未来視点で考える/vol.3
アスリートは、「勝つ」為に、日々鍛錬していますが、勝つことだけが仕事ではないと思います。
メッシもロナウドだって毎試合勝てるわけではないですから。
どの親もそうだと思いますが、まずは競技スポーツ以前に、「スポーツや遊びを通じて子供たちにカラダを動かしてもらい、より健康的で幸福な人生を送ってもらいたい」という願いがあります。
同時に、社会に貢献できる選手であってほしいという願いもあります。
女の子自身が自立を意識し、どのような環境とプロセスの中で育ってきたかを発信していくことは、自分たちにとっても意欲的な目標です。
女性が輝く社会の実現に貢献する
・Physical wellbeing 心身ともに健康であるか
・Financial wellbeing 経済的に満足できているか
・Community wellbeing 地域社会とつながっているか
2032年までの目標を設定することで、しっかりとした変化を生み出すための責任を示すことが重要だと考えています。
現状の課題は、世の中に人に女子サッカーを観てもらう機会を増やしていくこと。
女子サッカーには、大きな魅力がありますが、WEリーグも含め、まだまだ知ってもらえていないことも事実。
自分たち自身が、自分たちの商品・扱っているものの魅力があってそれをたくさんの人に知ってもらうことが大前提かなと。
結果的に1つのアイコンとして認知してもらうことにもつながるはず。
彼女自身も、経験したそれら一つ一つの出来事がサッカーへの「好き」を増幅させています。
競技力を高めるのは、選手として当たり前。
「女の子だって何にでもなれる時代」だからこそ
よりよい世界を作る役目もある。
次回は、育成方針について書きたいと思います。
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