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正解のない時代に、ひとつの答えにしがみつく人達🤐

現代は、VUCA(不安定、不確か、複雑、曖昧)な時代と言われています。
また、過去の成功法則が役に立たない、先行き不透明な時代とも
言われます。

つまり、確実な正解がどこにもない時代なんです。

ところが、現在国を動かしている人達は、哲学などの考え方の基礎を
学ぶことなく正解がひとつしかない、答えのある問題に正答が出来てきた
人達なんです。

何年もかけて、正解が決まっている答えがひとつの問題を解いて来ると
決まった正解がある、誰かが正解を知っていると脳が勘違いするように
なってしまいます。

その答えがひとつの思考回路が今まさに日本を混乱さしていると
私は思うのです。

優秀と言われてきたエリートたちが、全くこのVUCAな時代に
対応できなくなっています。

答えがひとつの脳は、多様性を利用しない限り(いろいろな視点を取り入れない限り)いろいろと不都合が生じることになってきます。

ところが、国防と言えば防衛の専門家だけ、感染対策と言えば感染の専門家だけ、経済と言えば経済の専門家だけ・・・
同質性の高い考え方をする人たちだけを集め、この正解が無い時代に
対応できるでしょうか?

VUCAな時代、正解がひとつで決まっているわけではない。
過去の成功体験が通用するわけでもない。

新型コロナ感染症を例にとって考えてみたいと思います。

同質性の高い感染症の専門家の集まりであるアドバイザリーボード。
最初から、終始一貫した主張は、マスクと手洗い、3密を避ける。
(国民への要請)
感染予防と重症化予防は、ワクチン。そして重症化率や致死率が
風邪程度に下がっているにも関わらず、依然として2類を5類には
変えることなく、世界がポストコロナになっても、感染者が増加するたびに
8回も医療崩壊を心配しています。

(医療崩壊は、ウイルスによるものではなく自分たちのルールによるものであるにもかかわらず)

感染対策に反対の意見には、耳を貸さず、自分たちが唯一の正解だと
言わんばかりの横柄な態度を取り、多様な意見に耳を貸すことは
ありません。

治療はといえば、ウイルスの種類にかかわらず、自宅で鎮痛薬を飲んで
安静にするだけなのにもかかわらず。

感染対策を主導する尾身会長は、おそらく日本でいちばん感染対策を
してきたと推測される人ですね。
ワクチンもオミクロン対応も含め5回打ちました。
そして感染した。普通なら、自分が体験すると少し考え方も変わるのでは
ないかと思うのですが、まだ感染対策が変わる気配はありません。

答えがひとつ教育を受けてきた国民の多くも「専門家の言う事は、
正しい。新聞やマスコミが言う事は正しい。」と言う固定観念から
離れることはなく、儒教の精神も相まって8回も同じ事を繰り返しても
誰もこの感染対策に違和感さえ持たない現状です。

政府の大本営発表を無批判に公共の電波を使って報道するマスコミ。
それを7割の国民がうのみにしてきました。
コロナ感染症は、本質よりはるかに恐ろしい感染症にされてしまいました。
新型コロナウイルス感染症は、作られた感染症なんです。

正解がひとつの私たちは、脳が感染対策の答えらしきものを認識すると
そこから生じる弊害には、いっさい思考が働かない。

効果が無い感染対策を根拠もなく継続する一方で

飲食店の多くは、経営難から廃業に追い込まれ、外出自粛政策から
高齢者は、廃用症候群、子供たちは、今まで最低の体力低下をきたし
肥満になっているそうです。

黙食などと言う世界に類を見ない食事の仕方を、根拠なく抗えない
子供たちに押し付けたむしろ教育されるべき学校教育。
答えがひとつの問題を出す教育者も答えがひとつだから
どうしようもありません。

政府の方針によく考えることもせず従うだけの教育者。
子供を守るべき立場の人間が、子供を守らず、
意味のない事に子供を従わせている。
間違った事に従ういい子教育。
教育者も思考停止!

