ハヤシ

同人に関わってからやく30年、こんなに時間が経ったのかと驚いています。現在は訳あって活…

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同人に関わってからやく30年、こんなに時間が経ったのかと驚いています。現在は訳あって活動中止しております。

最近の記事

同人やアニメ業界における女性の存在

長い間、放置状態でしたが再起動です。今回から有料版も増やしていきたいと思います。そこでとりあえず、この「Note」で書いてきた記事の閲覧数を調べて見ました。今まで殆ど調べたことがなかったのです。 一番多く読まれているのがダントツで「同人誌を語ってみると | 女性サークル編」でした。 「Twitter」などで今でもアニメオタクは男性ばかりといった一方的な意見をまだ見ることが時々あって、とても違和感を感じています。それも男性オタク側からの発信でもあります。 この閲覧数の多さ

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    • 新型コロナとコミックマーケット・後編

      個人的には「コミケ」中止よりも、「新型コロナ」による経済活動の停止が最大の問題であると考えています。 「クールジャパンとオタク産業の真実を語ってみると」でも指摘しましたが、同人作品を購入する人たちが皆お金持ちではないからです。 例え同人ファンといえど購入できる資金は少ないわけで、当然、我々同人作家は辛い日々を送ることになります。これはすでに経験していて、また同じことがやってくるのかと憂鬱な気分でいます。 「とらの穴」など同人誌を扱う店舗の閉店が続いています。どこまでいく

      • 新型コロナとコミックマーケット・前編

        コミケに関しては同人でのサークル活動中に──正確には前後にもあり── 数々のいやな想い出があることはすでに同人活動について書いた記録という かエッセイのなかでも何度も指摘していました。 もともと「コミケ」に関しては何も感じていませんでしたが、数々の出来事からとても嫌なイベントになっています。 最後のさごまで「コミケ」がらみで終わってしまって、良い想い出は一つも ありません。この時、この先「コミックマーケット」はどうなって行くのかと考えた時がありました。 サークルでの活動

        • 雑記 | 出会い

          しばらく間が空きましたので、ちょっとした雑記をアップします。 学生の頃から続いている習慣に本屋まわりがあります。大型書店を中心に三時間以上かけていろいろな書店を見て回ります。 また多くの古本屋があって一日では回れないのが普通でした。 ですが時代が変わり現在、「古書店」は壊滅して残っていません。 僅かに残っているのは大型書店で、その大型書店も次々と閉店しています。 時代の流れが自分のような人間の居場所を奪っているような感じがしています。 先日、その僅かに残っている書店で見

        同人やアニメ業界における女性の存在

          オタクについて語ってみると

          「オタク」、または「ヲタク」と表記される場合も多いのですが、これらの人種に関することについて一歩踏み込んで書いてみたいと思います。 この「note」の記事に同人とそれにまつわる人々のことを書くと、「オタク」のことについて反応があったからです。 今は「オタク」はある意味市民権をもってしまっていて、我々が知っている「オタク」たちとは違ってきているようです。 個人的には「オタク」に関しては否定的な考えを持っています。 これはあくまでも自分の知っている「オタク」たちにたいしてです

          オタクについて語ってみると

          クールジャパンとオタク産業の真実を語ってみると

          初めに、前回少し書き忘れてしまいましたが、ネットでの同人作品ダウンロードサイトそのものがもつ欠点があります。 まずそれを補足説明してから本題へと入りたいと思います。 それは同人作品の転売です。紙の同人誌と違って転売がインターネットではとても容易です。メルカリなどでもそうなんですが、ネットを利用すると転売という行為はとても簡単にできます。 デジタルデーターの同人作品は物販と違って数に限界がありません。 いくらでもコピーできますから、利益も大きい。 ましてや普通に委託販売サ

          クールジャパンとオタク産業の真実を語ってみると

          ネット上での同人活動を語ってみると

          前回の記事で書いた生活も、ますます追い詰められるようになった頃、友人からパソコンをもらいました。 これによりインターネットに接続できる環境ができました。インターネットに接続できる環境を手に入れたといってもすぐに同人活動を再開していた訳ではありません。 今のように光回線でもありませんでしたし、全ての設定をパソコンをくれた友人がやってくれるなどなにも分からないままで始めました。ですから同人活動などまったく考えてもいないですし発想もなかったですね。 なによりどんなサイトがあっ

          ネット上での同人活動を語ってみると

          同人活動中断後を語ってみると | バブル崩壊と大不況の頃

          今まで同人関係のことばかりを中心に書いてきましたが、ここから先は身辺の事情が大きくなっていきます。 たまりにたまった不満を愚痴として垂れ流すようで筆も進まなかったのですが、あえてこれらを書かせていただきました。 この時期、世の中の動きも同人もいろいろな出来事が立て込んでいたり重なっていたりで、順序立てて書くのが難しいのはすでに書きました。「阪神淡路大震災」や「オウム真理教によるテロ事件」までありましたからね。 これらの事件の前に、世の中のバブル景気が崩壊して景気が一気に悪

