見出し画像

今日は終戦の日ですが台風7号の進路にあたる地域ではお墓参りもできませんね

今年もまた当たり前なことだけど、終戦の日というか終戦記念日がやって来ました。

終戦に記念日という表現もなんだか妙な気がするのは私だけでしょうか。

とにかく、この日に戦争が終結したということで、記念の日になるんでしょうが、この日の話題になると靖国神社参拝が取り沙汰されるのが、例年のセットみたいなもんですよね。😅

私には終戦の日や終戦記念日といった話題になると、必ず思い出してしまう子どもの頃のエピソードがあって、ずいぶん前に投稿したこちらの記事でもその思い出を投稿しているけど、傷痍軍人しょういぐんじんの思い出になります。


私たちがまだヤンチャ盛りのハナタレ小僧だった、昭和30年代半ばから昭和40年にかけての時代は、傷跡も生々しい戦争帰りの元軍人さんたちを町中で見かける機会も多かったのです。

だけど、昭和も40年代に入ると、そういった戦争帰りの元軍人さんの傷痍軍人しょういぐんじんさんを目にする機会もめったになくなりました。

だからなのか、子どもの頃に出会った傷痍軍人しょういぐんじんさんのことを、今でもどこか忘れられない思い出として、記憶の中にとどめているんですよね。😔


その頃私が出会った多くの傷痍軍人しょういぐんじんさんの中でも、一番強く印象に残っている姿で現われたのが、以前も投稿した先ほどのリンクを貼った記事に登場する傷痍軍人しょういぐんじんさんでした。🙄

戦争って悲惨だなぁ・・・と、子ども心にもそういう思いを抱かせるに、じゅうぶんすぎるほどインパクトが強かったので、その強烈な印象とともに私の記憶から消えることはないのです。

そのインパクトがどのようなものだったのかは、上記に貼ったリンク先の記事をご覧いただくとして、広島と長崎の平和記念式典や毎年の終戦記念日の話題に触れる機会があると、必ず思い出すエピソードなのです。

それにこの時期というのは、地方に多いお盆の時期とも重なるので、お墓参りをしてご先祖様の供養をする機会も多く、そのことでも戦争の犠牲になったご先祖さまを偲ぶご家庭も、まだあるのではないかと。

もう亡くなったんですが私の父親も、南方戦線という激戦地で戦い、終戦とともに連合軍のオーストラリア軍に降伏することになり、虜囚として過ごした頃の思い出話を、幼い頃の私に語って聞かせた記憶があるのです。😢

私の記憶に残っている思い出話は、我が子に聞かす話だったからなのか戦地での悲惨な戦闘のことは多く語らず、タロイモをすりつぶして食料にしたという話や、パンの木の話といったような子供向けの話がほとんどでした。

ただ一度だけでしたが、テレビの戦闘シーンを見ているときに父がボソッと語った言葉が「同じ部隊の戦友が敵に撃たれたら、そこから、みんな人じゃ無くなるのょ・・・・正気じゃなくなるのょ」というつぶやきでした。

そのつぶやきで、戦争の悲惨さや恐ろしさを教えてくれたのでしょう。

そりゃ、そうですよね。
辛い戦地で極限の状態で戦いながら寝食を共にしてきた戦友が、目前で敵の銃弾に斃されると、正常な心理状態でいられなくなるのも無理は無いという気がします。

目の前で味方の戦友が斃されるのを見せられて、相手の人格や人権の尊重などという意識は、もはやどっかに吹っ飛んでしまい、敵を人としても見ていられないと想像できるので、常軌を逸した行動も取れるのでしょうね。

そういった極限の状況にまで追い込んでしまうのが戦争だろうから、人類はお互いを戦争で傷つけ合うという無益なことは、絶対に避けなきゃいけないと思います。


不幸にもそういう戦地で命を落とされた多くの軍人さんや、戦争で亡くなられた多くの犠牲者の方々を慰霊するために、墓地や霊廟に参拝して哀悼の意を表するのは、戦争に絶対反対の立場でも矛盾はしないと思うのですよ。

今の日本という国がこうやって存在できているのも、戦争で命を落とされた多くの方々の犠牲の上に成り立っているわけなので、どこを参拝して慰霊するのに悪いということはないかと。

まぁ、言ってみれば墓参りと変わらないわけですもんね。(^_^)b

お盆の時だけお墓参り・・・というのが、ほとんどの人たちの行動習慣ではないかと想像しますが、私たち夫婦は鹿児島という郷里に住んでいるのでお墓参りは散歩ついでの、日常茶飯事なことなんですよね。😄

ちなみにですが、お墓参りのお花を日本全国でもっとも消費している都道府県はどこか、という話題がテレビで取り上げられたことがあるのですよ。

そのダントツの全国一という栄冠に輝いたのが、実は鹿児島県だったという調査結果が出ていましたね。

といっても、その調査は「ケンミンショー」調べでしたけど。🤣

まぁ、ご先祖様の墓参りっていう行動が、それぐらいにここ鹿児島県では日常生活の中に溶け込んでいるわけですね。

お墓参りに行くだけではなく、おうちのお仏壇に手を合わせることで1日が始まり、夕食前にも手を合わして1日の無事に感謝してから、家族そろって晩ご飯をいただくという生活が、田舎暮らしのルーチンみたいなもの。🤣

困ったときだけのなんとやらでは、御利益も功徳もありゃしませんからね。
ふだんの生活から周囲やご先祖様に感謝することで、その御利益・功徳は与えられると考えていたら、そんなに悪い人生にはなりませんよ、きっと。

だからというわけではないけど、この私の習慣というか癖というか、人から見たら感謝癖があるんじゃないのって陰口叩かれるくらい、日常的に感謝しまくっているのです。

もちろん、みなさんにも感謝しております。😆

正直に言うと一番感謝しているのは、この世に産み落としてくれた母親や育ててくれた父親で、もう一人、今も一緒に過ごしてくれている我が家の彼女なんですけどね。🤣

あなたも、ありがとうの口癖をつけてみませんか?
きっと人生が変わルと思います!🤗


ってことで、今回は
今日は終戦の日ですが台風7号の進路にあたる地域ではお墓参りもできませんね」という終戦の日にまつわる話題でした。(^_^)b
※見出し画像のイラストは、メイプル楓さんからお借りしました。


では!

忘れずに  お墓参りを  のほほんと


<昨日投稿のサブアカの記事がこちら!>


この記事が参加している募集

夏の思い出

今日やったこと

この記事をわざわざ読んでいただいたご縁に感謝します! これからもクリエーター活動にがんばります!サポートを心の支えとクリエーター活動に活かしますので、よろしかったら応援よろしくお願いします。