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システム開発におけるオフショア委託 成功への鍵 -低コスト高品質を実現するために-
自社システム開発を行う際に、なるべくコストを抑えるため、ベトナム企業をはじめとしたオフショア開発を検討される方は多いのではないでしょうか。かくいう私も、現在に至るまで、ベトナム、マレーシアなどの多くの海外システム開発企業にシステム開発を委託しております。一方でオフショア開発に対して懸念を持つ方も多くおられます。例えば、開発品質はどうか?異なる言語、文化のもとでコミュニケーションに問題はないのか?国
もっとみる日本のデジタル遅れは中小企業にとってチャンス
日本は長らくデジタル化の流れに遅れをとってきました。ですがこの遅れは、国内の中小企業にとって新たなチャンスを生む可能性の時でもあります。従来の大手企業がデジタルトランスフォーメーションに追いつくのに苦労している中、中小企業にとってはその柔軟性と創造性を活かし、市場での差別化を図る絶好の機会が広がっています。この機会を捉えることで、市場の中で、同規模の競合他社に対してだけでなく、大企業に対しても、企
もっとみる様々なDXの効果と、ビジネスにおける戦略的な展開 ~採用活動編~
デジタルトランスフォーメーション(DX)の効果は、単なる業務の効率化や合理化にとどまりません。DXは経営者層にとって新たなビジネスの機会を生み出す要素にもなることはイメージされやすいかもしれませんが、今後、企業が優秀な人材を確保するために必要不可欠な要素であるとともに、自社のサービスや製品を広く宣伝するためにもDXが重要な役割を果たす場面が確実に多くなってきているのです。今回はDXと採用活動の密接
もっとみる自社に最適なDXの規模とは?始める前に知っておきたい、必要なDXの規模感について
今や企業にとって避けては通れない戦略の一つとなったDX(デジタルトランスフォーメーション)ですが、その規模は実に様々です。まずはスモールスタートで始めるのか、中長期的な計画で大規模に行うのか。
企業に必要なリターンの時期、変革に対応する組織文化を理解し、自社が推進すべきDXの規模をしっかりと見極めて、最大の費用対効果を創出しましょう。
リターンが必要なタイミングを考えましょう企業によって、DX推
理由を知って成功率をあげましょう!ITプロジェクトが30%しか成功しないわけ
私は仕事柄、普段から様々な中堅・中小企業様のITプロジェクトについて、経営者の方や関連部門の担当者にお話を聞く機会があります。
そこで成功した事例や失敗した事例なども多くお話を聞く機会があるのですが「ITプロジェクトが成功しました!」と自信を持って言える方はせいぜい3割程度だと思います。
実際の世の中の成功率に目を向けると、50%程度を成功と位置付けているようです※1「50%、なんだ、結構成功