マガジンのカバー画像

秋田の六次産業化

24
運営しているクリエイター

記事一覧

もなかの中にサブレ、味はいぶりがっこにきりたんぽ!秋田のおもしろ美味しいお菓子

もなかの中にサブレ、味はいぶりがっこにきりたんぽ!秋田のおもしろ美味しいお菓子

秋田なんとかすっぺ委員会委員長のゆきんこ(←会員一人)。

なにすっぺって秋田のあれやこれやをみんなに吹聴しているだけなのだが、一番頑張っているのは秋田お土産配布。

どんなに味がよくても、CM頑張っても、実際食べてみないとファンは増えない。一度ファンになった人はまた食べたい!と言ってくるか、最近ではネットでも買えるものが多いから、買ってくれるようになる。

なにはともあれ、この時代の最大のPRは

もっとみる
秋田空港除雪隊「雪戦隊なまはげ」整列!

秋田空港除雪隊「雪戦隊なまはげ」整列!

明日から寒波がやってくるそうだ。寒波と聞いて思い出すのが「雪戦隊なまはげ」だ。

5年くらい前にものすごい大雪の中、秋田空港に到着したものの除雪が終わらず遅延。
仕方がないことなのだが、早く着きすぎてしまったために手持無沙汰。何気なく窓に目を向けると、雪煙をあげながら颯爽と働くものたちがいた。

それが「雪戦隊なまはげ」。名前がついているのはあとから知ったのだが、とにかく一心不乱に雪を巻き上げ働く

もっとみる
五臓六腑に染みわたる

五臓六腑に染みわたる

大好物のおはよう納豆

定番のおはよう納豆以外で、新発売の「麹タレいりの納豆」を以前ご紹介したが、もうひとつうまいものを発見!

冬に最強の納豆汁である。

納豆のねばねばを味噌汁にぶっこむと、ねばねばが腹の中で温かさをキープしてくれるからか、飲んだだけで体がぽっかぽっか。のどを通るどろどろの温かい汁は、これまた長時間のどを温かくしてくれる。

ということで、冬は味噌汁に納豆をそのままいれて飲むの

もっとみる
金萬おいすぅ~いが70周年!

金萬おいすぅ~いが70周年!

秋田のグルメといえば、きりたんぽ。じゃあ、秋田の手土産といえば?なんでしょ?
岩手ならかもめの玉子、宮城なら萩の月が定番中の定番だが、秋田はこれといって定番がない。最近は、いぶりがっこチーズブームが到来しいているようで、いぶりがっこチーズ風味のスナックやらがわんさか売られているが、これも最近のことであって定番でもない。

が、秋田県人なら知っています(←ちこちゃん風)

秋田の定番といえば「金萬」

もっとみる
肥料袋のようなあいがた

肥料袋のようなあいがた

冬の風物詩ともいえる、白鳥さんたちが今年も我が家の近くにやってきてくれた。

昔は、2階の自分の部屋から見えるのは、奥にあるはかしょ(墓所)と田んぼと堤防だけだった。
そんな村はずれにあるような家だったため、さほど街灯もなく、お盆の8月13日は、墓所に訪れた皆々様が残したろうそくの火が夜中まで燃えまくり、火の玉がゆらゆら動いているようにしかみえず、この日ばかりは暑くても窓をしめて幽霊にどこかに連れ

もっとみる
だだみはお父さんの身

だだみはお父さんの身

秋田県の冬の味覚といえばきりたんぽ。と答える人が多い。
個人的には「だだみ」を食べると、津軽海峡冬景色を歌いたくなる。

上野発の夜行列車降りたときから~青森駅は雪の中~♪

まあ、上野発の夜行列車はもうないし、秋田の話なのに青森っていうのもおかしいだろという突っ込みはさておき、冬を感じる歌といえば、石川さゆりさんのこの歌だ。

秋田の居酒屋では冬の味覚で「だだみ」が普通にメニューに並ぶのだが、県

もっとみる
動かないCM

動かないCM

普段はあまりテレビを見ないのだが、年始は箱根駅伝をこたつに入ってずっと見続けるのが、毎年恒例になっているのでその続きで1日中だらだらとテレビをみる。

そして毎年のように気になるのがお年賀CM。秋田県内のさまざまな企業が新年のあいさつCMを流すのが恒例行事だ。
内容はほぼ同じで
「新年あけましておめでとうございます。本年もご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます」
とどこの企業も同じような声なので、

もっとみる
カビと菌膜

カビと菌膜

11月に仕込んだ柿酢。

ビフォアーの写真と柿酢物語はこちら↓

ビニールでびっちり蓋をし、毛布をかぶせて保温し、発酵させること1か月半。そろそろビニールをさらし布にして熟成させねばと開封すると・・・

カ、カビ・・・にしか見えない!

