マガジン

  • 好きな記事

  • やりたいことが、分からない私の歩み

  • ただの日記

    なんでもない日常。

  • 新卒訪問看護師の日記📖

    2018年の4月から新卒で訪問看護師になりました💉 「病院での経験が5年以上ないと訪問看護は出来ない」と言われるこの業界。実践を通して感じるありのままを、日記感覚で書いていきます📙 これから訪問看護を志す人、訪問看護師を育成していきたい方々の糧になれば嬉しいです^^

最近の記事

虚しさと共に

定期的に襲われる虚しさ。これは、私が幼い頃から共に生きている。 どうして生きてるんだろう。別に病んでいるわけではないけど、素朴にそう思う。 そんな時に思い出すのは、soarで出会った向谷地さんの言葉。 精神科医のヴィクトール・E・フランクルが、人が本来持っている空虚とか虚しさをごまかさず、ひとつの大切な可能性の入り口として、そこにちゃんと立てるようになることが治療の目的だというようなことを言っているのですが、私も本当にそうだと思います。宗教も人間の根源にある曖昧さとか不

    • part1.やりたくないことを考えてみる

      どうもこんばんは。涼しくなりましたね。 自分の最近の悩みを整理したく、やりたいことが分からない私の歩みシリーズを今日から書いてみようと思います。 友人にやりたいことが分からなくなってしまったんだ、と相談したところ やりたくないことを考えるのも良いよ と勧められました。なるほど、やりたいことは今まで考えたことあったけど、やりたくないことはあんまり考えてこなかったかも。 学生時代から自己分析が苦手で、あんまり自分と向き合ってこなかったツケが回ってきているような気がします

      • 2020年9月7日 花と本と屋台

        8月の暑い日。屋台を作りました。 田中元子さんの、マイパブリックとグランドレベルに感化されて発足したYATAIプロジェクト。 地域の人が自分の好きなこと、得意なことを披露することで地域と繋がる、生きがいになるというプロジェクト。 屋台作りは2日間に及びました! こちらが完成した屋台!感動もんです。 さてさて、今日はその屋台で第一弾としてやる『花と本』の企画のデモでした。 実際に屋台に本と花を飾ってみる。花をラッピングしてみるもイマイチ上手くいかず。 試行錯誤した結果

        • 2020年9月6日 海月になりたい。

          気づけば日曜日の夜が終わる。 明日から月曜日が始まる、というよりも既に月曜日が始まっている。 今日は、学生時代から仲の良い友達に転職相談に乗ってもらった。 その子からのアドバイスは2つ。 1つは、やりたいことだけではなくて、『やりたくないこと』を考えること。 2つめは、やりたいことを動詞で考えること。 なるほど、なるほど。やりたくないことは、考えてたけど、やりたい事を動詞で考えるのは初だな。 例えば、話すとかかな?人と話すことは好き。あとは、止まると歩むかな。自分

        虚しさと共に

        マガジン

        • 好きな記事
          2本
        • やりたいことが、分からない私の歩み
          1本
        • ただの日記
          3本
        • 新卒訪問看護師の日記📖
          8本

        記事

          vol8.最期の一息まで隣に

          誤嚥性肺炎で入院していた利用者さんが退院してきた。何度も入退院を繰り返しており、全身状態は徐々に落ちており退院時に「もし次に肺炎で入院する時は、もう帰れないかもしれない」という説明をされて帰宅。 そうして帰宅して早くもその決断を迫られるときが来た。発熱し呼吸状態もあまりよくない。救急搬送するか?それとも自宅で療養を続けていくか?旦那さんの答えは『最期まで自宅で過ごしていきたい』と。 そして状態が良くなったり、悪くなったりを繰り返しながら迎えた4月のある日。とうとうその日は

          vol8.最期の一息まで隣に

          2020年9月5日

          言葉にすることをさぼりまくっていたので、何でもない日記を毎日寝る前に書いてみることにしました。その日に考えたこととか、感じたことを目的なく書いてみる。 ヘタクソでも、ダラダラでもいいからとにかく書いてみる。そこから始めてみることにしました。さあ、何日続くでしょうか。お楽しみに。 さて、今日は初めての夜間待機一人デビューです。昨日から緊張で、食欲低下してすごく痩せそう。ダイエットにいいね。夜間待機ダイエット。 実は、私の母も訪問看護師をやっています。私が中学生くらいの頃か

          2020年9月5日

          vol.7 何度も転ぶ独居おばあちゃんのお話し

          急な階段をあがった2階に、90代のおばあちゃんが一人で住んでいた。私でも少し息の上がるような段差。その場所は、以前愛人だった方が探してくれた思い入れのあるお家だった。 2階の階段を昇り降りし、買い物に出かけたり、病院にいったり、家のことも全部自分でやっていた。普段通り、受診に出かけたところ、病院内でワゴンを避けようとして転び圧迫骨折で入院した。 リハビリを頑張り、自宅に帰って来たものの、長くは続かず。転倒を繰り返し再度入院。その入院中に、家族と病院関係者の話し合いで「

          vol.7 何度も転ぶ独居おばあちゃんのお話し

          キッズサポーター養成講座 in 葛西スペース

          ぽつぽつと雨の降る少し肌寒い日に、子供向け認知症サポーター養成講座を開催しました。 私たちは、通常の認知症養成講座の後に、子供と認知症の方が一緒に買い物をして料理を食べるという時間を設けました。この理由には大まかに2点あります。 1.実際に関わらないと分からないことだらけ。自然な関わりの中からより深く学ぶ。 2.楽しむことは大切。認知症に関心のない層にもアプローチする手段として、食事会等の企画も同時に開催する。 当日は5組の親子と、2名の高齢者の方が参加してくれました

