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料理が苦手なミドルシニアがこぞって参加する、体質改善できる料理グループレッスン?!「サリーズレシピ」とは


■料理が苦手な44歳の私でも、変われる予感


年齢を重ねると、毎日の食事の重要性を身にしみて感じるようになる。変なものを食べれば翌日の身体は怠いし、肌のコンディションも悪くなる。風邪も引きやすくなってしまう。諸々、一度悪くなると改善にも時間がかかるお年頃。だからできるだけ「身体にいい食事を摂りたい」という思いはある。

でも、毎日毎食自炊をするというのは、ハッキリ言って私はめちゃめちゃ億劫だ。何が億劫って、一番は「献立を考える」ことだ。“美味しさ”を追求すれば手間がかかる。それを毎日やるのは現実的ではない。でも、“楽”を追求するといつも同じようなメニューになってしまう。そうなると、自炊をしていれば健康なんてわけでもなく、逆に偏った食事になっているのではないか・・ 

日々目の前のことに忙殺されていると、私のような料理という修行をサボってきた人間には尚のこと、「最高に満足いく自炊」というのは難易度が高い。そのくせ、変なところで完璧主義なもんだから、「ちゃんとやれないなら、やらない」となり、アウトソースまっしぐら。それが今の私だ。。でも、そんな自分は人より何かが劣っているような気もして、引け目を感じていたりもする。毎日の食事問題は、日々の積み重ねだから、自己肯定感にも影響してくるのかもしれない。

そんな、料理をちょっと放棄ぎみの私なのだけど、まわりには何故か料理上手が多い。中学時代からの付き合いである「サリー」こと杉山佐保里もその1人だ。病院での管理栄養士を経て、自身の子どもを通わせたいと思う保育園がないと未経験で保育園をつくり、今はそれらの経験を活かしつつ、料理教室や病院への栄養指導などを精力的に行うスーパーウーマン・・・と言いたいところだが、実態はなんともほんわかとしたチャーミングがすぎる人。そしてとても本質的な目線を持っている。

彼女は、昔から私によくこんな声をかけてくれていた。「ゆみちゃん、料理なんてやれる範囲でやればいいし、本当に簡単なやり方もあるから。手抜きでいいんだよ全然!」。・・・いやいや、料理がうまい人の言う手抜きってのは、私にとっちゃ全く手抜きじゃないんだよきっと。あまりやらないが故に料理には敗北感しか感じていない私は、クサクサした気持ちで聞いていることが多かったから、近況報告し合っていた時に「最近こんなサービスやっててね」と話してくれた『サリーズレシピ』のことも、自分には正直関係のないものだと思っていた。

そんな私が、へえ~~~~!と、思わず身を乗り出してしまったのが、「驚いたことに、購入いただている人の大多数はもともと料理に苦手意識があった人なんだよね」という言葉。「しかも、元々は20-30代の子育て中の人を想定してたんだけど、実際は50-70代の人にどんどん参加いただいてて・・」。

料理が苦手ってミドルシニア層の女性が、世の中にはそもそもそんなにいたんか!!(自分は確実に少数派だと思っていたよ)
そんなところに少し励まされた気がしたのだけど、いろいろ聞いているうちに、料理が苦手な人がそもそも有料で(それなりな金額で)レシピを購入していることもだし、ここに今、人がどんどん集まってきているという事象が面白い!とPR業で培った感覚が刺激された。また私と同様に「料理あんまり得意じゃないんですけど」「料理に時間取られるの嫌なんですけど」って人にとって、時短にもなり、“料理が苦手“を克服できるいいサービスだと感じたので、応援も込めてちょっと以下に紹介してみようと思う。(思い余って長文になってしまったので、興味のあるところだけ読んでいただけるように目次も置いておく)


『サリーズレシピ』とは

ひとりひとりが家族の健康を守れるように「おうちの管理栄養士になろう」をコンセプトにした、プロによる季節ごとの体質改善レシピがもらえるオンライン料理グループレッスンのこと。約4年前に誕生し、参加者は口コミ中心に回を重ねるごとに増えていて、現在は日本各地+海外から毎シーズン100名以上が参加している。大半はもともと料理に苦手意識があった人ながら、「参加して良かった」の回答が100%という脅威の満足度を誇っている。概要や仕組みは以下の通り。

