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1日1とーん

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書くことを忘れないためのつぶやき集
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#休憩

かつては予定がない日は損失のような気もしていたけれど、「予定がない」予定を意図的に入れてみたら、自分のための気の向くままのインプットや思いつき、に向き合えて、心にゆとりが生まれた気がする。疲れたらちょっと「なにもしない」が、ポジティブな意味で許される社会でありますように。

少し仕事に前向きな集団にいると、SNSでも、雑誌でも、休日であれ何かをすることを常に強いてくるけれど、思いきってなにもしない日、を作ることが、こんなにも自分の気持ちにゆとりを与えるとは。なにもしない日、早く来ないかなぁ。

情報過多になると、目の前のことに追われて、ああもう少し"メタ"的な視点を持つべきだった、と思うのは、それが終わってからだ。いまは、とりあえず目の前のことをこなした解放感と、およそ1ヶ月ぶりの心安らぐ休日に、ただただ感謝している。もう一歩前に、と思うのは、もう少し先かもしれない。

しばらく息つく間もない日々を過ごすと、朝起きて、人を見送って、趣味に時間を使って、晩ごはんの買い出しに行くような絵に描いたような平凡な日常が、本当に尊いものに思える。わたしの連休は、非日常となった「日常」を取り戻すーそんな日で始まりました。

何が何のインプットになるかわからない、というのは真だと思う。その一方で、常にアンテナを張り続けるなんて、パンクしてしまってとても無理だ。そろそろ無理だー、という予兆を感じたら、1回消化して、またインプットの種に気付けるようになりたい。

スケジュールが埋まっていない時間に寄り添うってすごい素敵だなぁ。もともとスケジュールをどんどん埋めがちで、空白の時間を作るのが下手だから、ふと手に取った午後ティー見ながらハッとした、休日の午後。

なにもしない、を楽しめる人になりたい。予定を詰め込まずに、なんとなくなにかに向き合う時間が、自分を回復させてくれる側の人種であることに、やっと気づいた。