阪に参加しました

      ゲームマーケット2021大阪に参加しました。 昨年はコロナで直近に中止になり、とても残念でした。仕方ないけど。 ゲーム作り始めたのは2019年だけど、よく考えたら10年の積み重ねだった気もするので簡単にまとめておこうと思う。 追記)ボードゲーム制作の記事をマガジンにしてみました。 もともと僕はゲームを作る気は全く無く、遊ぶ専門。 2011年7月、木彫展示でお世話になっているギャラリーオーナーから「ボードゲームて知ってます?海外のボードゲームはアートワークも良くて面白いです。

      • キッズプラザ大阪で「みたてブローチ」2020

        12月。キッズプラザで「みたてブローチ」を行いました。 なんと今回で4年目!ありがとうキッズプラザ大阪! みたてブローチ 子供の頃に雲を見て、生き物や何かの形を見つけて遊んでいました。 大人になってからそれを「見立て遊び」と呼ぶことを知りました。 木彫をするようになり、制作過程で沢山出てくる木のかけら。 かけらでも捨てるのは気が引ける。 かけらはどんどん溜まっていきました。 ある日、木のかけらをクルクル回して見ていると城の形に見えてきました。 彫刻制作と同時に彫金教室に通っ

        • 「田んぼにドボン」のあそび方動画

          「田んぼにドボン」のあそび方動画を作りました。 田んぼにドボンの詳細はこれ あそび方動画、ずっと作りたかったので作ってみた。 2021/3/28 ゲームマーケット大阪で20個ほど再販予定。 でもコロナの影響で開催は未定。 開催されて欲しいけど、無理してする必要はないと思ってる。 創作GAME部で参加予定です。 ボドゲーマにも登録したので見てください〜 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 自分で「田んぼにドボン」を作ってみよう! 動画を作って

        教育に自分の表現もあって良いのか。

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        • ゲームマーケットに出展するまで
          8本

        記事

          子ども と 大人と「みたてブローチ」

          9月。大阪で「みたてブローチ」WSを行いました。 消毒、マスク、コロナ対策をして挑みました。 今回は急遽京都から大阪に会場を変更しましたが 子供2人、大人3人が参加してくれました。 小学生は細長い木っ端をすぐにキリンに見立てました。(画像荒いです) キリンの模様も頑張って表現しています。 描いては塗り直して、という痕跡が見えます。 ブローチピンのネジ止めも頑張ってくれました。 中学生は木を選ぶ時にはじっくり探していましたが、 形を見つけてからは、イメージが明確だったよう

          子ども と 大人と「みたてブローチ」

          二人展開催中です。

          10/20-25 小西聡甫・松長大樹 二人展/ギャラリーあじさい/兵庫 連日沢山の方に来ていただいています。 久しぶりの方にも会えるので、僕の中では展覧会はお祭りな感じ。 彫刻作品は24点。 久しぶりにガチャガチャも作りました。 一回500円。 超大当たりで自作ゲーム「田んぼにドボン試作版」が入ってます。

          YouTubeチャンネル作りました。

          YouTubeチャンネル作りました。 コロナ禍では子供たちとWSをする事はとても困難。 これからを生きる子供達が新しい出会いや学びに触れる機会が減るのは 大問題だと思っていて。 ワークショップは子供の表情や会話を通して変化するものなので、 動画で伝わるとは思わない。 けど僕が使う言葉や注目する部分も入れながら作りました。 ワークショップに参加できない子 療養中で今まで以上に外部と関わる事ができない子 どこかの誰かが偶然見て、遊んでもらえれば。 コロナで中止になった2人展

          YouTubeチャンネル作りました。

          年少さんと「ぼく、わたしのお弁当」

          2月。年少さんと工作。 もうすぐ年中さんになるので、今までよりも少し凝った、だけど イメージのしやすい物という事で「お弁当」を作りました。 さて、この見出し写真の食べ物は何でしょう。 答えは一番最後に。 粘土、紙、毛糸、フェルトなどを用意 素材を紹介しながら粘土でおにぎりを作って見せたので、 同じようなものが多くなるかな?と思いきや、 自分が好きなものや親しんだおかずを作ってくれました。 茶色の紙で粘土を包んで「おいなりさん」 「ハムとチーズのサンドイッチ」 ※隣にある

          年少さんと「ぼく、わたしのお弁当」

          年中さんと「やじろべー 」

          1月。年中さんと「やじろべー」を作りました。 今回も、針金に日用品のをくっつけてバランス遊び。 くっつけると比重が変わりユラユラゆれるのが楽しい。 「鳥」「招き猫」とイメージした形に作る子も。 完成したあとは遊びの時間。 鼻の長い彫刻を持参したので、そこに乗せて遊んだり、 先生と子供たちで円を作って指リレーして遊びました。 針金は尖っているので注意も必要だけど、素材としての魅力が沢山ある。 まだ活かしきれていないので、また違う遊びに繋げたいと思います。

