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ジェンダーとかセクシュアリティとかその辺り

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ジェンダーについて知れば知るほど、生きづらくなった?

ジェンダーについて知れば知るほど、生きづらくなった?

結論から言うと、生きづらくも、生きやすくもなったと思う。

第一フェーズ: 生きづらくなってかなり悩んだ

本を読めば読むほど、気になることを調べれば調べるほど、実は世の中にはこんなにたくさんの見過ごせないポイントがあるのだと気づいて生きづらくなった。

テレビをつければそれまで笑えていたことを笑えなくなって、それまで気にならなかった友達の発言が気になって、自分が話す一言一句にも気を遣って話しづら

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「しっかりしているから彼氏必要なさそう〜」って、等式として成り立っていないぞぉ〜

「しっかりしているから彼氏必要なさそう〜」って、等式として成り立っていないぞぉ〜

「しっかりしているし自立しているから、彼氏欲してなさそう、結婚とか興味なさそう」とか、結婚願望があると言うと「え、意外!仕事バリバリやっていきたいタイプだと思ってた」って言われることがまぁまぁあるんだけど、それってよく考えてみるとあんまりロジックが上手く機能していなくない?と思う最近。

「自立」が精神的な意味にしろ金銭的な意味にしろ、「自立」しているからって必ずしも一人で生きていきたいというわけ

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「性的マジョリティ」なんてもはや存在していないのでは・・・?という話。

「性的マジョリティ」なんてもはや存在していないのでは・・・?という話。

いわゆる「性的マイノリティ」を指す言葉である"LGBT"や"LGBTQ"という言葉たちは日本内でも結構浸透してきたと思う。

「マイノリティ」(少数派)がいるということは、つまり「マジョリティ」(多数派)もいると考えて自然なわけで、基本的にそのマジョリティというのはシスジェンダー(体の性と心の性が一致している人)でありヘテロセクシャル(異性愛者)の人たちのことを指している。

「マイノリティ」の人

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その他大勢の男性にまでも、後ろめたさを感じさせる社会にはなってほしくない

その他大勢の男性にまでも、後ろめたさを感じさせる社会にはなってほしくない

「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」

という発言から火がついた(現在進行中で燃え盛っている)一連の問題。

世のフェミニスト(男女平等を目指している人たち)はもちろん、女性差別や男女間の不平等にあまり関心がない人でも「ん?これはまずくない?」って思った人も多いかもしれない。

今回この発言をした森さんはその後の会見でもなかなかな発言や態度をとっていて、これはどういう形で終息を迎えるの

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日常で使う言葉をアップデートする : Update the world #1

日常で使う言葉をアップデートする : Update the world #1

今日、news zeroのweb番組「Update the world」を見て、感動したので関連してこの記事を書いています。

この番組は、SDGsを軸に価値観のアップデートをしていく番組で、今回(初回)のテーマは「LGBTQ」。

普段あまりテレビを見ないのでTverで生配信という形も嬉しかった。

アーカイブ配信もあるみたいなので(たぶん)詳しい内容についてははそちらを見ていただくとして、私は

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「フェミニスト」って、関わりたくないイメージ?

「フェミニスト」って、関わりたくないイメージ?

「フェミニズム」・「フェミニスト」

これらの言葉ってどういうイメージ?とインスタでアンケートをとってみた。

結果、

1. 女性の権利や立場を守ることがとにかく大切。男性嫌悪な雰囲気もある。➡︎70%

2. あくまで男女平等を目指している。
➡︎30%

ほう、、、、。綺麗に分かれたな。

この疑問を持ったきっかけは、私はもともと2の意味だと思っていたのだけれど、大学でジェンダーについての授

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"モテコーデ”という概念に永遠のさよならを告げた話

"モテコーデ”という概念に永遠のさよならを告げた話

私が好きで着る服装は、”男ウケ”が悪いと言われる。

女子には好かれるけど、男ウケは良くなさそうだよね、と。

夏だったら白い無地Tシャツをジーンズにインして、厚底の黒いスポーツサンダルに真っ赤なリップにおおぶりピアス、という感じ。

そうかぁ、、せっかくならウケがいい方がいいよな、と思って、せめて初対面の男の人と会う時は少し、いわゆる”モテコーデ”を意識している時期もあった。

”モテコーデ”の

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