レッスン参加者だけのLINEグループを組み、そこで腸内環境を改善して免疫力を高め、健康的な生活を送るための「体質改善レシピ」を3ヶ月分共有します。(春夏秋冬でレシピが変わるので3ヶ月分が1クール)

グループ内でレシピを共有する中で、レシピの疑問やふだんの食生活についての悩みなど、月〜金(祝日除く)の間、なんでも自由にご質問いただけます。そのご質問に対してレシピ開発者(サリー)がグループ内でお答えし、それをみんなで共有しながら学びを深めていくレッスンです。

グループ内全員が、同じレシピを共有しているので「こんな料理つくったよー」と写真を共有したり、それぞれの料理の盛り付けや器の選び方など参考にしあったり、交流が盛んです。

■料理をしない私が興味を持ったポイント5選

サリーズレシピについては、以下の公式HPに基本的にまとまっているので、より詳細を確認したい方はぜひ本家のサイトを見に行っていただきたい。 ここでは参加者でもなく、回し者でもない私が、客観的に見てて面白いな~、いいな~と思ったポイントを以下に挙げてみたいと思う。

ポイント①LINEグループで質問し放題。へこたれない環境がある


料理が得意でない私からすると、料理教室はそんなに楽しいものではない。自分が劣等生になる可能性が高いからだ。そして、こんな基本的なことを聞いていいのだろうか…というところでだいたいつまずいているのだけど、まわりが料理上手ばかりだと言い出すのも正直しんどい。

サリーズレシピの大きな特長の1つは、「LINEグループである」ということだと思う。LINEだから、別に名前も顔も晒さなくていい。そして、先生であるサリーはどんな質問にでも都度、丁寧に答えてくれて、レシピを自分でつくってみた上で何でも相談ができる。よくある料理教室では、材料も揃えられてて、その場ではなんとなくやれてしまうのだけど、実際に家でやるとあれ?てことが起こったりする。サリーズレシピの場合は、そもそも実践は各自が家で行っていて、つくる順番も、つくる日も決められていないのでとにかく自由。でも、他メンバーがつくったものや、質問はいつでも見ることができる。変なプレッシャーを感じることなく、他の人の質問が自分に役立ったり、他の人がつくった画像を見て、「わー私もこれつくってみよう」と適切な刺激を受けることができる。「わざわざ決まった時間に決まった場所に行くことなく受講できる料理教室」と形容している参加者がいるように、なかなかによくできた仕組みだと感心する。「レシピもだけど、環境を買っているところが大きい」というコメントも興味深い。

また、もっと交流したい!という場合は、参加者主催の試食会や交流会なども定期的にあるということで、サリーズレシピでお友達が増えた!という方もいるらしい。自由とほどよいつながりが共存しているのは非常に魅力的だと感じる。

ポイント②プロの知恵の活用で時間の節約ができる


私が料理や自炊を積極的にしない理由は、「時間を他のことに使いたいから」だ。それは時間だけでなく「脳のキャパ」もしかりで、余計なところにエネルギーを使いたくない。でも、料理や自炊に全く興味がないわけではない。何なら身体のためにも、経済的な観点からも、本当はやれるに越したことはない・・・そんな相反する気持ちをサリーズレシピは助けてくれる。プロにより完璧に設計された3ヶ月分(プランによってはオールシーズンの1年分)のレシピがあれば、まず献立に悩む時間を削れる。そして、買い物に行っても何を買うのか迷うことがなくなる。何日も先のレシピも手元にあれば、買い物も効率的にできる。もちろんつくる時間は確保する必要があるけど、面倒な部分が解消されるだけで、だいぶん料理に対するハードルは下げられる。

ポイント③管理栄養士監修で、何も考えなくても健康維持ができる


②の時短にもつながる部分だけど、いくら時短できても、自炊の目的である健康維持なり増進ができなければ意味はない。ここはとても重要なポイントだ。自分ひとりでそれを研究していたらとてつもなく時間がかかってしまうし、そんなことができる人間ならそもそも「料理はちょっと」なんて状態に陥りやしないのだ。その観点で見ても、サリーズレシピは参加者の声になかなか興味深いコメントが並んでいる。これからプチ更年期に入っていくであろう私にとって、不調が起こりづらいというのは、様々なパフォーマンスを考える上でも非常に大事なことだ。

