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20代で寝るのも忘れて夢中になったものたち。(未来の自分への記録)

 先日29才の誕生日を迎えた。親しい友人らがパーティーを開いてくれて、帰宅はもちろん明け方だった。結婚前・子育て前のこうしたパーティーは後から振り返れば、たとえどんなバカをやっていても全て財産になるだろう。不常の世の中、当たり前が当たり前じゃなくなる日はいつかくるのだから。
 
 この歳にして国際免許で散々やらかした免許証も時効となり、やっとで初のゴールド免許をゲットできた。最近は、出版準備中の処女作である電子書籍の編集作業で、気づけば朝を迎えている日が多い。言い換えれば、それほどおもしろく夢中になっている。おかげでずれにずれた生活リズムは24時間を一周した。
 
 私は2017年9月から、彼氏のヒロと世界一周にでている。その間、グレーで運営していた民泊が法の改正で運営継続不可になったことと、歯の治療で一時帰国したのだが、しっかり染み付いた外国人目線で見える東京は刺激もチャンスも多く、それまで我慢していた日本食には飽きもこない。世界一友達が多い街だし、おかげで居心地がよくてずいぶん長居している。旅の再開は逃げないし、いつでもできる。
 
 夢中になれるなにかがある街は特別だ。
 夢中になれる人生はさらに幸せだ。
 夢中になれた20代は、その後の人生にとって財産だと思う。
 描いた夢の中にのめり込むから、夢中になれるのだ。
 
 20代最後の振り返りとして、寝るのも惜しんで夢中になったことについて、いつか読み返して笑ってやりたいので、ここに残しておこうと思う。
 
依存全開の恋愛。
航海士の彼とマリンガールだった20才の私、下船後の解禁セックス。
あの人と付き合ったらうまくいくかなって堂々巡りのシュミレーション。
ゴシップガール。glee。ハリーポッター。
ネットワークビジネス。シャンパン。高級クラブ。美容。
美しいものを見逃したくない、チャンスを逃したくない執着。
友達に会うこと。朝5時から始まるベンツの助手席デート。
読書。月光浴。瞑想。パーティー企画。
リズリサ。プラダ。ルブタン。ビクシーのショー。
表参道。原宿。青山。六本木。ニューイヤーのディズニー。
旅。海外。時差ボケ。寝ずに飛行機移動し続けて、帯状疱疹。
深夜の果汁グミ、コアラのマーチ、ハーゲンダッツ。
メルカリ売上げ400万。留学エージェント業務。
ライティング。インスタ。英語を学べるアプリゲーム。
アムステルダムの飾り窓。ライトアップされたパリの裏路地。
アルゼンチンのカーニバル。
スペースケーキを食べてからのセックス。
たぬきに出会った深夜のセントラルパークの散歩。
同級生との飲み会。旅人とドミトリーでのベッドトーク。
情報収集でこもって朝になる六本木ヒルズのツタヤ。
夜中のXJAPAN。結果目が覚め、yoshikiクラシックに切り替えるも朝になる。
ジャスティン・ビーバー、ブラピ、ザック・エフロン。
ハワイ島の星空。ニュージーランドの星空。フィジーの南十字星。
パタゴニアで野生のペンギンが見たくて、片道マニュアル車22時間運転。
 
 5年後、10年後、これを見たらどう思うんだろう。
人生の分岐点となり、20代のほとんどを過ごした東京。
旅することで未来が見えた海外生活。
 10代のなにも見えていなかった頃の自分にタイムマシーンで会いに行って、「大丈夫、20代は想像できないほど楽しいよ!」って教えてあげたい。
だからきっと、30代は私が今見えている景色や想像以上に楽しめるだろうなってワクワク!
 
こうやって書いてたら、コアラのマーチ食べたくなってきた。
1階がセブンな罪。悪いのは私じゃない!!!笑
こうした便利な立地に住みたかったし♡
失敗のかるたが作れるほど、振り切った20代。
失敗しなきゃ人生に失敗する。
1ミリも悔いなし!



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