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わらびの一番美味しい食べ方は二杯酢やで

もんぜん市のおばちゃんたちが口をそろえて、「わらびの一番美味しい食べ方は二杯酢やで」とおっしゃる。


もんぜん市

滋賀県多賀町、近江鉄道多賀大社前駅で週に3日間、午前中だけ開催される「もんぜん市」。地元のおっちゃん、おばちゃんが畑で作った野菜を持ち寄って販売されています。

スーパーでは出回らないちょっと規格外の大きく成長しすぎたものや、間引いたもの、曲がったり割れたりしたものが並んでいますが、これが本来の野菜の姿。お財布にも優しい破格値で販売されていて、しかも、味が濃くて美味しい。農薬不使用の安心感と、露地物が並びます。
よって、年中きゅうりやトマトが安定して置いている事は無く、旬が感じられるのが素敵なところなのです。
さらに、魅力は、生産者さんが店番をされていることです。作った人とお話しが出来て、一番美味しい食べ方が聞けるのです。
わらびのあく抜き方法を教えてもらったのも、もんぜん市のおばちゃん達から。
ワラビにはあく抜き用の灰が付いて販売されています。重曹を買ってこなくては・・・と心配しなくてもいいのがありがたいのです。

あく抜きはお湯をかけるだけ

お湯を沸かして、ワラビと付いていた灰を器に入れてお湯をたっぷりかけます。
一晩そのまま置いてあく抜き終了。
水洗い後、水に浸けて冷蔵庫で保存しますが、今回はすぐに調理しました。

二杯酢にチャレンジ

①二杯酢を作ります。土佐酢かな?鰹を入れたので・・・。
酢大さじ3 醤油大さじ2 花鰹を軽くひとつかみ入れて、レンジで少し過熱。
②さっと茹でたワラビを切り①に浸します
出来上がり!一晩置くと味がしみこみました。

カンタン酢が便利でええよ!とおばちゃんにすすめられましたが、買いに行かないと無かったので・・・。
確かに、美味しい!簡単なので、これはわらびシーズン中に何度も作りたいです。
そしてもう一品。

定番わらびと油揚げの煮物

わらび・・・一束
油揚げ・・・1枚
酒・・・大さじ2
醤油・・・大さじ2
みりん・・・大さじ3
水・・・100㏄

①油揚げは湯通しして短冊に切る
②わらびは3~4㎝に切る
③調味料を合わせて火にかける
④油揚げをさっと煮る
⑤わらびを入れてさっと火を通す

10分足らずで完成!一晩置いた方が味がなじんで美味しいです。

二杯酢と煮物 

2品完成!さっぱりシャキッとしたワラビの二杯酢と、油揚げとともにいただくふっくら優しい味の煮物。
もんぜん市に通わなかったら、ここまでマメにシーズンに何度も山菜料理はしなかったと思います。

おまけ


日々嫌がらせ顔弁当にも山菜、入ります。
今日のお弁当は
目・・・出汁ガラ昆布の佃煮に実山椒目玉
口・・・自家製梅干し(こちらのリンク先に嫌がらせ顔弁当の数々。現在も作り続け・・・まもなく300個の顔弁当に。)
ワラビの煮物
タケノコの木の芽和え
イタドリの穂先天ぷら
大根の間引菜おひたし
豚ピカタ


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