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河瀨直美は「日本映画界の恥」。権力に寝返ったネトウヨ監督は必要なし!

だいたい、昨年の日本の恥「東京オリンピック」の記録映画を撮る仕事を請けたときから、「この人はいかがわしいな」と感じていた。

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河瀨直美氏については大阪写真専門学校時代から知っている。「才女である」と一部の映画マスコミが報道していたからだ。

カンヌ国際映画祭でカメラドール賞を受賞した『萌の朱雀』も観た。いまひとつよくわからない難解な作品であった。ただ「関西弁(奈良弁なのだが)」を大切にしているところは好感が持てた。あと、「尾野真千子」という凄まじい女優を誕生させたことも評価に値する。

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BSNHKで放送された「河瀬直美が見つめた東京五輪」で取材内容と違う字幕を付けた問題で河瀬氏は「事実とは違う描き方をNHKでされて信じ難く残念」と語ったが、河瀬氏はこの「偏向報道」に本当にかかわっていなかったのか? 疑問が残る。

まるで、「東京オリンピックに反対した人は小金をもらった浮浪者のサクラなかりである」というフェイクニュースをつくったNHKのバックに、菅義緯たち自民党のオリンピック関係者が隠れていることは誰の目にも明らかだ。自民党=政府は、「オリンピックに反対した人は悪人」という歪んで間違ったイメージを視聴者に植え付けようとした。そこの河瀬氏は本当にいなかったのか?

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今回、文春オンラインが報道した「河瀨直美監督が撮影中にカメラマンの腹を蹴る暴行を加えた」という報道。園子温氏など映画監督の性的暴行が話題になっているときなので注目をひいた。

この記事対して河瀬監督は「3年前、広島の映画撮影の現場では、河瀬は10キロ近いカメラを抱えて撮影をしていました。エスカレーターに乗り、移動しながらの手持ちの撮影は、安全面への配慮もあり、緊張感の伴うものでした」と回顧。「俳優の演技が終わるかどうかのタイミングで、撮影部の助手の方がカチンコの方向にカメラを向けるためイージーリグという河瀬の身体に装着されているカメラの補助器具を引っ張って誘導しようとしたようですが、咄嗟のことで河瀬は重心を保てず、転倒しそうになりました」と説明した。

 両手が塞がって自由が効かないため「急な体の方向転換は恐怖でしかなく、防御として、アシスタントの足元に自らの足で抵抗しました。その後、現場で起こった出来事を両者ともが真摯に向き合い、話し合った結果、撮影部が組を離れることになりました。撮影を継続させるための最善の方法だと双方が納得した上でのことです」とコメントした。

どちらの話が本当であろうか。

私は「東京オリンピック」の記録映画づくりという「権力側」におもねった人を信用できない。さらに河瀬氏は、「大阪維新」が進めている「関西大阪万博」でプロデューサーの1人として就任しており、「いのちを守る」のテーマを担当している。

「いのちを守る」人が、他人の腹を蹴ってよいものだろうか。

まあ、それ以前に「維新」に協力している時点で、「河瀨直美は人間として失格」なのである。吉本芸人と同じレベルまで堕ちたのである。カンヌの栄誉にキズがついた。

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⇓まともな神経をしているクリエイターなら、こんなツーショット写真は「塩嶺」するであろう。是枝監督や森達也監督なら絶対に断ったと思う。

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もう二度と、河瀨直美監督の映画は観ない。

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