柔らか仕上げのフクダウニー

残念ながら何者でもございません。職業は介護福祉士。飼ってる犬は世界一可愛いマルチーズ、…

柔らか仕上げのフクダウニー

残念ながら何者でもございません。職業は介護福祉士。飼ってる犬は世界一可愛いマルチーズ、ヤクザよりヤクザの高齢猫もいました。推しに生かされた人生であったの一文で終わる人生にしたいもんだな。

最近の記事

日記には日記を書いてます 詳細編

質問 日記には何を書いてますか? 答え 日記には日記を書いています よく頂く質問と都度私が答えてきた答えがこれである。実に無駄がなく、シンプルな答えだ。しかしながら質問者側にとっては「そういうこっちゃあねえんだよな!」という答えでもあるだろう。「バナナはどう食べていますか?」に対して「そりゃあもう、剥いて食べてます」と答えているようなもんだからだ。 分かった上でその答えで一貫して来たのは単純に時間が無かったからなのだが、よく考えたら今の私には時間がある。よぉしいっちょ詳し

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    • 寧ろ私が聞きたいと思いながら介護の仕事のコツについて書くなどした

      介護福祉士であることを公言しているからか、SNSをしていると主に匿名メッセージサービスマシュマロを経由して質問や相談を頂くことが多い。 大体は介護の世界に入りたての方から介護職において気を付けた方がいいことは何か、避けるべきことは何か、現場にこういう職員が居るがどう対応したらいいか等。 先に言っておくが、私は役職者という立場になったことはない。打診されたことは数回あったが、全てのらりくらりとかわして生きてきた。理由はただひとつ、めんどくさいからである。役職者になることによっ

      • 心の犬とボールと私と退職にまつわるあれこれ。

        3月、7年間勤めた会社を辞めた。 たかが7年、されど7年。色々なことがあったし、あったのに無かったことにしたことも星の数ほどあった。辞めてからの毎日を暫くぼーっと過ごし、漸く自分の中で片付き始めた感情や思いなんかが各々いい感じの場所に収まり始めたので、これを機に自身の退職についての文章を書こうと思った。 まぁ、退職の理由と言えばシンプルで「そこで働くのが嫌になったから」に尽きるのだが、7年というそこはかとなく長い時間をそこで過ごしたのだからそうもいかない。その一言に全部の

        • 今から心の後部座席にて仕事の不満めっちゃ言う

          かと言って、適当なところに停車して私をそこら辺の山林に捨て置いて行かないでほしい。「あ〜、ね」の相槌が時折あれば私は満足するのだ。終始この感じだと読者側が疲れてしまうと思うので、私の心の後部座席によく座っているとある人物に身を任せて、その人が私の頭の中で好き放題喋るままにこの記事を綴ろうと思う。どうぞよろしくお願いします。 あのねぇ、そもそも冗談じゃないっつーんだよ。夜間人間1人で人間20人〜30人見なさいってのがもう無理あるんだから。 こんなのね、法律がどうだのなんだの小

        日記には日記を書いてます 詳細編

          春なんてものはざっくばらんに区切られた季節のひとつでしかない

          匿名メッセージサービスのマシュマロを確認していたら、ふと「卒業式を控えているが、自分は不登校だし出席する自信がない」という子のメッセージが目に留まった。その子曰く、自分は無理しててでも行くべきなんだろうか、それとも休んでもいいんだろうかと悩んでいるとのことだった。若さ故の悩みである。時を同じくして60代中盤に差し掛かった私の同僚は「最近人がバタバタ死にすぎて、葬式が多すぎる」と愚痴を溢しているというのに。式と名のつくものは人を悩ませるように出来ているらしい。 私個人の意見と

          春なんてものはざっくばらんに区切られた季節のひとつでしかない

          ポケモンが好きで好きで堪らない

          風の噂によれば、ポケモンは本日2月27日に28周年を迎えたらしい。28周年って何年?というお決まりのボケを挟むのも惜しいので、いい機会とばかりにポケモンへのラブレターでもいっちょ綴ってやるかァと思い立ちこれを取り急ぎ書いている。 ポケモンとの出会いはこの記事でもざっくり触れている 幼少期から、本日のこのいい年した大人の私になるまで。私は人生をポケモンと一緒に歩んできた。 他人からは見えないかもしれないが、今私がこれを打っているデスクの上ではニャビーがキーボードを打つ私をせ

          ポケモンが好きで好きで堪らない

          衝撃的なあだ名

          場所は前の職場、いつかの雑談の中で「今まで付けられたあだ名の中で忘れられないものは」という話になり、トップバッターの同僚が「弱いあき竹城」を出したのが名前とは裏腹に強すぎて、それ以降なんにも出なかった。

          コメダ珈琲の片隅で

          昨日の夜、思い立ってスマホのメモを使って雑に管理している今日の予定欄に「コメダのモーニングに行く」を入れた。私がこの予定をわざわざメモに記入する時、大体心の調子が悪い時と相場は決まっている。コメダ側にしてみれば「ちょっとあんた、冗談じゃないよ」案件かもしれないが、一度知ってしまったが最後あの居心地の虜になってしまったのだ。何を隠そうこの文章もコメダのおひとり様用席で打ち込んでいる始末。あいしているよ、コメダ。米田と書いてヨネダでもマイダでも愛したに違いない。そんな居心地の良さ

