ろ子

撮るし写るし、ここでは書くの 有料noteの売り上げをフィルムに貢献しております。 …

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撮るし写るし、ここでは書くの 有料noteの売り上げをフィルムに貢献しております。 いつも読んでくれてありがとうございます

記事一覧

犬と♀

人から犬を預かることになった 名前はまろん、10歳♀だ 初めて会った時から懐いた 犬に好かれるタイプでは無いので驚いたし、こいつも人をかなり選んでいるらしい 家で飼…

ろ子
11日前
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むずむずして

私のエロスにまだ形はない 輪郭がなくて鉛筆でぐちゃぐちゃにしたくらい 他人にとってのエロってわかりやすいけどさ 私自身のエロスなんて全然考えたことなかった どんな…

ろ子
1か月前
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mirror

電車東京行き 近づく度金髪の完成度高くなる 流行りメイクの女の子がどんどん乗ってくる 女の子は時代の象徴である 冴えない昼下がり新宿 店の入り口が立ち並ぶ道のガラス…

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ろ子
1か月前
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肌の記憶

おはようございます あなたの今日はきっと今から始まるのかな 私が洗い物をする時、自分と同じ事をしてる人は世界にどのくらい居るのかを考えてちょっとした音楽をかけて大…

ろ子
4か月前
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リンネ・ルヴォワール

この度はご来場くださったお客様、気にかけてくださった皆様ありがとうございました。 ガマズミちゃんの個展に写真で携われた事、とても光栄でした。 ガマズミちゃん、私に…

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7か月前
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アート写真を目指す人

自己紹介で申し訳ないが私は被写体から始まり、撮る側になった人間だ。 そして撮る側から携わる側へ、そして作家思考へ興味はどんどんプリントとして浮かび上がる写真、作…

ろ子
10か月前
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耳鳴り

私のワイヤレスイヤホンは基本充電がない だから忙しい日は有線を持ち歩く 最近イヤホンの調子が良くなくて そのまま音楽を流していた事があった 我ながら迷惑DJだな 今…

ろ子
11か月前
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小児科

季節が夏に近付いて居るなぁと思うのは日中の日差しが鬱陶しいから。 日焼け止めを塗っても、帽子を被っても1時間外に居たら頭がぼんやりして夏に備えろと嫌でも感じる 早…

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1年前
6

生きる

生きた 何か成すために産まれたのだと、 頭にタライを落とされる ずっと目が覚めない 終わりまでぐるぐると目を回すだけ んー、神っていると思うんだよね そうゆう謎めい…

ろ子
1年前
5

パンの中

ある人が言ったんだ ホールケーキの真ん中が一番美味しい ってね笑 え?何を根拠に?と思った私はもうちゃんと大人だった 朝ごはんは白湯とバナナとトースト 白湯に真…

ろ子
1年前
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形ない家族と私

ろ子 2001年生まれ 19歳から本格的に被写体として活動し、現像屋やギャラリーで働きながら写真の知識を身につけ、現在は写真屋でアルバイトしています。 好きなことは写真…

ろ子
1年前
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こわくなる

時々こわくなる こんなに幸せが続いて良いのだろうか って 実はもっと改善すべきことや もっと出来ることがあるのに 浸ってただボケーっとするだけが精一杯の日がある そ…

ろ子
1年前
5

わたしと私

昔よりずっと多くご飯を食べるし 疲れた顔をするし 涙腺が弱くなったし 自分から勉強したいだなんて言い出すし 猪突猛進できなくなって どんどん自分を隠すようになって …

ろ子
1年前
6

まっさら

noteから長い間離れ、紙で書く日が続いていました。今日の私は寝坊して電車の遅延と嘘を付き職場に向かって…そうゆう日は罪悪感でその場から消えたくなる。 しかし今日の…

ろ子
1年前
4

ぽっかり

体の一部に空洞ができました きっとそれは心に収まらず、外に出て 体を溶かしてしまったのではないか 溶かすという表現では熱く感じるが、それはそれは 冷たい 知人の祖母…

ろ子
1年前
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ちょっぴり早い朝

8時に起きたはずなのになぁ 時計は10時になっている 彼の足音でゆっくり目が覚めた おはよう。 今日はお休み 私、何しよっか。 あ。外でご飯食べたい 気持ちのいい秋晴れ…

