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【読書記録#85】 かわら版で読みとく 江戸の大事件  

<2023年7月5日にインスタに投稿したものをシェアしています>

かわら版で読み解く 江戸の大事件  
森田健司 著

江戸のタブロイド紙、かわら版。どんな事件が取り上げられていたのか、興味があったので、読んでみた。

政府を批判することはNGなシンガポールの新聞のように、幕府の批判はNGで風紀を乱すような記事も時期によって程度の差はあるものの基本的にNG。そして、時にはまるで北朝鮮のように、幕府への賛辞が記されていたり。w これはかわら版が生き残るための一つの方策であった。

しかし、さまざまな制約があったからこそ、抜群に味わい深いものになったそう。また、かわら版に欠かせない飛脚の活躍も素晴らしい。江戸と京都の間を60-90時間で走破したとのこと。

五街道が整備されたとはいえ、この時代で、江戸で出した手紙が、3日もあればなんて、本当に素晴らしい。

1枚ものの瓦版は4文で今の貨幣価値でいうと40円ぐらいだったそう。

ネッシーを彷彿させるような江戸時代バージョンの都市伝説的な記事があったり、ワイドショーもびっくりな怖すぎる事件簿があったり、謎の妖怪、放屁する妖怪スカ屁なんていう爆笑記事があったり、話題が盛り沢山で読み応え抜群の記事ばかり。

イラストも凝っていて、大衆に大ウケだったに違いない。


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