          キッズサポーター養成講座 in 葛西スペース

          優しさはどこから芽生えるのか

          優しい人になりたい。漠然とずっと思っていた。 でも、優しさってうまく言葉にできない。 相手のニーズを尊重すること?相手のためを思って叱ること?親切なこと? 優しいなと思う人は何を持っているか。 どんな時に、どんな空間で優しさを感じるかを考えてみた。 私にとっての優しさは、相手に関心を寄せていること。 マザーテレサの『愛の反対は無関心だ』という言葉の通り、愛とは無関心と対になる関心だと私は思っている。 この人って今何で困ってるんだろ。 何が好きで、どんな希望をもってる

          優しさはどこから芽生えるのか

          病気や障害はその人の一部であって、全てではない

          あなたはどんな人ですか?そう聞かれたときにすぐに答えられる人は、きっと多くはありません。 人はいろいろな側面を持っていると私は考えています。孫から見ると何でも買ってくれる優しいおじいちゃんかもしれないし、奥さんから見たら頑固な旦那かもしれない。はたまた職場では頼もしい店長かもしれません。 人はたくさんの顔をもちながら生きていると思います。私はそんな一人の人の多様な側面や可能性に目を向けていきたいと考えています。その一つとして、先週末にとあるお店を開催しました。 定

          病気や障害はその人の一部であって、全てではない

          正しさの中にいるから、あなたはここから先理解できない

          正解も不正解も存在しなくて、ただそこに在るという事実があるだけ。 そこに意味づけしているのは紛れもなく自分自身や社会だと思う。 絶対的なものなんて存在しなくて、環境や自分自身は変動的で、それに伴って自分の大切にしたいものや価値観も揺れ動く。 生きるって“不確実で不明確ななかで、何度も選択を重ねる事”だと思っている。 今日何食べる? あしたはどこに出かける? 誰が好き?誰と一緒に過ごしたい? 仕事は何をする? 結婚はする? 最期はどこで、誰と過ごしたい? 日常の小

          正しさの中にいるから、あなたはここから先理解できない

          vol6.大切な人を失うということ

          「今日が最期かもしれない。」 先輩が訪問から事業所に帰ってきて一言発した。 誤嚥性肺炎で入退院を繰り返している利用者さん。去年の年末に退院し、自宅看取りの方針で関わっている。 年末からいつ亡くなってもおかしくないという見立てであったが、訪問看護が連日2回/日で介入し、良くなったり悪くなったりの波を繰り返しながら現在に至る。 今週から状態が急激に変化し、いつ亡くなってもおかしくない程に下降した。 旦那さんとの二人暮らし。旦那さんが吸引や栄養(胃瘻)等、献身的に介護

          vol6.大切な人を失うということ

          vol5.忘れられないこと

          私の会社には日報というものがあります。 臆病な私はメモに残すものの、日報にあげられなかったものがたくさんあるのでここにあげてみます。今日のは4ヶ月前のメモ。 -------------------------------- 今日は先週亡くなったご利用者さんのお兄さんの訪問に行ってきました。お部屋から借りていたベッドがなくなり綺麗に片付いていて、飾ってあったデイサービスでのステキな笑顔の写真は仏壇へ。お兄さんは「私が頑張らなきゃね」と、葬式や書類整理に追われて疲れた表情で言

          vol5.忘れられないこと

          vol.4 今年のツイートまとめ

          今年もあと少しで終わりますね。 noteの更新は全然できておらず、ツイッターで日々の感じたことを少し発信していたのでまとめてみました。 以上、今年の私のツイートまとめでした! 自分のツイッターみて一年振り返るのも面白かったので、ぜひやってみてください^^ 今日はガキ使みて、たくさん笑って寝るぞ〜。

          vol.4 今年のツイートまとめ

          vol3.どうして新卒から訪問看護なのか?

          訪問看護は看護の応用とされ“病院での臨床経験が5年必要”と言われることが業界的に多い。新卒で訪問看護なんてありえない、とされている新卒訪問看護師だが、近年徐々に増えている。私もそれを志す1人。 どうして新卒から訪問看護なの? もう100回近く聞かれてる気がする。その度に自分の想いを言語化する。 いろんな人に伝えていく中で、今の私の言葉で綴ってみた。言語化するのは難しい~。 ①多様な側面から対象を捉える事ができる。アプローチ方法も多様にある。 生活を見ることで利用者

          vol3.どうして新卒から訪問看護なのか?

          新卒訪看の日記 vol.2「変化と成長 」

          訪問看護師として働き始めて半年。 4月から関わっているご利用者さんとも半年の付き合いになる。最初は名前も覚えてもらえなくて、目も合わせてくれなかった方も、今ではあなたが来るのを楽しみにしてたのよ!と笑顔で話しをしてくれる。 上記の方は、病態的にはとても安定しており薬のセットと健康状態の観察のために週1回訪問している。関わり出して半年たつが、良くも悪くも変化のない利用者さんを見て私はモヤモヤした感情を抱いていた時期がある。 悪化していないし笑顔で過ごせているからこの看護で良

          新卒訪看の日記 vol.2「変化と成長 」