ユースケさん

ナレーターとか。 思い続けるのは難しいから、ときどき、ほんの少し思い出してもらえたら、僕は幸せです。

シザーハンズと、透明なヨロイ

「抱きしめて」
「…出来ない」

『シザーハンズ』を見た。
大学生のときだ。
当時付き合っていた彼女がDVDを買ってきて一緒にみたのを覚えている。
手がハサミだから、抱きしめることができない主人公、エドワード。
僕は、エドワードに対して、こう思った。

**「自分でハサミを折れば、抱きしめられるのではないか?」
**

言葉の企画 2回目の講座。
前から二列目の通路側に座った。

スライドが表

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言葉と、感動と、バームクーヘン。

子供のころに食べた、
バームクーヘンの味を覚えていますか?

当時、小学4年生の僕は、母とバームクーヘンを食べていた。

母「このバームクーヘン美味しい?」
僕「…バームクーヘンの味がする。」
母「従弟の〇〇くんは、好きって言ってるよ。」
僕「この世のすべてのバームクーヘンを食べたわけじゃないから、好きかどうかなんて、わからないよ。」

当時の僕は、「感動」がわからなかった。

親戚に同じ歳の男の

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どうして、駅の改札まで来ないと、言葉が出て来ないんだろうと思う、春の季節です。

SNSやTVがなくなっても、きっとラジオは無くならない

ラジオが、好きだ。
でも、忘れてた。
ラジオが、あのときの僕を幸せにしてくれた。

中学という多感な時期を、両親と同じリビングで過ごすほど、人間ができていなかった。
食事を終えれば、すぐに自分の部屋に引きこもっていた。

中学生の僕は、
平日の10時から11時半は、自分の部屋でラジオを聞いていた。

『やまだひさしのラジアンリミテッド』

外国人のナレーションからはじまるその番組は

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きっと、あなたは自分の夢さえ忘れてしまうから

「ごめん、子供の体調が悪くていけなそう」

年末年始の帰省中、ゴハンに行こうと約束をしても、
相手の子供の体調しだいでは、急にキャンセルになることがある。

その知らせが来るたびに、
彼女の身体は、もう彼女だけのものではないんだなと思う。

独りでいるのは慣れていた。
ドタキャンにも慣れている。
独り身は時間の融通がきく。こういうのは、助け合いだ。
…と、思うことにしよう(苦笑)

独りでいるの

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