          年中さんと「やじろべー 」

          2歳さんとオーナメント作り。

          12月。クリスマスに向けて紙粘土でオーナメントを制作しました。 素材を生かして自分で作る事が大切なので、 オーナメントの形に決まりはありません。 紙粘土の塊を指でギュッと押して窪ませる行為が楽しいようで、 多くの子が感触で遊んでいました。 いつも使っている粘土と比べて「柔らかい」と話していたので 普段から色々な素材と触れ合っているからこその発見です。 食紅で色付してしっかり混ぜる、マーブルで楽しむ。 具体的な形を作るよりも、薄くする、丸める、感触で遊ぶなど。 ビーズを

          2歳さんとオーナメント作り。

          キッズプラザ大阪で「みたてブローチ」2019

          12月。 キッズプラザ大阪で「みたてブローチ」ワークショップ(WS)。 今回で3回目!沢山の子どもたちが参加してくれました。 昨年の様子はこちら 「みたてブローチ」WSが生まれた経緯をnoteにも書いておく。 子供の頃に雲を見て、生き物や何かの形を見つけて遊んでいました。 大人になってからそれを「見立て遊び」と呼ぶことを知りました。 木彫をするようになり、制作過程で沢山出てくる木のかけら。 かけらでも捨てるのは気が引ける。 かけらはどんどん溜まっていきました。 ある日、

          キッズプラザ大阪で「みたてブローチ」2019

          年少さんと「透明ふわふわ」

          12月。年少さんと「透明ふわふわ」 透明、柔らかい素材を用意。 空気や透明、見えない物で体験遊びをしました。 空気を袋で捕まえる、結ぶは苦労する場面も見られましたが、 透明素材を重ねたり、紐を巻き付けてみたり。 ふわふわを感じながら、作ってくれました。 3人で集まって話しながら作る子も。 透明に関心を持った子は、セロハンを重ねて 「メガネ」を作りました。 紐を付けてリュックにする子もいて、中にはお弁当も入っています。 最後に全員の作品を部屋に吊って鑑賞しました。

          年少さんと「透明ふわふわ」

          ゴッホ美術館「ゴッホすごろく」を見て色々思ったこと。

          SNSで流れてきた、ゴッホ美術館、新作のゴッホすごろく。 https://www.vangoghmuseum.nl/en/whats-on/we-bring-the-museum-to-you/children ボードゲームが好きな人から見ると、特に変わった要素もないただのすごろく。小さい子供も遊べるゲーム。 でもゴッホの歩みや歴史がわかる。 63マスでゴールって事は、63歳で亡くなったて事?そんな長生きしてた?46マスに「ひまわり」があるって事は46歳で描いた?とか気にな

          ゴッホ美術館「ゴッホすごろく」を見て色々思ったこと。

          まとまりのないコロナウィルスでの僕の心境。

          新型コロナウィルスでもう十分ハートはやられてる。 辛い。 自分が発症していなくても、感染していて周りの人や、 高齢の親にうつしてしまわないか。 時給、日給の僕の生活はどうなる。 ウイルスの恐怖も避けるべき行動もニュースで調べてるつもり。 政府の発表を聞いていても安心感も得られない。 まぁ未知のウィルスだから誰もわからない。 僕の作ったボードゲームで親子で遊んで貰えたらとも思うし、 僕の作品で、ふと日常に戻れる体験をしてもらえないか、とも思う。 けど、僕は別に鋼のメンタルで

          まとまりのないコロナウィルスでの僕の心境。

          「My田んぼにドボン」を作ってみよう!

          感染予防対策で室内で過ごす事の多い子供と保護者の方へ。 「My田んぼにドボン」を作って遊んでみよう! 「田んぼにドボン」とは、作物や食べ物を車に乗せて落とさず運んで売り上げをゲットできるかハラハラドキドキの子供達に人気のボードゲームです! 最初に「田んぼにドボン」の作り方、説明書等を公開する理由は、新型コロナウイルスの影響で室内で過ごす事の多い子供にも遊びが届けられたらな、と思ったからです。 子供と保護者の方で絵を描いたり、塗ったりしながらゲームを作って、出来たもので遊ん

          「My田んぼにドボン」を作ってみよう!

          ゲームマーケット大阪2020で「田んぼにドボン」発売!(感染予防対策で開催中止!)

          ゲームマーケット大阪2020で「田んぼにドボン」を3500円で販売します。「創作GAME部」チ01。 「田んぼにドボン」は、カードを引いて指示された野菜コマを車に積んで、指で押して野菜を運ぶゲームです。 小さい子供も遊べるように作りました。車、ボードが手作りの為限定6個。 購入時に車の色を選んでもらえます! 今回も可愛いと人気で、安心、安全品質のイワコーさんの野菜消しゴムをコマにしました! 以前販売した時の様子はこちら。 「田んぼにドボン」には無地の道ボード(小)とカー

          ゲームマーケット大阪2020で「田んぼにドボン」発売!(感染予防対策で開催中止!)