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海外で店を経営するあれこれ

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今だから話せる、異国の海外で店を経営するに伴う面白い話、勉強になる話、笑い話などなど、シェアできたら嬉しいです!海外で店を持つことに興味ある方、またはヨーロッパの食事状に興味ある… もっと読む
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記事一覧

漫画「料理店の日報」のお知らせ

こちらで日記を書く機会がなかなかないうちに、あっという間に12月になってしまいました。 で…

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料理の香りと料理の匂い

ポルトガルで料理の仕事を始めて、日本とは感覚が違うんだなと感じることは色々あるけれど、そ…

もはやベジタリアンとヴィーガンが主流?

レストラン業を離れて、気がついたらもう1年が経った。あっという間だったような、本当にいろ…

日本の調味料との出会いと使い方

この日曜日もまた料理教室を開催しました。 今回は、日本の調味料の使い方。 この教室をしよ…

食文化と酒の好みは関係ある?

先日、リスボンの日本酒屋Sakemico(サケミコ)と、その日本酒の飲食店向け配達を担っている会…

日本酒 in  ポルトガル

ポルトガルではどんな日本酒が出されていて、飲まれているのか?と、お酒好きな人は興味を持ち…

リスボンにはケーキ屋さんがほとんどないのでは?

前回、リスボンのカフェについて書き始めたのは、お持ち帰り、テイクアウトのことを書こうと思ったから。 ポルトガルには、意外とスイーツのテイクアウト専門店がとても少ない。このコロナ禍で少しは増えたかも知れないけど、お持ち帰りやお土産の習慣自体がほとんどないのだ。 コロナ禍の間の、飲食店は店を開けては行けなかった期間は、たくさんの店が必死にテイクアウトや配達を始めて頑張っていた。うちも、お弁当を集中的に売り出した。その間に、ウーバーなんかのシステムも受け入れられて、定着し始めた

では、ポルトガルでの白ごはんの立場は?

何気なく描いた前回のお味噌汁のことが、思いがけず反響を呼んで、そうか、こういう日常の違い…

スウェーデンの工芸作家Michaelのお碗

先日のお味噌汁の話に続き、今度はお味噌汁茶碗の話。 お味噌汁茶碗は、店ではお昼の定食の時…

ポルトガルでの味噌汁の飲み方

日本食といえば寿司や天ぷらだけど、お味噌汁だって、こちらでもとっても人気で、認知度も高い…

マフラの陶芸作家、マルティンとカルミラの作品がついに届いた!

前回の続き。 マルティンたちに注文した器たちが出来上がるのにかかった期間は、約3ヶ月。そ…

ポルトガルの陶芸作家との出会い

リスボンで日本食レストランを始める際に、もう一つ調達しなければならない大切な難関は、器、…

サーモンがお好き?

みなさんが海外の日本食料理店で寿司や刺身を食べるとしたら、どんな魚を想像したり、期待した…

ポルトガルの魚を仕入れ続けて感じたこと

今回は、ポルトガルの魚やその仕入れの話。 私たちが店を開店させた8年前から今まで、ポルトガルの魚の仕入れ状況は随分と変わった。 ポルトガルは海に面しているから、新鮮な魚がたくさん獲れることで知られていて、ヨーロッパ各地から、魚やシーフードを食べにくる観光客がたくさんいる。海外の、新鮮な魚が手に入らない国に住んでいる日本人も、魚を求めて休暇でポルトガルに来る人が多いようだ。 ポルトガルの人たちにとっても、そんな美味しい魚が自慢で、よくそんな話をする。こっちでは、鮮魚といえ