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【1月12日】アメリカ経済を知り、世界の流れを掴もう!

「あなたはアメリカの経済を理解していますか?」

この記事では、1月12日日本経済新聞夕刊の一面
『FRB議長、資産縮小「年後半にも」
 高インフレ懸念』

を取り挙げます。

まず内容を要約すると、次のとおりです。

米国連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は11日、公聴会で雇用回復やインフレ高止まりへの懸念を踏まえて「金融政策の正常化を進める」と発言した
また、「年内に利上げを始め、おそらく年後半に保有資産の縮小を始めるだろう」とも語っている。

パウエル議長は、米国の失業率が低下し、足もとでは4%を下回ったことを挙げ、量的緩和の縮小を強調した。
また、インフレ対応の引き締めにも意欲を示している。
ただ、具体的な利上げについては言及を避けている。

コロナに関しては、パウエル議長は中国のコロナ抑制策の強化などで「サプライチェーンが再びゆがむ可能性がある」と指摘した。

このニュースでは、米国連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が高インフレになることを懸念し、今後緩和策を段階的に縮小、引き締めに意欲を示したことを取り挙げています。

この記事では、初歩的な部分として「米国連邦準備理事会(FRB)とは何か?」について、解説していきます。

そもそも「米国連邦準備理事会(FRB)」とは?

この記事を読んでいるみなさんは「米国連邦準備理事会(FRB)」を説明できますか?

新聞を普段から読まれていれば、なんとなくのイメージはあるかもしれませんね。
全く読んでいない人は、「はて?」といった状態ではないでしょうか。

結論からいえば、アメリカの中央銀行です。
FRBは、「Federal Reserve Board」の略であり、アメリカの雇用最大化、物価安定化、適切な金利水準の維持を目的に、金融政策を実施する機関ともいえます。

FRBが実施する金融政策は、アメリカだけでなく、世界経済にも大きな影響を与えます。
なぜなら、アメリカ経済は、世界経済の中核を担う存在であるためです。
そして、その舵取りを担うのが「米国連邦準備理事会(FRB)」といえるでしょう。

みなさんも

「FRBってなんでここまでニュースで取り挙げられるのだろう?」

と思われたことはないでしょうか?
先ほどの解説は、その答えともいえますね。

今後はどのようにニュースをみればいいのか?

FRBのことを踏まえて、どのようにニュースをみればいいのでしょうか?

結論からいえば、

FRBの発言などには注目しつつ、わからないことがあれば調べていく

といったスタンスでいきましょう。

正直なことをいえば、お金の知識が定まっていないのにアメリカ経済、世界経済のことを理解することは難しいといえます。
そのため、世界経済の情報としては注目しつつ、気になる発言やわからないことなどがあれば、調べるクセをつけるようにしましょう。

細かな積み上げが大きな知識に繋がります。

アメリカは今後も世界の中心である国です。
アメリカの経済は、僕たちにも影響を与え続けます。

そのようななかで、時代や世界の流れをしっかりと掴み、置いてかれるような人にはならないように、日々積上げていきましょう。


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