ただ、強烈なアルコール臭といった腐敗している感はなく、酢っぽい匂いがする。

昔、干し柿についた白い粉をカビと間違え、腐った!と大騒ぎしてポイしてしまった苦い経験

もっとみる
元祖

元祖

秋田と言えば、米・酒・美人。

インスパイアされるものが、すべてすごすぎる。
秋田に生まれただけで「美人」って言われるのだ。秋田にいたときは、どーしてこんな田舎に生まれたんだろうと思ったものだが、東京にいって、
「秋田に生まれてよかった」
と思ったほど「美人」といわれるようになった。

ちなみに、美しい人という意味ではなく、名刺的な「秋田美人」
まあそれでも「美人」と連発されるのは悪い気しない。

もっとみる
あのなっちゃんが秋田美人に?!

あのなっちゃんが秋田美人に?!

秋田県の納豆といえばおはよう納豆のなっちゃん!

なっちゃん、かすり半纏みたいなのをきてかわいい笑顔で「おはよう」ポーズで半世紀?おそらく50歳は超えている。

自分が小さいときから全く変わらない。
永遠の10歳といった見た目。

健康志向から納豆ブーム到来中の現在のようにありとあらゆる納豆がなかった時代。納豆といえばおはよう納豆一択だった。

給食もたしかおはよう納豆だったような気がする。
しか

もっとみる
白菜のシュガースポットがでない

白菜のシュガースポットがでない

白菜急成長で農家悲鳴!のニュースで、激しくうなずく。

そうなのだ。
「お!巻いてきたな~かわいいのう」なんて悠長に眺め、青虫のうんこちゃんを見つけては、青虫退治にいそしむ。

するとあっというまに巻きまくって巨大化。

成長が早いからか、あのおいしいシャキシャキの白い部分が少なくて緑緑している。

さらに、白菜にもバナナのシュガースポットのような黒い斑点があると甘くておいしいといわれるが、これが

もっとみる
むかごを捨てるな

むかごを捨てるな

長芋堀りの前にも実は収穫するものがある。むかごだ。

形がいびつな長芋の話↓

実は、数年前までこのむかごさんたちを邪魔もの扱いしていた。長芋の葉っぱが伸びまくれば伸びまくるほど茎の部分にこんな丸っこいものをつけてしまいにはぼとぼとと落ちてくるのだ。

肉芽と呼ばれるものを「むかご」というのだが、肉芽の名のとおりほっとくと次年度またぼっこぼっことはえてきてしまうので、いちいち拾い、穴を掘って一カ所

もっとみる
好きなように成長させる長芋のカタチ

好きなように成長させる長芋のカタチ

「自然薯収穫がピークを迎えている」というニュースの映像を見ると、筒のようなものに種芋をいれて栽培しているため、まっすぐで美しい自然薯が出来上がっている。

しかも、砂地なのかスコンスコンと抜けて、いい感じにスムーズに収穫できている。

かたや実家は、家庭菜園のようなものなので、一応、一列に種芋を植えているが、筒にいれるわけもなく、収穫まで放置プレイ。よって、収穫時はどこにどんな風に伸びているのかわ

もっとみる
ひょうにやられたブロッコリー

ひょうにやられたブロッコリー

スーパーにいったら、ブロッコリーが山のように積まれ1個98円で売られていた。ころんと丸く、濃い緑色をしたブロッコリーたちだ。

ブロッコリー豊作中につき、これまた規格外も続出。
写真のブロッコリー、キレイでしょう。
でも、規格外。

先日、天から真っ逆さまに落ちてきたといった表現がぴったりの巨大なひょうのせいで、穴が開いてしまったのだ。ちょっと穴があいただけで売れないなんて悲しすぎる。

実家に帰

もっとみる