          拝啓、元同僚の衛生兵へ

          いきなり何だと思われるかもしれないが18歳から介護業界で働き始め、今日に至るまでひとつの職場に留まらず色々と転々としてきた私なので、私には数多の元同僚が存在する。今回はその元同僚の中でもなかなか強いインパクトを刻んだ施設看護師の女について話そうと思う。 その元同僚のことを仮にK子としよう。伏字なんだか、伏字じゃないんだかよく分からないチョイスだが別にいいだろう。呼び名など大したことではない。 私が介護業界で働くことを決め、当時資格だけ持った未経験の私を採用してくれる施設はな

          拝啓、元同僚の衛生兵へ

          それは氷点下の夜の玄関先で

          豚汁を作ろうと意気揚々と出掛けて材料を買い込んだ。玄関で豚バラ肉だけを買い忘れたことに気付き、「ベジタリアンじゃあるめえし」と自分でもびっくりするくらいの爆発するような独り言が出た。人生ってどうしてこうなの? #3行日記

          それは氷点下の夜の玄関先で

          疲れている時ほど全てに名前が欲しくなるアレ

          元々疲れていようがいなかろうが私の頭の中は常に考え事や心と感情の余所見運転で見る目も当てられないのだが、最近はその現象が少し活発になり過ぎている自覚がある。座っていても、立っていても、何なら眠るために布団に入って横になっても常に濁流が脳みその中で物凄い音をたてているため少々疲れてしまう。何も考えないという状態は、何も考えないように頑張らないと生まれない。そして上手くいったとしてもそれは100%の何も考えないではない。ここまで来れば何も考えないのゲシュタルト崩壊である。 毎日

          疲れている時ほど全てに名前が欲しくなるアレ

          なので私は炊き込みご飯を炊いた

          なんのこっちゃと言われてもしゃあないタイトルである。 私は今、元気が無い。元々普段から元気いっぱい!というタイプではないが、それにしても元気が無い。元々そこに無い元気が更に無いとなればそれはマイナスなんじゃないかとか、そうはならんやろとか、なんかそういうことばかり考えるのは元気が無いから。どうでもいいことを考え続けることで己をこの世に繋ぎ止めようとしている。知らんけど。 皆さんには元気が無くなるとすることはあるだろうか。願掛けや、ルーティンや、その他諸々の意味合いで。私は

          なので私は炊き込みご飯を炊いた

          さて、私は誰でしょう

          これはばあちゃんについての記事です。ばあちゃんについてよく知らんという方は、こちらを先にどうぞ。 私のばあちゃんは筆マメな人だった。じいちゃんと小さなアパートで暮らしてた頃も、じいちゃんが早くに亡くなって叔父さんの家で暮らすようになってからも、いつも何かとノートに何かを書いていた。 今日するべきこと、贈り物をしてもらった人へのお礼状、買い物メモ、家計簿、日記。いつも何かを書いていた。「これをしなくなったら終わりかも分かんないね」と、かつてばあちゃんは笑って私にそう話した。

          さて、私は誰でしょう

          友達ん家の犬へ

          友達の家の犬が身体を抜け出して長い長い旅に出掛けた。ありとあらゆる和犬と洋犬を少し混ぜたような、大型犬と中型犬の狭間のようなサイズ感のナイスドッグだった。 犬を失った日から悲しみに暮れ、寂しさに打ちのめされて生きる私の友達は先日誕生日を迎えた。何か欲しいものはないか、それか私に出来ることはないかと聞いたところ、犬への弔辞がほしいとのことだったので、今こうしてキーボードを叩いている。 正直人間相手の弔辞さえ書いたことがないのに、犬相手となると余計にマナーが分からなくなる案件では

          クリスマスはちゃんと12月24日と25日に来るのに、ぎっくり腰というやつは毎回毎回性懲りも無くアポも取らずにやって来る。

          ニュースをぼんやりと見ていると、雪かきや大掃除などでぎっくり腰になる人が増えているという話題が増えてきたように思う。なので、今日はここぞとばかりに私が経験したぎっくり腰経験談をすることにしよう。 ぎっくり腰経験者の同胞達は腰を労わりながらリラックスをして、幸運にもまだぎっくり腰を経験していない人々は立ち上がりや寝返りの際に突然“奴”が来ないのを祈りながら読んでいただきたい。 先に言っておくが、私は全人類の腰の平穏と安寧を願っている。信じてほしい。𝑀𝑒𝑟𝑟𝑦 𝐶ℎ𝑟𝑖𝑠𝑡𝑚𝑎

          クリスマスはちゃんと12月24日と25日に来るのに、ぎっくり腰というやつは毎回毎回性懲りも無くアポも取らずにやって来る。

          猫一匹分のドアの隙間に

          2023年の11月8日は世間一般的にはなんでもないような平日で、しかし福田家にとっては猫(ばあさん)の命日だった。猫(ばあさん)は括弧でばあさんがつくだけあって、17歳という猫にしてはそこそこのご長寿猫だった。 今日は少し遅れてしまったけれど猫(ばあさん)がこの世界を旅立ってから三年となり、漸く落ち着いてきて書けるものもあるかもしれない可能性に賭けてキーボードを叩いている。 何か書けたとしても辛気臭かったらごめん。何も書けなかったとしても、いやせめてオチをつけんかいって感じ

          猫一匹分のドアの隙間に