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【読んでみた】「医師に運動しなさいと言われたら最初に読む本」#31

たまには健康や身体に対するインプット&アウトプットしてみました。

要は大人の読書感想文です。

「なぜここまで放っておいたの?」

「なんでもっと早くに来てくれなかったの」

とおっしゃるお医者さんの多いこと。

現実問題として、運動不足は「がん」に次ぐほど人間の死の原因になってしまっているというデータもありますよね。

だ・け・ど、運動習慣って
なかなか作りにくいんですよねー!

「生活に支障きたしてるわけじゃないから」

「明日から明日から・・・」

「運動好きじゃないんだよね」

「忙しくて時間ないよ」

というのが、理由の大半らしいです。

わかるー!

その「できない理由」を乗り越えるための簡単メニューや、意識改革・マインドセットをさせてくれる本です。

日本人は世界的に見ても、「毎年健康診断を受ける」「国民皆保険制度のある国」であることから、健康意識の高い国とされています。

しかし、運動不足が原因の疾患で病院にかかる人たちの多さって、

なにか根本的な矛盾を抱えているのでは?

この本を読んで、

「すぐに行動できない人はなぜ行動に移せないのか?」

を考えるきっかけになりました。

第1章 「医師に運動しなさいと言われたらまず何をやる?」では、

「病院送り」になる方の原因。

「高血糖」「メタボ」「高血圧」の解消のための

「血糖値コントロール」「メタボ解消」「適正血圧」をするにあたって、

専門知識をもとにすぐに実施できるやさしい筋トレメニューの紹介、

また食習慣改善を促してくれています。

特に印象に残ったのは、

「減塩」「肥満解消」「禁煙」「適度な運動」

高血圧改善の4本の柱(前提条件)として述べていたこと。

全部は難しくても、少しづつでもやってみようかなーと思わされます。


第2章「肩・腰・膝の痛みを根本から治す」では

肩こり・腰痛・膝の痛みなどを解決するためのストレッチの紹介と

ここでもさらに普段の運動習慣の重要性が説かれています。

特に「肩こり」は、デスクワーク中心の方に多いですが

一定時間PCに向き合ったら「一度肩を大きく回す」を習慣にするだけで

幾分解決されると述べられていました!これならすぐ出来そうですね!

意外だったのは、「積極的なぎっくり腰の直し方」の項。

ギックリ腰はヨーロッパでは「魔女の一撃」などと言われる、とっても辛い症状ですよね。

私も3回ほど経験が有ります。

う、うごけない。。。となりました。

だけど、ヘルニアでなくただのギックリ腰であれば、

初期はおとなしくしていた方が良いものの、急性期を過ぎたら

静的ストレッチやウォーキングをして下半身の血行を良くすると、

早期の改善がなされるという事実!

「是が非でも動いちゃいけない!」と思っていたので衝撃でした。。。


さて、今回は前半部分の「運動習慣の大切さ」「減塩など、食生活習慣の大切さ」。

現代病でもある「肩こり」「腰痛」「膝の痛み」などの解消策についてでした。

部分結論としては、
この本。題名と中身にギャップがある!

医師に運動しなさいと「言われたら」読む本ではなく

医師に運動しなさいと「言われる前に」読む本です!

ほんとにおススメ!

もっと紹介したいところですが、長くなってきたのでこの後はまた次回。


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