じょちぃさん

心を癒す仕事をしています。結局「死」を知ってる私たち、結構な不幸を背負って生きてる私た…

じょちぃさん

心を癒す仕事をしています。結局「死」を知ってる私たち、結構な不幸を背負って生きてる私たちだから、手を打たなければ辛いだけなのかなって。だから生きやすさを求める必要があると思っています。そんな話と子育てが少し楽になるお話とかができたらいいな、って思っています。

最近の記事

国会の徹夜審議を眺めつつ思った射精管理

学歴に経歴、取得資格だけでなく、血筋も必要なのが政治の世界。申し分のない肩書きに見合う能力があるのかと思いきや、意外と口先ばかりで小賢しい、忖度ばかりで目先のことしか見えていない政治家の多いこと多いこと。 将来が楽しみな人材はいるにはいる。応援したい政治家が与野党ともに何人かいる。だが政治の世界も人材難、政党維持には人数揃える必要があるので、どの政党にもクソみたいなのが混ざってしまう。そして腐ったみかんの方程式とばかりに、箱の中は異臭で満たされていく。そこを、重箱の隅を突く

    • 子どもを苦痛に感じる時代に

      The foolish man seeks happiness in the distance, the wise grows under his feet. 愚か者は幸福がどこか遠い所にあると思い込んでいる。賢い者は幸福を足元に育てる。 James Oppenheim 「子どものいない人のほうが幸せ」から始まるこのコラム。子育てに時間と労力のかかる小さい時だけが大変なのではなく、子育てが終わったシニア世代も、子どもがいない人より幸福度が低いと言うではないか。家族のために友

      • 暇と退屈の倫理学と死への寄り添い

        國分功一郎さんが面白いというので図書館で借りたのがこの本です。これを読む前に暇と退屈についてイメージしたのが瞑想と猫、そこへの言及はともかく、かなりマニアックな内容に、飛ばし読みすることしかできませんでした。そしていつもの如く、あらぬ方向に意識が持っていかれ、思ったのがこんな事です。 まず印象に残ったのが「熱中するためであれば、人は苦しむことすら厭わない」という言葉です。確かにスポーツや仕事、戦争のような不幸ですら、その興奮を喜んでいる節すらあるのが人間です。ですから「退屈

        • 自殺は親の責任じゃないの?

          ちょくちょく話題にのぼる、いじめられて自殺した子の話。 私なら自分の責任だと思うけど、いじめた子どもに執拗にかみつく親もいる。 ああ恥ずかしい! 学校の対応だとか、カウンセラーの記録を知りたいとか。 はてさてどんな子育てをしてきたのだろう? こんな親と一緒にいたくないと思うの、こんな親に相談できなかったの、これだけで容易に想像つく。 普通は相手をそこまで責めないよ。普通なら。 だって、親にそれを相談できないって、生前どんな親子関係だったのかと思われちゃうから。 そ

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          爆誕する高齢者が一気に寿命を迎える時代に

          「一番、大きな理由は出産する時の女性の年齢が高齢化していることです」 自民党の炎上系政治家麻生太郎さんが放ったこの言葉、覚えている方もいるかと思います。家庭の全てを妻に任せ、ふんぞり返って仕事をしてきた男性陣を象徴するこの発言は実に興味深いものでした。多分この高齢政治家は自身の思想を注意できる側近がいないのでしょうね、これに似た発言は政治家だけでなく年配の方々からもよく聞かれるので、年寄りが牛耳る日本の未来はこれからも暗たんたるものになると確信できております。 枚挙にいと

          爆誕する高齢者が一気に寿命を迎える時代に

          能動的な子どもに育てたいなら、子どもに動画を与え過ぎるのはよくないかも

          大人までもが動画に依存している時代だから仕方ないことなんだけど、子育てを動画に任せるのはちょっと気をつけた方がいいかもしれません。 というのも、小さい時に「見る事ができても触れられないもの」に依存し過ぎると、現実世界から離れた場所に居場所を探すようになるからです。 見たものを具体的に実感する力はもともと備わっているものではありません。生まれて何年かはこれでもかというほど触られることでその力が養われます。何よりも先に子どもの触覚を育てなければ、見たものや聞いたものに対するイ

          能動的な子どもに育てたいなら、子どもに動画を与え過ぎるのはよくないかも

          子どもは寄ってたかって育てないと、、

          子どもは存在そのものが危険物! 時に激しく、でもいきなり弱々しくなり、時にはすぐに死んじゃうことも、、 そんなん当たり前! それが子どもなんだから!!! そんな子どもを年長者が時間をかけて人にするの! これ当たり前のこと! 子どもの声がうるさい! とか この混んでる時間にベビーカーで乗ってくるだなんて! とか 子どもが乗ってきたんだからね、 周りがよけるしかないじゃない! 子育てしてる人を見守るのもね、同胞として当たり前のこと。 人の子はね、哺乳類の中では未熟児

          子どもは寄ってたかって育てないと、、

          人の細胞の数から悟りまで、思いを巡らせてみました

          身体を構成する細胞の数は約60兆個。2つにわかれ、4つに分かれと細胞が何回分裂すれば60兆個になるか数えてみると、たった46回で60兆に達してしまいます。この話から、昨年だったか有名になったドラマ「サイレント」の中で出てきた、紙を42回折ると月に到着するという話を思い出しました。 ところでどれくらいで細胞が入れ替わるのでしょうか。多分骨のそれが一番時間がかかると思うので調べてみました。なんでも骨が完全に入れ替わるのに5年ほどかかるらしいです。 となると、記憶が自分を自分た

