見出し画像

クマの駆除に反対するクレーマーの存在が問題になっているけどどう思いますか

全国各地でクマによる被害が報道されているけど、その駆除に乗り出した地方自治体にクマを殺すなとか、クマの命を守れなどという執拗な抗議の電話が個人や団体からあるんですと。

中には「人命よりクマの命を守れ」なんて叫ぶ人もいるようで、抗議行動というよりもはや悪質なクレーマーと見なされるほど。

自然保護とか環境破壊に対する流れの中で、クマの命を・・・・・・という主張はなるほど正しいと、勘違いする人もいるかも知れない。

ただ、人命よりクマの命が大事というのは、いただけない。

今回の問題で感じるのは、ヒステリックに抗議の声を上げている人たちは、クマの被害で窮地に立たされている生活圏とはほど遠い、都会部に住み自分事ではないことに目くじら立てている、という外野からの声であること。

今年度のクマによる人的被害について、環境省のまとめでは、統計開始以来最多の被害件数となっているようで、人的被害は180人に及び、死亡事故に至った人数もすでに5人という被害の多さなのだ。

報道を見る限りにおいて、クマが里山や町中に降りてきて、人を恐れる風もなく食べ物をあさっている姿が映し出されているけど、家の中に籠もる人を襲って食べ物を手に入れようとする危険も孕んでいると思う。

クマと人が共存できる環境を整えることが目標ではあるにせよ、人的被害を及ぼしている害獣であるクマを、ペットなどの愛玩動物と同じ位置づけでとらえるのは、認識違いも甚だしいと感じる。

クマの襲撃に脅えて生活しなければならない地域では、クマとの共存というきれい事以前に、まずは自分たちの命の危険を排除し、安心して暮らせる生活環境を確保することが最優先課題だと思う。

クマの命を守れ、クマを駆除するな、と主張する人たちは、まずクマの被害に怯えて暮らす人たちと同じ生活圏で暮らしながら、その声を上げるべきではないかと。

人それぞれで意見も違うだろうけど、当事者が一番真剣に悩み解決策を模索しているのだから、外野は引っ込んで、当事者から意見を求められたときに発言すればいい。

まぁ、そんなことを考えさせられたクマ問題でした。

これも平和ボケ、なんだろか。
襲われたら防衛するのは当たり前のこと。クマの攻撃から身を守るための防衛や防御を考えるのは、クマが生息する場所で生活するなら当然の備え。

クマからの襲撃を防御するだけでなく、人の命を防衛するためにクマを駆除することは、環境保護や生態系の維持と矛盾しない。そう考えているけど。

あなたはこの問題、どう思いますか?


ってことで、今回は
クマの駆除に反対するクレーマーの存在が問題になっているけどどう思いますか」というクマによる人的被害に対する抗議の声についての意見。😅
※見出し画像のイラストは、メイプル楓さんからお借りしました。


では!

安全の  確保優先  のほほんと


<昨日投稿のサブアカの記事がこちら!>


この記事が参加している募集

みんなの防災ガイド

防災いまできること

この記事をわざわざ読んでいただいたご縁に感謝します! これからもクリエーター活動にがんばります!サポートを心の支えとクリエーター活動に活かしますので、よろしかったら応援よろしくお願いします。