          同人活動中断後を語ってみると | バブル崩壊と大不況の頃

          同人活動中断の前を語ってみると

          ここからは同人関係の記事が減っていきます。 なぜ同人活動が続けられなくなったのかは次に譲るとして、コミケ初め同人関係にも新たな問題が発生してきました。 これらの問題や動きは同人活動をおえてからも続くのですが、活動そのものはしていませんでしたが、同人関係の情報は絶えず入ってきていましたし、自分も求められればできる限り協力するようにしていました。 また世の中の動きも大きなことが立て続きにありました。 どれが先でどれが後か分からないだけではなく、重なっていたりもしますので正確

          同人活動中断の前を語ってみると

          青少年保護育成条例を語ってみると

          色々と苦労させられたサークル活動でしたが、同人バブルもアダルト規制 が始まり一気に下降線を辿ります。 これはそのまま同人活動全般のブレーキにもなりました。 東京都の「青少年保護育成条例」により同人誌も「有害図書」に指摘される ことになります。もともと昔から、古くは「ハレンチ学園(永井豪作品)」のころから行政とPTAなどはエッチな漫画を規制しようとしていました。 これは何度も形を変えて繰り返し行われています。 規制するきっかけをいつも狙っているようなところがありますね。そん

          青少年保護育成条例を語ってみると

          コミックマーケットを語ってみると | 共同幻想としてのコミケ

          ここから話は一気に重くなっていきます。 コミケの共同幻想に関してはこの回で締めくくりたいと思うのですが、ここであらためて「宮崎勤」のことについて触れておきます。 「宮崎勤」のことに触れると、オタクはロリコンという定番のコメントかと思われそうですが、それは違います。「宮崎勤」は「解離」を説明するのにこれほど好都合な存在はいないからです。 解離意外にも共通点が多くありました。 これは同人活動を始めた頃と「宮崎」事件がかぶるので、同人ファンの反応やこれらの人たちから受ける印象に

          コミックマーケットを語ってみると | 共同幻想としてのコミケ

          コミックマーケットを語ってみると | コミケに集う人々

          今年のコミケ開催から、四日間という今までよりも一日多い開催になるそうです。それによりコミケの一般参加も有料となるそうです。 そして昔からいつも運営やらサークルを悩ませていることがあります。それは「コミケ」に圧倒的に多いことですが「困った」人たちの存在です。 一言で言って迷惑な人たちなのですが、オリンピックのためにコミケの一般参加者も有料という話を調べると、「変な人がすくなくなる」からよいと言うような話が多くありました。 それほど一般参加者さえも迷惑していたということです。

          コミックマーケットを語ってみると | コミケに集う人々

          コミックマーケットを語ってみると |コミケ神話の真偽

          ここからは「コミックマーケット」の解説をしていきます。 長くなりますので数回に分けて掲載していきたいと思います。 「コミケ」の開催は年に二回、夏コミと冬コミの二回に分けられています。 ※春コミのような感じの不定期の開催は昔に数回あったようです。 どちらも三日間開催されていますが、我々が同人活動していたときは夏コミが三日間、冬コミが二日間でした。また開催場所も今は「東京国際展示場(東京ビッグサイト)」ですが、我々の頃は「日本コンベンションセンター(幕張メッセ)」から「東京国

          コミックマーケットを語ってみると |コミケ神話の真偽

          コスプレについて語ってみると

          前回の続きでコスプレについて解説したいと思います。コスプレは同人活動とは直接関係がありませんから、情報はやや正確性をかくことになるかも知れません。 このコスプレに関しては同人活動中と、活動後に分けることができます。同人活動を終えても、いろいろな付き合いができており情報はずっと入ってきていました。そして「コスプレ」が活発になってきたのは同人活動を終える前後から活発化し現在のように一人歩きしている状態になっていきました。 「コスプレ(コスチュームプレイヤー)」は今も昔もとても

          コスプレについて語ってみると

          同人イベントを語ってみると

          ここで同人誌の即売会についてどのようなものがあるのかを具体的に説明していきたいと思います。イベント数も多いのですがどいういう棲み分けがされているかについて解説していきます。 まず同人誌の即売会には大きく分けると「オールジャンル」の即売会と、 「オンリージャンル」の即売会の二つがあります。 大きさで言えばやはり「コミックマーケット(コミケ)」が一番大きいのですが、これに近いまたは同等の大規模同人イベントはけっこう存在します。「コミックマーケット準備会(有限会社コミケット)」

          同人イベントを語ってみると

          同人誌を語ってみると | その他の同人作品

          ここで少し寄り道して、「ロリコン」作品などほかの作品についてのお話をしましょう。 当時は、多くの人たちは同人イコール「ロリコン」と思っていました。この先入観は今でも変わりません。これは1989年に逮捕された幼女殺人犯の「宮崎勤」事件の影響からでした。 ですが同人では決して「ロリコン」同人誌ばかりが頒布られていたわけでは ありません。むしろ先に説明したように、「二次創作」と「ボーイズラブ」の方が圧倒的に多かったのです。 確かに「ロリコン」をメインにした同人誌はありました。

          同人誌を語ってみると | その他の同人作品