マインドセッター21

一貫したテーマは「Mindset talks !」。「Society5.0」時代に適し…

マインドセッター21

一貫したテーマは「Mindset talks !」。「Society5.0」時代に適した「マインド革命」が不可欠。これまでの専門知識・実務経験・スキル・資格等をベースにライフワークとして「Mindset」を幅広く研究中。

最近の記事

Outcome

マインドセット(mindset)がベースになって、成果(outcome)を生み出していくことを図解しています。 「実践(practice)なくして成果(outcome)なし」ですが、もちろん何も考えずに闇雲にやっても、期待する結果には結びつきませんし、時には間違った方向に進んでしまう危険性もあります。 新型コロナのように未知のウィルスの場合、日々明らかになっていく科学的知見を理解しつつ、感染リスクをさける基本行動は今や明確なので、それをどれだけ国民が徹底して実行できるかが

      • finite game and infinite game

        前回、人生やゲームに関連するちょっとした投稿をしたので、今回はいわばその続きです。 タイトルにある言葉は finite:「有限の」 ⇔ infinite:「無限の」という反対の意味です。 ある哲学者の主張するところでは、私たちが人生で行うほとんどのことは「有限ゲーム」と「無限ゲーム」というふたつに分類できて、誰もがその両方をプレイしているとされています。もちろん、どちらの方がいいとかいう次元の問題ではありません。 ここでいうゲームというのは単純に、わたしたちが実際にとる

        • Life is a game, play it.

          「人生とは〇〇である、▢▢しなさい。」という文章の穴埋め問題が出されたとしたらどんな言葉を当てはめますか? 急に聞かれても困るかもしれませんが、いろいろな回答が考えられるし、特に正解があるわけでもありません。 タイトルはひとつの例ですが、大げさに言えば、その人の価値観や人生観、仕事観の一端が表れるかもしれません。 「ゲーム」という言葉から想像することは人それぞれでしょう。 ここでは経済から「zero sum game(ゼロサムゲーム)」を取り上げます。 これは「ga

          Heat Waves and heatstroke

          毎日、酷暑(Heat Waves)が続いています。 日本の年平均気温は、様々な変動を繰り返しながら上昇しており、長期的には100年あたり1.24℃の割合で上昇しています。特に1990年代以降、高温となる年が頻出しています。 最高気温の歴代最高気温のランキングをみると、やはり岐阜県は多いです。 1位 埼玉県 熊谷  41.1℃ 2018年7月23日 2位 岐阜県 美濃  41.0℃ 2018年8月8日    岐阜県 金山  41.0℃ 2018年8月6日    高知

          Heat Waves and heatstroke

          purchase of a new car

          現在、「新車の購入」を検討しているので、タイトルはそのものズバリですが、今回は試乗の個人的な感想です。 マイカーを購入しようという場合、まず新車(new car)か中古車(used car)かの選択がありますが、自分好みの車を追求する場合はやはり新車に限ります。 例えば、部屋を借りるときに、不動産屋さんに実際に候補の部屋をいくつか見せてもらってから決めるのが一般的だと思います。同様に、車選びも候補の中から実際に試乗(test drive)して比較検討(comparison

          Maximizer ? or Satisficer ?

          アメリカの心理学者バリー・シュワルツは、著書『なぜ選ぶたびに後悔するのか』のなかで、人を「maximizer(マキシマイザー:追及者)」と「satisficer(サティスファイサー:満足者)」に分けています。 動詞の「 maximize」が「最大化する」という意味からわかるように、その人を表す「maximizer」は「最大限によいものを求める人」です。 動詞の「satisfice 」が「最低限度の条件を満たす」という意味からわかるように、その人を表す「satisficer

          Maximizer ? or Satisficer ?

          life insurance surrender

          生命保険に関する三つの事柄に接した関係で、今日のタイトルは「生命保険の解約」です。 life insurance:生命保険  surrender:解約 一つ目は、先日、日本生命保険相互会社のニッセイトータルパートナーの女性が「ご契約内容確認活動」のために自宅訪問してくれたことです。 これは定期訪問なのですが、画面上で契約内容・本人及び家族情報の確認と、利用可能なマイル数があるのでカタログの賞品にするか、Amazonで使うかの選択をさせてくれました。カタログは欲しいものが

          life insurance surrender

          Will/Won't・Can/Can't・Must/Mustn't

          キャリアを考えるフレームワークで、ドラッカーの言葉でも有名なのは「must ・can・will」ですが、今回は少し視点をずらして考えてみたいと思います。 組織でどんな仕事をするかを考えるとき、3 つ の 視 点 「 ①will =何がした い か 」「 ③can= 何 が で き る か 」「⑤ must = 何をしなければいけないか」が基本になり、3つの重な る部分(A)の仕事をしていれば働く人のモチベーションや満足度 、やりがいが高まり、なおかつ組織で働くには「⑤ mu

