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パパ活の次にくる「兄活」!長女タイプは狙われるかも

まるでお兄ちゃんと妹が遊ぶように、20代男性と女子中高生が交流する「兄活」が出現しているらしい。日刊SPAの記事でパパ活の若い世代向けピュアバージョンとして「兄活」が紹介されていた。

いまや誰もが知っているパパ活は、40~50代の男性が主に20代の女性に対し、高額な資金援助が前提とされている。中には1回10万円ほどの援助をする代わりに、カラダの関係を求められている。(ひょっとしたらそのケースが多いのかもしれない)

その一方、「兄活」では20~30代の若い男性が10代の女子中・高校生に対してお小遣いが少額またはナシで、友人関係や恋人関係のようにはしゃいで遊べる活動を指す。パパ活をカジュアルにしたイメージだ。

「高いお金をもらってもおじさんとはムリ」と考える若い女子たちにとって、20~30代の男性であれば大人の彼氏とデートするような気軽な感覚で遊べるし、軽くおごってもらうこともできる。

一方男性側は、まだ純粋な女子たちがタピオカをおごっただけでも喜んでくれ、若い遊びを一緒にできるのに充実感を得られているらしい。

兄活は基本的に楽しく遊ぶことが目的だ。それでも10代の女性と20~30代の男性が一緒にいれば、いつ間違いが起こるのかは分からない。

そんな危険性に気付けず、「兄活」をやってみようと感じてしまうのは、10代女子の中でも「長女タイプ」ではないかと思う。

お兄ちゃんがほしい長女タイプは危険!?

25歳となったわたしが「兄活」の記事を読んでも、「どうせピュアと言いながら体の関係を迫るんじゃないだろうか……」と疑いがもてる。

しかし10代の女子中高生が「兄活」に危ないかもしれないと思えるだろうか。とくに兄のいない長女タイプの10代女子は危険だ。
なぜなら、兄に幻想を抱いている可能性が高いからだ。

わたしには上のきょうだいがいない。妹が1人だけいる。身近に年上の男性のいとこや幼なじみがいないので、兄のモデルになる人はいない。
だからテレビやマンガで描かれる兄像から、勝手に理想像を作り上げてしまっていた。

わたしの描く兄像は……
兄は眼鏡をかけて背が高く、シュッとした体形だ。本を読むのが趣味で、学校の成績はいい。勉強で分からない問題は、わかりやすく教えてくれる。さわやかな顔立ちで「お兄ちゃんかっこいいよね」と友達から言われる。坂口健太郎みたいなお兄ちゃんなら最高だ……と考えていた。

きっと兄がいる人からすれば、「お兄ちゃんなんてそんないいものじゃない」と言うだろう。
しかし兄がいなくて、身近に甘えられる年上の男性がいない女子は違う。「兄活」ならきっと理想のお兄ちゃんに甘えられる!と考えてしまう可能性が高いかもしれない。

もしわたしが何も知らない中学生なら、兄活にちょっとチャレンジしてみたいなと感じてしまう。友達に誘われたらやってみたいと思ってしまう。
だから、兄を知らない長女タイプは「兄活」に参加してしまいやすいのではと思う。

「兄活」だと安全そうな響きなので、もう少し危険な香りがする言葉の方がいいなと個人的には思う。


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