認知的不協和と言う事を御存じでしょうか?

経験を積んできた人達やそれに一生を掛けてきた人達は、
自分の考える正解を信じ、異なる意見や状況になってもその意見を
容易に変えることが出来ないのです。

煙草は、悪いとわかってはいますが、長く吸ってきた人は、
「ストレス発散になる」「やめるとイライラして仕事ができない」などの
理由をごり押しして行動を変えることが出来ないのです。

(私も喫煙に関しては、認知的不協和なんです。長く吸ってきましたから)

それと同じ事が、今まさに正解がひとつの感染症の専門家に起きていると
私は思っています。

マスクして、手洗いして、3密を避けて、大声を出さない。ウイルスを
このようにすればまき散らす事が無いだろうと言う
誰もが理解しやすい理屈。

しかし、実際には、何度も繰り返される感染者の増加を見れば
大して効果があるようには思えません。世界がマスクをしていなくても
みんながしていることは、正しいと言う誤解。

ワクチンを打ち抗体を高めれば、感染予防になるという過去に
通用したからと言う思い込み
。新型コロナワクチンは遺伝子ワクチンで
はじめて使われるものであり、誰も必ずしもそうなると言い切れないものなのに。ここでも過去の成功体験に固執して、感染予防が出来なければ
重症化しないと効果を変更してまで、自分たちの意見を曲げることが無い。
現状の分析さえまともに評価できていない。

認知的不協和の専門家をデーターで説得することはできない。
第8波が第7波を超える感染症者や死亡者がでるなら
ワクチンが効果が無いどころか悪影響を及ぼしていると言える。

儒教の精神と答えがひとつ教育は、国民に浸透しており、
新聞、テレビの不安を煽るだけの情報に従い現状を見ることもせず
思考停止で5回目のワクチンを打つ国民。
副反応で発熱することがあっても、解熱鎮痛薬を飲んでまで
ワクチンを打つ国民。そして感染しても何の不思議も感じて
いないのです。思考が停止しているとか思いようがありません。

(何のために打ったのかさえ、考えることをしない。
 従うだけの思考停止の国民)

大変失礼ですが、日本国民は、北朝鮮自民より中国人民より
思考が停止した状態で、権力や権威に従うように教育されている事に
気づいていないのではないでしょうか?
世界で日本ほど成功している社会主義の国はないと思います。

日本の弊害は、多様性なき同質性の高い意見だけで
物事が決められてしまう事です。

自分で考えることなく誰かの正解に従うのは、とても危険な事です。
今の日本は、従来ちゃんと国民のために仕事をしてくれていた政治家も
役所も官僚もいません。
出世のための自己保身と忖度で
動いているような気がしてなりません。
専門家が正解と思い込んでいます。

世の中の進歩のスピードが速くなり、いろいろな新しい考え方や
意見が溢れる世の中にも関わらず。
「慎重に」とか「検討に検討を重ねて」とか、
先延ばしするだけで、変化のスピードに抵抗するかのような発言を
繰り返し、都合の悪い事を先延ばしするだけの政治や感染対策。

ダーウィンは、『生き残る種は、「頭が良く賢い種」でもなく
「力が強い種」でもなくて「環境の変化に対応できる種」である。

と述べています。

今の日本は、その逆を行っている気がします。
これからの世の中、一時的な正解も変化するスピードも速くなり続けると
思います。(諸行無常のスピードが速くなっている)

どうか皆さま!決まったひとつの答えがあるわけでも
権威者が言う事が正解でもなく、正解だって今まで以上に
速いスピードで変化し続ける世の中になっている
ことを認識して
同調圧力に巻き込まれることなく、自分で考える習慣をつけて頂きたいと
思います。

ひとりでも多くの石炭の中に、ダイアモンドが生まれますように!
              ありがとうございました。




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