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アナタなら周囲と同じなことを重視する考えと個性重視の考えのどちらを選ぶ?

多用途に使い回す日本の代用文化の同一性志向と個性重視志向の価値観について

まず冒頭に一言。上記のようにタイトルを付けたんだけど、あまりにも漢字だらけで固っ苦しいものだから、それを小見出しにしてタイトルは別のものに変更してしまいました。😅

この記事は、こちらのアカウントで2月15日に投稿した記事の続編みたいな内容になっているので、もしまだお目通しいただいていないのなら、こちらの記事も合わせてお読みいただくと、わかりやすいかと思います。(^_^)b

日本の代用文化はSDGsの多様化の時代にもっと認められていいと思う


上記の記事ではタイトルに付けたように、日本の文化は代用することに重きを置いており多用化や多様化の観点からも、もっと注目されてもいいと思うという主張でした。

その主張に沿って、西洋の食卓におけるカトラリーとお箸の比較や畳み文化の良さに、修行僧の托鉢のお鉢や風呂敷を代用・多用化の例に挙げてみたんですよね。

そして、前回の記事でお伝えできなかった代用や、多用化の事例になりそうなことを挙げると、武士の刀もその事例になりそうなんですよ。

最近の大河ドラマでご覧になったと思うけど、平安時代末期までは武士の刀は佩刀はいとうといって、西洋のサーベルのように、腰に吊り下げるスタイルだったんですね。

その吊り下げスタイルの佩刀から、刀をじかに腰帯に差し込むスタイルである帯刀たいとうが主流になった理由が、いざ闘うという時に素早く抜きやすくて、吊り下げる紐類も不要になるという点にあったのでしょう。

要するに吊り下げているより、使うときの便利さで、帯に差し込むほうが潰しが利くということにあったようですね。

刀を帯に差し込む帯刀のスタイルになってこそ、居合術いあいじゅつという技も生み出されたし、その居合術技の技法も時代とともに各流派に分かれながら、洗練されたり体系化されて磨かれていったのです。

ここにも多用、代用の文化が見て取れるのではないでしょうか。

ということで日本の代用・多用化の文化が生んだ「工夫して多用途に使い回す」という共通の価値観が、日本文化での「同一性を求める価値観」とリンクして、同一性重視の文化になっているのでは無いかと思うわけですね。

すべて工夫して代用することや多用できるシステムが、用途を特化した個性を排除する風潮になったのではないかと、個人的に推測しているのです。

仕事や学校で横並びの同じ行動を教え込まれ、生産性を高めるための歯車として全体の中のパーツとして優秀であることを求められていたことが、日本の文化に影響を及ぼしているのではないかと、そう考えているのですね。

行軍や行進といった団体行動で、テンポを外したり列を乱したりするとお叱りの声が上がるわけで、みんなを揃わせるために運動会で行進用の歩き方を叩き込まれたのも、健康体への義務教育の現場で行われていた弊害です。

教育者の人たちは、健康体(いわゆる自然体)にとって行進用の歩行訓練を教え込むことが害になるなんて、考えてもいなかっただろうと思います。

その弊害として、重心が正しく通っていない歩行や走行を繰り返し、大人になってから膝・腰を痛めたり、足腰を悪化させたり、O脚・X脚や下腹ぽっこりの体型を生み出す要因になっているようです。

そろそろ大人ならば、同一性を重視したほうが良い場面と、個性を発揮しても構わない場面をしっかり分別して、最適な選択をすべきだ思うのですね。

世界中のどこを見回しても、アナタと同じ人物はどこにも存在しないのと同じで、唯一無二の存在であるアナタが、なぜ周囲の目を気にしてみんなと同じで無けりゃいけないと思うのか、そこを考え直すことも大事です。

周囲と同じで無けりゃいけないという、同一性を重視する価値観が、ストレスを生みだしているのかも知れません。

もちろん社会に適合することは大事なことだけど、何と引き換えにして自分が無理をしなければいけないのか、そこを考えてみるべきですよね。

それぞれの存在と個性を大事にして、楽しく生きれば良いと思うのです。

パートナー選びにしても同じで、相手のどこを見て選ぶべきなのか、自分の心の声を聞けば、その答えは自然と出てくるのではないでしょうか。

自分にとってのベストな候補が、せっかく目の前にいるのに、自分の外見に不満を感じて整形したり、ド派手なメイクをしたばっかりに、相手に気づかれもせずに素通りされてしまうケースが、腐るほどあるはずなんですよ。

一生をともに過ごすパートナーを選ぶのなら、相手の外見・見てくれだけで判断するのでは無く、相手の個性を重視して少し欲張るとしたら、自分から見て可愛げがあるかどうかで、ベストパートナーを見つけることですね。

個性を発揮することは、奇をてらうこととは違うのだから、そこを間違わないようにして、自分の個性を活かすようにしたいものですね。🤗


ってことで、タイトルからは逸れてしまった気もするけど、今日は
アナタなら周囲と同じなことを重視する考えと個性重視の考えのどちらを選ぶ?」という同一性重視と個性重視の価値観についての話でした。(^_^)b
※見出し画像のイラストは、メイプル楓さんからお借りしました。


では!

似てようが  オンリーワンで  のほほんと


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