          人の細胞の数から悟りまで、思いを巡らせてみました

          子どもの成功体験は大切だけど、失敗から学ぶことの方が多いかもしれない

          新入社員が無断欠勤し始め、結局親が会社に乗り込んで退職に際するあれこれを差配した、という話を聞きました。今時の親はどうなっているのだ、と言う話はさておき、この話から思ったことを書いてみたいと思います。 先日冬の風物詩である全国高校サッカー選手権大会が終わりました。能登半島地震の影響で、富山第一高校応援団の大半が来ることができない中、サッカーファンが温かい声援を送ったことが話題となりましたが、私は堀越高校サッカー部の「2012年から選手主体で活動を進めていくボトムアップ方式に

          子どもの成功体験は大切だけど、失敗から学ぶことの方が多いかもしれない

          高卒で就職した子どもたち

          もうだいぶ前の話になります。子どもが通っていた高校は工業高校でした。卒業式で生徒の進路を記載した掲示を見ると、300人くらいの卒業生のうち10人ほどが就職するだけ。だから約3%くらいの就職率になるでしょうか。ただ、そのほとんどの子の進路はいわゆるFランクの大学か専門学校。それほど勉強が好きではないのに、なぜに奨学金という名のサラ金に苦しめられる可能性の高い所に行くのか、私は不思議でなりませんでした。 大学卒業至上主義はいまだに健在です。特に首都圏だと、ある程度の大学にはいか

          高卒で就職した子どもたち

          子どもの時に、自分が一番愛されたと思えたら

          私が子育てで一番大切にしたのは兄弟仲です。とにかく兄弟仲の悪い人が周りに多く、そんでもって親の世話や相続も重なり、大変なことになっていた方をたくさん見てきました。だから「兄弟がいるから不幸なんだ。一人っ子はかわいそうという幻想なんて糞食らえ!」とばかりに、子どもは一人と決めていましたが、人生思うようにはいきませんね、そうこうするうちに2人、3人、4人と子どもが増えてしまいました。増えてしまえば仕方ありませんよね、兄弟仲だけは親の力でなんとかしてあげたいと思い、あれこれ考え「個

          子どもの時に、自分が一番愛されたと思えたら

          干渉しすぎず放っておきすぎず、子どもを見守る大切さ

          「子どもの第一の高い塀は親と先生、第二の塀は法律と国家です。この塀のなかの囚人が子どもなんです」吉本隆明「老いの幸福論」 放っておいたら好きな事しかしないのが子どもたちだ。彼らをどこまで放置するか、そしてどう自主的な行動を促すか、子育てにおいて考えなければならないことは確かに多い。もちろん無力な子どもたちは親の庇護のもとでしか生きる事はできない。だからどうしても育てなくては、といった気持ちに親がなってしまうのも分かるのだが、それが高じて誰かに何かをしてもらうのが当たり前にな

          干渉しすぎず放っておきすぎず、子どもを見守る大切さ

          マイノリティになる経験

          現行の公職選挙法における歴代市長の中では最年少の当選者となる、灘中高とハーバードで学んだ芦屋市の高嶋市長と、年寄り市議会議員への居眠り叱責「恥を知れ」で話題になった、三菱UFJ銀行で分析予測のアナリストとしてニューヨーク駐在を経験している安芸高田市の石丸市長とのこの対談はなかなか面白かった。 話の中で石丸市長の言った「マイノリティになる経験をどこかでしていた方が良い」と言う話、確かにそうだと思う。異文化体験の目的は、自らはとてもちっぽけな存在だということを認識すること。この

          マイノリティになる経験

          4月26日[本願寺の歴史1]三浦真証先生ご講義の感想です

          三浦先生、いつも貴重な講義をありがとうございます。今回もなかなかに難しく、理解するのに反復が必要な講義でしたが、とても深い学びになりました。あとは自分の理解をどこまで深くするかですが、三浦先生も言っておられたように、アウトプットは大切ですよね。先生に感想を書くことで学びを深くしたいと思い、今回の感想を書いてみました。 講義前日にいただいた資料を眺めて、スライドNO7の「これガチで真宗文脈で言ってたら、相当やばいです。」の何がやばいか、スライドだけではよくわかりませんでした。

          4月26日[本願寺の歴史1]三浦真証先生ご講義の感想です

          源信法然を学んで(TSUKIJIアカデミー)

          TSUKIJIアカデミー ~浄土真宗を学ぶ~ 浄土真宗本願派 総合研究所講座 ●インド・中国・日本~7人の高僧の教えに学ぶ~ ● に参加しました。 2月1日最終回は「源信・源空」 日本のお坊さんのお話です。 浄土の教えですが10世紀にはすでに貴族社会(藤原摂関家)で阿弥陀信仰が流行していたそうです。平安時代の終わりあたりだけかと思っていましたが、そうではないのですね。 この時代の天台浄土教は観想念仏が中心だったと思われているみたいですが、橋本先生によると、すでに称名

          源信法然を学んで(TSUKIJIアカデミー)

          2月2日は如信上人御祥月

          note更新休んでたので、またまた書き始めます 毎朝の晨朝勤行も今日で44日目。こんなに続くとは思ってもいませんでした。こうなるとやめ時がわからなくなります。でも今月分骨で大谷本廟に行く予定なので、そこで中断するか、はたまた西本願寺さんの晨朝勤行に参加するか。 で、調べてみると西本願寺さんでの晨朝勤行は6時からだとか。 築地本願寺さんで晨朝勤行に参加し京都に行くか、夜行バスで朝一到着を考えるか、、 微妙なところです。 ところで本日の築地本願寺さんの晨朝勤行は如信上人

          2月2日は如信上人御祥月