ろ子
1年前
7
犬と♀

犬と♀

人から犬を預かることになった
名前はまろん、10歳♀だ

初めて会った時から懐いた
犬に好かれるタイプでは無いので驚いたし、こいつも人をかなり選んでいるらしい

家で飼っていた私のリスは死んだ
癌。2年というあまりにも足りない時間を生きた
まだ私の中では欠けたままでいる
闘病中はどうしたって何もできない自分の無力さを嫌った
死んだ後の綺麗事は生きてる時を無理やり肯定するみたいで本当に厭
虹の橋を渡

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むずむずして

むずむずして

私のエロスにまだ形はない
輪郭がなくて鉛筆でぐちゃぐちゃにしたくらい
他人にとってのエロってわかりやすいけどさ
私自身のエロスなんて全然考えたことなかった

どんな男が好きかーとかプレイが好きかーとか
そんなんじゃなくてね
自分が自分に欲情するみたいな
誰にも侵されない部分のことについて

セルフで写真を撮ると三人の私が見えてくる
人は自分という中に三人宿っているらしい
哲学の本に書いてある私なり

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mirror

mirror

電車東京行き
近づく度金髪の完成度高くなる
流行りメイクの女の子がどんどん乗ってくる
女の子は時代の象徴である

冴えない昼下がり新宿
店の入り口が立ち並ぶ道のガラスに私は映る
デコボコ違った私が絶えず横を歩いている

鏡で見る私とはちょっと違うみたいで困る

まぢ盛れない
それハンパない
わかる〜それな!
いつから自分は使わなくなった

歩く後ろの大学生がバイトの話

おれと同い年っすよまぢやべ

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肌の記憶

肌の記憶

おはようございます
あなたの今日はきっと今から始まるのかな
私が洗い物をする時、自分と同じ事をしてる人は世界にどのくらい居るのかを考えてちょっとした音楽をかけて大きな括りで縛られてたまるか!と宇宙の検索欄に引っかからないよう生きてます。

電車の座席上の荷台はもはや意味をなさなくなったと言うのに消えない
そんな風にひっそりと社会に溶け込む自分は嫌いじゃない

写真という括りに関しても上記の様に感じ

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リンネ・ルヴォワール

リンネ・ルヴォワール

この度はご来場くださったお客様、気にかけてくださった皆様ありがとうございました。
ガマズミちゃんの個展に写真で携われた事、とても光栄でした。
ガマズミちゃん、私に撮らせてくれてありがとう
ガマズミちゃんの気持ちもインスタグラムの投稿にて綴ってあるので併せてお読みいただければ幸いです

私のnoteでは私が思う感想などを綴ります

出会いは2年前でしたそこから3回ほど撮影したのかな?
撮影はじっくり

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アート写真を目指す人

アート写真を目指す人

自己紹介で申し訳ないが私は被写体から始まり、撮る側になった人間だ。
そして撮る側から携わる側へ、そして作家思考へ興味はどんどんプリントとして浮かび上がる写真、作品へと変わった。

