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お手軽に「ぼたもち」を3分でつくる


令和6年3月20日春分の日、お彼岸の中日。
暖冬で土筆が出てきて、ぽかぽか陽気でそのまま春になるのかと思いきや、今日は、早朝から落雷、霰が降り霙まじりの荒天。
お墓参りは、天気の良い日に改めます。
家族みんな大好き、ぼたもち(おはぎ)。
我が家では年中「おはぎ」と呼びますが、春は牡丹餅というそうなので。今回はぼたもちで書きます。


年々土筆が出るのが早くなっているような気がします
2024年3月15日

餡は前日から解凍

お墓参りに行くのに、ぼたもちがあったら喜ばはるかなあと思い、冷凍保存しておいたそら豆の餡を出して、冷蔵庫で解凍していました。

一口サイズに丸めて冷凍保存していました。
冷凍庫から出したての餡に霜が付きトリュフチョコのよう

ラップで丸める

もち米ごはんは、わざわざ炊きません。ふつうに炊いた白ごはんをちょっと摺りこぎで潰して、ラップでひと口大に丸めておきます。
そこに、解凍した餡をくるんで出来上がり!
手も器も汚さずに、ささっとラップの中で丸める。
ごはんの中に餡を包んだのには、きな粉をたっぷり。

市販の餡を買ってきて、白ごはんを包むだけでもOKですよね。
お手軽に出来るズボラぼたもち。もち米でないので、あっさりいただけます。

3分でぼたもち完成

母の所作は丁寧でした

母は、餡を炊き、もち米も炊き、半殺しに潰したもち米を丸めておき、バットの上にきれいに整列させて、下ごしらえ準備万端で包んでいました。
子ども心に、料理が仕上がっていく所作が美しいなあと眺めたものでした。
晒し布巾をよく絞って、丸めた餡を晒にのせて、上品なサイズに晒しで包みながらカタチを整えて大皿に美しく並べていました。
お重箱に詰めてもらい、いとこたちとピクニックに持って行ったのも楽しい思い出。
庭から葉蘭を摘んできて敷いたり、南天の葉を飾ったり。
今は、庭に葉蘭も南天もないので、いつか植えたいと思いつつ十数年…。

季節には季節のものを、時にはお手軽に、気負わずに作るのもいいかなあと思います。


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