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漫画家芸人 〜2話〜 「お笑いの学校ってなに?」


(前回のつづき)

迷い人が通うのは、ワタナベエンターテイメントスクールという恵比寿にある学校らしい。彼を無事に大鳥神社へ送り届けた僕は、連絡先を交換し、ちかぢか専門学校内で行われるというライブへ行く約束をして別れた。

家に帰った僕はお笑い学校についてさっそくネットで検索、、、


あ、これが彼の行ってる学校だな。ふむふむ、あの芸人さんも卒業生なのか。なるほどねぇ。カリキュラムはどんな感じかな。ほほう面白そうじゃないか。いいなぁ。年齢制限とかあるのかな?学費はいくらかな?おっ、これなら払えそうだぞ。授業は毎日かな?漫画の締切りがある時は休んでも平気かなぁ??最初のネタ見せめっちゃ緊張しそ〜、、、


、、、、、、
お笑い学校に入学したくてたまらない自分になっていた。


お笑い学校に通い、面白くなった自分がテレビでネタをやっている。そんな妄想をすると鼓動が早くなり全く眠れない。

それは体の芯から湧き上がる、経験したことがないほど強い衝動だった。


僕も入学しよう!お笑いがやりたい!挑戦してみよう!!


自分の気持ちは固まった。

でも、、

同棲している彼女はなんと言うだろう。


朝になり、彼女が起きてきた。

(つづく)

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