          Will/Won't・Can/Can't・Must/Mustn't

          Rule of 72

          「a law of gravity(引力の法則)」のように(科学上の)法則は、法律を意味する単語と同じで「law」ですが、「a rule for success(成功の法則)」のように、「rule」にも 法則という意味があります。 今回のタイトルは「72の法則」です。 本稿は「マインドセット」をテーマにしているので、この法則の解説もしますが、それが主体ではなく、考え方のプロセスが重要です。 前半は「72の法則」につなげるための助走なので、まどろっこしいときは、読み飛ばし

          plain fact

          今日のタイトルは「プレインファクト(明白な事実)」です。 「plain」には、いろいろな意味がありますが、好きな英単語のひとつです。いくつか例を挙げます。 plain English(プレイン・イングリッシュ)がうまく使えたらいいだろうなと日頃から感じています。 plain Englishは、アメリカを中心に英語圏でふつうに使われている「簡潔・明瞭な英語」です。big words(大げさな言葉)を使わないで、慣れ親しんだ短い単語を使うイメージです。 「〔飲食物が〕薄味

          Stress and 4R

          今回のタイトルは「ストレスと4R」にしました。 この「4R」が何なのかと、ストレスとの関連性がわからないと内容が見えてこないので、順を追って説明します。 今回のコロナ禍に伴うストレスは初体験ですが、広義のストレス自体は誰もが日頃から体感しています。 まず、ストレスはあまりにも身近でよく使われる言葉です。 一般的には(外部から)プレッシャーや刺激(ストレッサー)がかかると、(内部から)ストレスを感じる(自分の身体や心に負荷がかかり、「歪み」が生じる)というところでしょう

          Peer pressure

          今日のタイトルは「同調圧力」です。 「peer」は(年齢、地位、能力などが)同等の者、同僚、仲間のことです。 ブロックチェーンに詳しい人には、P2P(peer to peer)で馴染みのある単語だと思います。 ちなみにP2Pとは、対等な端末同士が直接、接続しあってネットワークを形成する通信方式です。 ある辞書で「peer pressure」は次のように記載されています。 peer pressure=the strong influence of a group, esp

          The Analects of Confucius

          前回投稿の「ソクラテス」と並んで「孔子」の名前を出したので、今日のタイトルは「論語」にしました。 analects は選集、Confuciusは孔子の意味です。「論語」は孔子と弟子の言行録で、孔子の死後短くとも半世紀以上かけて現行の形になったと考えられています。 「Confucius says(子曰く)」や「A mere scholar, a mere ass.(論語読みの論語知らず)」などは聞き覚えがあると思います。 「温故知新(visiting old、learn

          The Analects of Confucius

          Philosophy

          画像は古代ギリシャの有名な哲学者「ソクラテス」で、今回のタイトルは「哲学(フィロソフィー)」です。 ギリシャ語のphilosophiaに由来し、「sophia(智)をphilein(愛する)」という意味です。 宗教枠以外で「人類の教師」といえる歴史上の2大巨頭は「ソクラテス」と「孔子」ではないでしょうか? ソクラテスは書物を書かなかったので、弟子のプラトンが伝えるソクラテス像などからしか、推測できませんが「先生であるソクラテスの言う事をそのまま信じるのではなく、先生を乗り

          Recurrent Education

          「ステイホーム週間」の真っ最中で、どう過ごすかそれぞれ工夫されていることでしょう。 さて、今日のタイトルは「リカレント教育」です。 「recurrent」は「再発する、周期的に起こる」を意味する形容詞なので、「回帰教育」「循環教育」と訳される場合があります。 個人的には「学校教育」と「社会教育」を循環的にシステム化すると捉えていますが、要するに、「生涯教育」の一形態で「学び直し」のことです。 なぜ、「リカレント教育」が政府などから推奨されているのでしょうか? 時代背景