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保険屋に「人生ギャンブル」を挑まれたても100%勝つ方法

「もし、働けなくなったら家族を守れますか?」

ある日。僕はファミレスの隅で、保険屋から「人生ギャンブル」を挑まれた。

どうやら、保険屋が「恐怖」を売ってきたときから、僕はいつの間にかギャンブルのテーブルに座らされていたらしい。


うむ。言われてみればたしかに。この先の人生、何があるかなんてわからない。

今は元気に働けているけれど、もしも、もしも働けなくなったら、僕には大切な家族を守れるほどの財力がない。


と・は・い・え。


「恐怖」から逃れるために、「保険」を買い過ぎてしまえば、貴重な「今」にかけるお金がなくなってしまう。

・「もしも」の不安な未来への「安心」を買うか?

・それとも、確実に元気である「今」を楽しむためにお金を使うのか?

んん〜〜〜。天秤にかけようとすればするほど、非常に難しい問題に感じてくる。


そこで、考えた。

たしかに、まだ訪れていない未来のことを考えれば「不安」の方が大きくなる。

(保険屋は、「死亡率」だの「離職率」だの”データ”という武器まで持っていた。しかし、対して僕は「知識の武装」がない。まるで丸裸で戦場に立っているような気分だ。)

でも僕は、保険屋が打ち出してきた「恐怖の訴求」に負けず、

たった1度の人生を、どうせなら「豊かで、穏やかで、幸せな未来」が来ることを意図しながら生きていきたいし、人生をハッピーエンドで終えるつもりだから、そういう未来が来ることを前提に生きていく方が良い!!と決めた。

つまり、「不安な未来」よりも「幸せな未来」に、全ベットすることにしたんだ。

そう決めた瞬間。ようやく、「人生ギャンブル」はフェアな形になった。

僕は人生の「方針」を決めたぞ。どこからでも、かかってこい!!

そんな気分になった。

よろけだした保険屋から、「チッ」という舌打ちが聞こえた気がした。

さあ、勝負はここからだ。

保険屋に「人生ギャンブル」を挑まれた際に100%勝つには?

本題に入る前に。

保険屋さんへ。

「悪者みたいな書き方をしちゃって、ごめんなさい」

保険屋さんだって、仕事でやっているわけだから、様々な事情があることはわかるし、決して騙そうとしているわけじゃないこともわかります。

むしろ、僕の未来を心配して色々と「選択肢」を出してくださったことに、感謝しています。ありがとうございます。


この記事を通して、僕が読者のあなたに伝えたいことは「保険者さんには気をつけなさいよ!」というメッセージではなくて、

「人生の舵」は、自分で取れるようになっていたいよね。っていうことです。

冒頭でご紹介した場面で言えば、「不安な未来」と「幸せな未来」のどちらを選ぶのか?をちゃんと、自分の頭で考えて決めたいよね、っていう話です。


ちなみに、セールスの世界には「恐怖訴求」というテクニックがあることをご存知ですか?

これは、人間心理を活用したテクニックで、人は「恐怖」を訴求されたときの方が購買行動をしやすくなるというテクニックなんです。

詐欺師は、たいてい「恐怖訴求」のテクニックを使ってきます。

あ、保険屋さんは詐欺師じゃないですからね。念のために。

でも、保険屋が扱っている商品は「恐怖」だから、現場担当者は、本人が意図せずとも「恐怖訴求」をしてしまうという流れがあります。仕方ない。それが、保険屋さんの文化ですから。


では、人間が心理的に、つい行動してしまう「恐怖訴求」に対抗するためには、どうしたら良いのか?というと。

「愛の訴求」を学んでおくことが大切なんです。

(僕は、心理カウンセラーなので、こうした「心理学の話」が大好物です)

2種類の「動機」を知ると強く生きられるようになります

「動機」。つまり「動く・機会」には、2種類あると言われています。

それは「恐れ」と「愛」です。

人は「恐れ」を感じたときか「愛」を感じたときに「行動」をします。

保険屋さんは「恐れの動機」を使い、「保険」という商品を売って来るのですが、それに対抗するためには「愛の動機」も使える自分になっておく必要があるんですよね。

「愛の動機」というのは、「〜したい」や「〜なりたい」という、未来に対してポジティブに向き合ったときに出てくる選択肢のことです。


ちなみに「お金持ち」は、保険に入らないってご存知ですか?

正確に言えば、入る必要がないんですよね。

「もしもの未来」が訪れたとしても、お金で全て解決できるチカラがあるからです。

で、僕は考えました。

「それなら、僕もお金持ちになったら良いや」と。

楽観的すぎますかね?笑

でも、僕は本気です。

実際に、会社員時代から副業に挑み「自分で稼ぐチカラ」を身につけて、脱サラしました。手前味噌ですが、今では会社員の頃の3〜4倍ほど稼げるようになったので、かなり人生に安定感が出てきました。


僕は、自分の未来を「恐怖の未来」に設定して生きるよりも「愛の未来」に設定して、ワクワクしながら前向きに、挑戦しながら、楽しんで生きていく方が好きなんです。


誰かがいう「正解」というルートだけが、人生の全てではありません。

そんなものに振り回されて、窮屈に「本当の自分」を押し殺して生きるよりも。たった一度の人生なんだから、自分らしさを最大限に発揮し、力強く生きていきたくありませんか?


「お金」が原因で、未来が不安なら「稼ぐチカラ」を身につけたら良いんですよ。その方が、会社の給料や保険にすがるよりも、何倍もあんしん感を感じられるから。

「健康」が原因で、未来が不安なら「健康になるチカラ」を身につけたら良いんですよ。不健康になることに怯えながら生きるくらいなら、普段から運動をして、イキイキと生きていく人生の方が、ハツラツとしていて清々しいと僕は思います。


「恐怖訴求」に屈してはいけません。

あなたの人生は、あなたのものなのだから。

自分に対して「愛の訴求」で生きていく生き方も選べる自分になりたくありませんか?

その方が、何百倍も、穏やかで豊かな人生を歩めるようになると、僕は考えます。

あなたは、ここから先の人生をどう生きますか?


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