コーヒー5:コーヒーの焙煎度
おはようございます。
今日は雪なんかなかったかの様な快晴で7時でも東京は0℃と今年一番の冷え込み、寒い。キンキンに冷えたMacの本体に触れないように、キーボードだけを打って文字を打ち込んでいる。
コーヒー豆の種類を産地別に見たので、今日はもう一つ味の決め手になる焙煎に関して見ていきたい。
焙煎とは
焙煎(ロースト)とは、「コーヒーの生豆(なままめ)を炒る加熱作業」のことです。
収穫後、精製された生豆は淡緑色をしており、味も香ばしさもほとんどなく、この状態では飲むことはできません。
焙煎をほどこすことで、コーヒー豆は茶褐色、さらに焙煎が進むに従い、黒褐色へと変化していきます。
焙煎によって、豆に含まれる成分が化学変化を起こし、揮発性の素晴らしい香りや、苦味、酸味、甘味といったコーヒー独特の風味が生まれます。
焙煎時間や熱のかけ方の違いによって、コーヒー豆には浅炒り・中炒り・深炒りといった焙煎の度合いが生じ、コーヒーの風味が大きく変化します。
焙煎度と味わい
一般的に、浅く炒ったものほど「酸味」が強く、深く炒るほど「苦み」が強く感じられるようになります。
生豆を焙煎することで、コーヒー豆に含まれる水分が減少すると同時に生豆に含まれているさまざまな成分が焙煎時に化学変化を起こし、酸味や苦味が生成されてコーヒー独特の風味が引き出される。
この変化が、コーヒーの色、味、香りに大きな影響を与え、独特の風味をもたらす。
焙煎度
大きく分けて焙煎度は浅炒り、中炒り、深炒りの3つに、そこからさらに細かく以下の8段階に分けられる。
ライトロースト
シナモンロースト
ミディアムロースト
ハイロースト
シティロースト
フルシティロースト
フレンチロースト
イタリアンロースト
それぞれを細かく見ていこう。
浅煎り
まずは浅煎りから。
まだ香りとコクが浅い段階。一般的にはあまり飲用向きではないとされる一方で、コーヒー独特の苦味が苦手な方にオススメ。
❶ ライトロースト
うっすらと焦げ目がついている状態。
黄色がかった小麦色。香り・コクはまだ不十分。
❷ シナモンロースト
シナモン色。ごく浅い炒り方。
中煎り
味とコクのバランスが取れている焙煎度合い。
❸ ミディアムロースト
茶褐色。苦味が出始め、アメリカンタイプの軽い味わい。
❹ ハイロースト
ミディアムよりやや深い炒り方。喫茶店や家庭で飲まれるレギュラーコーヒーに多いポピュラーな焙煎度合い。
深煎り
苦味と香ばしさが強い焙煎度合いで濃厚な味わいが特徴。酸味が苦手で苦味を楽しみたい方にオススメ。
フレンチローストはカフェオレやウィンナーコーヒーなどのアレンジメニューに、それ以外の3つはエスプレッソに適している。
❺ シティロースト
鮮やかなコーヒーブラウン。
これも喫茶店や家庭で味わうことが多い焙煎度。
❻ フルシティロースト(深炒り)
ダークブラウン。苦味が強く出始め、「炭焼珈琲」もこのタイプが多い。
❼ フレンチロースト(深炒り)
酸味がほとんどなく、強い苦味と独特の香りが楽しめる。
❽ イタリアンロースト(深炒り)
色は黒に近い状態。スモーキーなニオイが残り、強い苦味と濃厚な味わい。
*上記の情報は以下のリンクからまとめています。
苦味が好きで酸味が苦手な僕は、エスプレッにミルクを入れてカフェラテにして飲むのでいつもテカテカに光るくらい豆のオイル成分が引き出された深煎りを買っている。
コーヒーのこだわりのあるお店が店舗で焙煎をしたりしているので、買い付けてきた豆にあった焙煎度を調整していたりもする。そのテイストが合えばきっと一緒に食べるスイーツもおいしいはず。そうやってコーヒーを楽しめる喫茶店て見つけられると嬉しいよね。(僕も「そこにコーヒーを飲みに行く」という喫茶店をまだ見つけられていないからこそ…)
僕は幸せになると決めた。
今日もきっといい日になる。
一歩一歩、着実に歩もう。
皆様も、良い一日を。
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