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経験談

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「大学院修了後、新卒で入った会社を1年で不安障害によりやめた」 「こういう病気でこういう目にあった」などの経験談をつらつら書きます
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#病気

人生はベルトコンベア(後編)

人生はベルトコンベア(後編)

人生はベルトコンベア(前編)の続きです。

前記事のおさらいを少々。読みとばしていただいても構いません。

年齢的には”いい年した大人”の私ですが、これまでの人生、会社をやめるまで、「自分の意志で選択した」経験がありませんでした。

自分の意志はあるようでない、ただ流されていくだけのベルトコンベア。
それが今までの私の人生でした。

病気で無職になって、ようやくそのベルトコンベアから降り、自分の足

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お薬、やっぱりやめまーす

お薬、やっぱりやめまーす

前回の診察でお薬を増やしたのですが、やっぱりやめることになりました。

薬がちょっと、合わなかったんです。残念。

「副作用として喉の乾き、多飲、多尿、頻尿が起こりうる」とは説明にありましたが、それがドンピシャで出てしまいまして。
いやもう、めっちゃトイレ行きたくなる。

「こんなにトイレ行きたくなるなら、まだダウナーな気分の方がマシでは?」と思って、主治医の先生と相談し、今までの薬に戻すことにし

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白いサナトリウム -結核の思い出-

白いサナトリウム -結核の思い出-

結核。

かつては「不治の病」とされ、多くの人の命を奪った病気です。

結核というと、私はジブリ映画の『風立ちぬ』のヒロイン、「菜穂子」を思い出します。喀血し、色の白い肌を熱で赤く染め、サナトリウムで療養する彼女は、いかにも病弱で薄幸な感じがします。

ですが別に、菜穂子のような悲劇のヒロイン、薄幸の美女でなくても、結核はかかるもんなのです。

現に、薄幸でも美女でもない私がかかったからな!!!!

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無職歴1ヶ月 -失業給付の受給延長の巻-

無職歴1ヶ月 -失業給付の受給延長の巻-

無職になって、はや1ヶ月と少し。
時間がたつのは早いものですね。

4月30日に「不安障害」を理由に会社を辞め、病気で働けない状態が1ヶ月続いたので、とある手続きをようやくできるようになりました。

失業給付の受給期間の延長手続きです。

以前書いた記事で触れた内容に少し関連します。
もしよろしければ、こちらも合わせてお読みいただければと思います。

失業給付について失業給付とは、今まで働いていた

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「楽しみな約束」が怖い

「楽しみな約束」が怖い

落語の「まんじゅうこわい」みたいなタイトルになりましたが大真面目です。
今回は不安障害に関連するお話です。

日曜日、キュウレンジャーショーに行ってから、私はとても元気になりました。別にそれまで重い風邪をひいていたとかではないのですが、ショーに行く前の日まで、ちょっとした喉の痛みを敏感に感じたり、虫刺されによる熱や痛みに苦しんでました。

「キュウレンジャーショーで生き返りすぎでしょ」と言われると

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悲しきかな、皮膚の病

悲しきかな、皮膚の病

昨晩、今年初の虫刺されデビューを果たしてしまいました。
もう蚊がいるのかよ〜!早いよ〜!

今、私の左手はボッコリ腫れ上がっております。なかなか痛々しい状態です。

私は、もともと皮膚が弱いです。
過去にアトピー性皮膚炎と診断されていた記憶があります。最近は引っ越して、信頼できる病院から離れてしまったので、昔ほど皮膚科に通っていませんが。

どのくらい皮膚が弱いかというと、本格的な皮膚病の方ほどの

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病気やケガで休むなら「傷病手当金」を活用しよう

病気やケガで休むなら「傷病手当金」を活用しよう

5月になりましたね。

近所に生えていたタンポポがいつの間にか綿毛になっていました。季節の移り変わりは早いものです。私の風邪も少し落ち着いてきた気がします。

退職日というものは大抵、月末の日にちを指定する(と辞めた会社からは言われました)ものらしいので、4月30日まで一応私は無職(仮)だったのですが、これで晴れて(?)本物の無職になりました。

前回の記事で noteの続きをご購入くださった方、

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