裏方としては現像屋やギャラリーで勤務もした
そんな私が考える真剣なアートについて

藝大も出ていないし、有名な知り合いがいるわけでもないしがない一般人はアート写真をこう見ている。という論を書こうと思う

まず撮る側の人間

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耳鳴り

耳鳴り

私のワイヤレスイヤホンは基本充電がない
だから忙しい日は有線を持ち歩く

最近イヤホンの調子が良くなくて
そのまま音楽を流していた事があった
我ながら迷惑DJだな

今日もブツブツッといって途切れる
その後必ず耳鳴りが来きて
イヤホンをはずしても止まない

少し音を遮断しないと飲み込まれそうな電車内
私はあたかも音楽を聴いているような顔でイヤホンをしていた。

なんか急に懐かしくなって思い出した

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小児科

小児科

季節が夏に近付いて居るなぁと思うのは日中の日差しが鬱陶しいから。
日焼け止めを塗っても、帽子を被っても1時間外に居たら頭がぼんやりして夏に備えろと嫌でも感じる

早く陽が沈まないかと窓際で青空を見つめる日が増えた
そんな私は、旦那の本棚に手を伸ばす

一色まこと作 『ピアノの森』を発見
この作品は森の端と呼ばれる普通から遠く離れた場所で生まれた一ノ瀬海(イチノセカイ)が主人公。森に捨てられたピアノ

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生きる

生きる

生きた
何か成すために産まれたのだと、
頭にタライを落とされる

ずっと目が覚めない
終わりまでぐるぐると目を回すだけ

んー、神っていると思うんだよね
そうゆう謎めいたわからないモノに惹かれ生きる
未知の地、未知の味、まだ解明されていない謎
全部見えないからいいんだよな

この世界見えるものはほんの一端
雲は掴めるのか…なんて一生夢見てそのまま死ぬ

私のてから糸が伸びる
これが繋がり

私から

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パンの中

パンの中

ある人が言ったんだ

ホールケーキの真ん中が一番美味しい

ってね笑

え?何を根拠に?と思った私はもうちゃんと大人だった

朝ごはんは白湯とバナナとトースト
白湯に真ん中はないなぁ
バナナは…ふさの真ん中からとったバナナを普通に食べてしまったけれどこれは…?
難しい…

パンは一斤で考えたら買うところから始めるのが筋だが、手元には1人で立つこともできない食パン6/1いや1/6かな笑

そんな食パ

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形ない家族と私

形ない家族と私

ろ子
2001年生まれ
19歳から本格的に被写体として活動し、現像屋やギャラリーで働きながら写真の知識を身につけ、現在は写真屋でアルバイトしています。

好きなことは写真と銭湯
好きな食べ物はアイス
何者でもないただ表現が好きな人間です。
自己紹介はこんなところで、今回は自分の家族を題材にしました。
ナダールさんの『目指せ個展』惜しくも賞は頂けませんでしたが、自分の作品を気に入っています。
この展

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こわくなる

こわくなる

時々こわくなる
こんなに幸せが続いて良いのだろうか
って

実はもっと改善すべきことや
もっと出来ることがあるのに
浸ってただボケーっとするだけが精一杯の日がある

そしてハッとした時
どんな不幸が来るのかとそれで頭が一杯になって
なんというか
不幸や災難な事が起きて欲しいような不適な笑みを浮かべる自分をみてゾッとする

自分にはトリガーがある事も理解してる
改善する為に本を読んでみたりする
それ

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わたしと私

わたしと私

昔よりずっと多くご飯を食べるし
疲れた顔をするし
涙腺が弱くなったし
自分から勉強したいだなんて言い出すし
猪突猛進できなくなって
どんどん自分を隠すようになって

あの頃の私に会う日はもう無いんだ

最低な父にさりげなく話しかけられた時の嫌悪感
そんな父に気弱な母はめんどくさい女みたいで嫌いだ
姉は両親と絶縁みたいになってるし、兄は何も言う事なく消えた

最後の1人は私

あー。
どうせ親が死ん

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まっさら

まっさら

noteから長い間離れ、紙で書く日が続いていました。今日の私は寝坊して電車の遅延と嘘を付き職場に向かって…そうゆう日は罪悪感でその場から消えたくなる。
しかし今日の私は何か持っている

ま、仕方ないか。
電車に揺られ文を綴っている

2月は楽しい月だったなぁ
4泊ほど友人と遠出をしたから

バスの後部座席で眠くなりながら書いた私のノート
ここでは書かせん!と言わんばかりに揺れる揺れる

私は気持ち

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ぽっかり

ぽっかり

体の一部に空洞ができました
きっとそれは心に収まらず、外に出て
体を溶かしてしまったのではないか
溶かすという表現では熱く感じるが、それはそれは
冷たい

知人の祖母が亡くなったそうだ。
午後15時
知らせを聞いてすぐに空気が体を抜いていく

遅めの朝、早めの昼を過ごした私には
1日というものが重く重く
今でも心が熱くない

本を読んだ後、自分の日記を見返して過ごした
自分の字が読めず苦戦したり

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ちょっぴり早い朝

ちょっぴり早い朝

8時に起きたはずなのになぁ
時計は10時になっている

彼の足音でゆっくり目が覚めた
おはよう。

今日はお休み
私、何しよっか。
あ。外でご飯食べたい
気持ちのいい秋晴れを少し大きな窓から見て
咄嗟に声に出た
彼はいいね。そうしよう、でも買い物もあるね

ショッピングモールの近くに大きな公園があったよね、そこで食べようか。

じゃ、この前気になってたお弁当屋さん行きたい!

そうして風呂に入り支

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