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「WILD MIND GO! GO! を振り返る」 体験デザインの考え方とディレクションの心得
はじめに
こんにちは。Surface&Architectureの岡村です。
2022年3月をもって、私たちS&Aは自然体験を集めたウェブメディア「WILD MIND GO! GO!」の運営から退くこととなりました。今回のJournalでは、WILD MIND GO! GO!を改めて紹介し、立ち上げから5年以上の月日をかけ企画・制作にたずさわった経験を振り返ってみたいと思います。長期間に渡るだけで
コロナ禍でのオフィス移転の裏側
2020年5月12日、Surface&Architectureはオフィスを移転しました。
新型コロナウィルスの影響により外出自粛が要請されるなか、このタイミングで引越しに踏み切ったのは、「働き方」に関する課題を解決するためでした。
Surface&Architectureの働き方は、ルールを極力排除して、働く場所や時間を自由に選び、一人ひとりが自立して働くというものです。自立して自由に働く。こ
デザインと交渉術 ーデザイナーが知っておくべき交渉スキル
この記事は、以前、自分が書いてたブログから再度note向けに編集したものです(2011.3.8)。
“The Hardest Part Of Software Is Culture.”
素晴らしいインターフェイスを思いつくことに困難があるのではなく、むしろチームや、クライアントとの文化や価値観を超えた合意形成の方にこそ困難はある。自身のブログでAza Raskinはこう述べて、UIやUXに携わる
発見すること −みつからないこと、わからないことの価値
前回「Sensory Experience Design 発見の再発見」というタイトルで、阿部雅世さんが主催するデッサウのバウハウスでのワークショップに参加し、そこでの経験から強く印象に残った発見の喜びついて記事を書いた。前の記事を書いてから、もうすぐ一年が経つという体たらくではあるが、いよいよ重い腰をあげて、もう一度、当時考えていたことを文字にしてみたいと思う。
発見ということを、ぼんやりと頭
野糞から自然の一部である自分を取り戻す
以前にMediumに書いていたもの(2017.2.10)をnoteに再掲。
今、自分が書きたいと思っているのは、野糞のこと。記念すべき一回目が野糞というのは、どうもアレだが、いや大真面目にこれは大切なことだと思っている。
これほど、自分が野糞に大注目したのは、糞土師 伊沢正名さんのことを知ってからだ。伊沢さんのウェブサイトの記事や書籍をとおして、大変な衝撃をうけている。今、仕事のなかで人と自然
Sensory Experience Design 発見の再発見
私たちが企画・編集し、7月末に刊行された『生き物としての力を取り戻す50の自然体験』は心や感性に野生を取り戻すことを趣旨とし、デザイナー、アーティスト、科学者など自然に対してユニークな視点を持つ33人が著者として名を連ねている。そのうちの1人にデザイナー、デザイン教育者としてベルリンで活躍する阿部雅世さんがいる。阿部さんはデザインのエクササイズとして自然に触れ、感覚や感性を解放するというデザイン教
もっとみるJournalをはじめます。
はじめまして。
このJournalは、Surface&Architecture の有志による不定期更新メディアです。
コントリビュートする1人ひとりの関心から生まれた記事や、メンバーがプライベートワークとして制作した作品や写真などをときどきお届けしていく予定です。すぐになにかに役に立たないかもしれないけれど、いつか役に立つかもしれないこと、役には立たないけれど、はっとするようなことなど、今に囚わ