(参加者の声の一部)
・幼少期から便秘だったのに、毎日お通じが!
・参加して4か月。3キロ減った体重もキープできている
・以前のような疲れやすさ、やる気が起きないといった不調がいつの間にかなくなった
・料理の砂糖の消費量大幅減
・相乗効果を考え抜かれた食材の組み合わせ
・栄養を損なわない調理方法
・管理栄養士としての視点はもちろん、マクロビ・陰陽五行・グルテン、シュガー、カゼインフリー等々、様々な要素を網羅した、これまでにないレシピ

ポイント④季節ごとの身体の状態を考え抜いた、おいしくて簡単なレシピが手に入る


いろいろ興味を持って話を聞いていて、ああ、だから健康維持ができるのね、と納得したのが、「季節ごとにレシピを構成している」という点。季節の旬のものを採ると身体にいい、ということは知っていても、なかなか栄養バランスまで考えて旬を取り入れるのは難しい。そんな中、サリーズレシピでは、例えばこれから始まる12月~2月の冬のメニューでは「骨密度強化・冷え改善・腎機能強化・花粉症対策」といったテーマがあったり、各シーズンごとに「休ませる臓器」が設定されている。これは素人には考えもつかない、プロの技だと思う。一方で、「不思議なくらいシンプルな調味料と味付けなのに五感が喜ぶ味付け」とコメントする人がいるくらい、とにかく簡単さにもこだわっているという。“身体のことを考えたり、美味しさを追求するには手がかかる”というのは思い込みで、両立も可能なんだと思うと、視界が開けていく。

ポイント⑤家族が喜ぶ、“娘の花嫁道具にしたいレシピ”


体験談をいろいろ読んでいると、「毎日これにして」と家族が依頼してきたとか、「高血圧だった旦那さんの血圧が正常値に戻った」、「絶対に食べないと豪語していたしいたけを長男が食べた時の感動は、ずっと忘れられません」・・・などなど、家族が変わった、家族からリクエストされる、といったコメントが多数ある。毎日の食事は、家族仲にも影響するものだよなと改めて実感する。個人的にいいなあと思ったのは、「サリーズレシピを娘の花嫁道具にしたい」という言葉。仕事や家事・育児に忙しい現代の女性は、料理に本格的に向き合う時間なんてないという人も多く、「自分が継承できる、いわゆる“おふくろの味”なんて持ってない!」ということもあると思う。私もまさにそうだ。でも、いくつになっても、やろうと思えばこんな手段もあるんだ、と思うだけで、なんだかとても気が楽になる。

自分が本当にいいと思ったレシピがベースになって、家庭の味がつくられ、歴史が紡がれていく。そう考えると、何を選ぶか、何に頼るか、その選択をしっかり行うことこそが、一番大事なのかもしれない。

ますます情報過多になるこれからの世の中では、レシピに限らず、自分がどこに時間を使いたいのかを明確にして、それ以外は信頼できる頼り先をたくさん持って乗り切る、そこの手腕が問われる時代になっていくのだろうなと、改めて感じたのだった。


最後に、サリーズレシピを開発した、我が友人 杉山佐保里についても少し紹介しておきたいと思う。プロフィールなどはサイトに書いてあるので、私は、私が好きだなと思った彼女の思いや考えのつまった記事だけ紹介しておく。

彼女の、家族やこれまで出会った人たちへの思いと人生の経験値がつまったレシピが、多くのご家庭を幸せにしていくことを願ってやまない。

■サリーズレシピ開発者 杉山佐保里の思い


“体質改善レシピには、私が病院勤務時代 11年の間に、何千人もの患者さんの栄養指導に携わる中、たくさんの命の最期の声に触れたことによる経験が、盛り込まれています。”

「もっと食べ物のことを早く知っていたらこうなっていなかったかも知れないのに・・・」たくさんの人生の後悔に触れ、こんな嘆きを聞く機会を少しでも減らしたいと試行錯誤して作り上げた「夢のようなレシピ」がこのサリーズレシピ。彼女が人生をかけて取り組む思いが溢れる記事なので、背景を詳しく知りたい人はこちらもよろしければ。


■冬レシピの募集は、11月15日まで

2023年12月~2024年2月の冬レシピの募集は11月15日までとのこと。
受験を控えたお子さんがいる方や、冬の体調管理をしっかりされたい方にはよい機会かもしれません。必要な方に届きますように。
https://shokutaku.world/sallysrecipe


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