マガジンのカバー画像

風習、文化、正月、お料理、おもてなし

10
運営しているクリエイター

記事一覧

『お雛様の物語』母との思い出や、母が大切にしていた文化についてのエピソードを共有する

『お雛様の物語』母との思い出や、母が大切にしていた文化についてのエピソードを共有する

春の訪れと共に―お雛様と母の記憶を飾る

皆様、こんにちは。今日、春の暖かな陽ざしと共に、心温まるひと時をお届けしたいと思います。

仏間の床の間に飾られた京都雛人形の前で、母への思いを込めた特別な時間を過ごしています。このお雛様は、母の米寿をお祝いするために贈った大切なものです。

母の満面の笑顔が今でも目に焼き付いています。98歳という見事なる長寿を全うされた母は、私の誕生日に静かにこの世を去

もっとみる
【2021】謹賀新年〜おせち料理の意味って?〜

【2021】謹賀新年〜おせち料理の意味って?〜

皆さま、
2021年明けましておめでとうございます!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

大晦日から年越し&元日はお家でゆっくりと過ごし、お雑煮やおせち料理をいただきました!

毎年いただくおせち料理、、、。
ふと思ったのですが、どういう意味があるのだろう??
ということで調べてみました!

おせちは弥生時代に中国から日本に伝わったといわれています。
古来、中国では1年を24に分けて、
節句

もっとみる
門松の豆知識

門松の豆知識

明けましておめでとうございます。
昨年も多くの方々にに支えられ、一年を過ごすことができました。
本年も何卒よろしくお願い致します。

皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り致します。

さて、今回は、新年初投稿ということで、門松についての豆知識をお伝えしようかと思います。

自作の門松を作りたい方にも役に立つ情報があるかと思います。

また、門松に限らず、神事には諸説ありますので、参考程度に読んでみて

もっとみる
お正月についての考察

お正月についての考察

気がつけば、ニューヨークでの生活も20年。
アメリカ人の母として、米国の歴史や文化を子供と共に学んできましたが、
同時に息子たちには日本文化も知っていてほしいと願っています。

そんな私にできることはイベント時のあれこれ。特にお正月。
受け継いでくれとまでは言いませんが(パートナーにもよりますから)
覚えていてくれると嬉しいなあと思うのです。

アメリカは新年こそ祝日ですが、盛り上がりはイブとカウ

もっとみる
【謹賀新年】アレンジおせち料理のすすめ

【謹賀新年】アレンジおせち料理のすすめ

年が明けた。
テレビから「ゆく年くる年」の除夜の鐘が聴こえてきて、夫と新年の幕開けに乾杯した。
また無事に新しい年を迎えられたことに感謝する。

大晦日は朝から買い物に行き、午後からおせち作りを開始。夕方にはいったんやめて、今度は年越しそば作り。夫とそばを食べながら2時間ほど休憩し、その後また1時間ほどおせちを作って、なんとか完成。

翌朝、仕上げと盛り付けをした。

「あけましておめでとうござい

もっとみる

お節

「おせち」は「お節」と書き、元々「御節供(おせちく)」といわれ、宮中の節日の宴会に供えさせられる、ごちそうのことでした。平安時代の宮中では、1月1日の正月、1月7日の人日、3月3日の上巳、5月5日の端午、7月7日の七夕、9月9日の重陽と、正月と五節句には、その四季に会わせて収穫できることを感謝し神に供え、祝膳を作り宴会をしていたのです、その季節の節目に供えることから「御節供」と言われていたのです。

もっとみる
歳神様と一緒に食事をすることで!

歳神様と一緒に食事をすることで!

お雑煮

我が家のお雑煮は白味噌仕立て、お餅は丸餅で焼かずに煮たものを入れる。具材は大根と人参を丸く、そして柚子も丸く香りと色づけ、これは、丸い形が「円満」を意味する縁起物。

お雑煮は歳神様に捧げるものでもあるため、神様が好むと言われる白色の味噌を使います。 そしてお雑煮を食べることは「神人共食(神様と一緒に食事をすること)によって1年の恩恵を授かる」と伝わっている。

祝箸

祝箸は、お祝いの

もっとみる
WAGNASとお正月と祖母の家

WAGNASとお正月と祖母の家

劇団WAGNAS団長のオンダシュウジです!

noteで当記事を読んでくれている大変ありがたい皆様!
改めて本年も宜しくお願いいたします!!

昨日は副長からもご挨拶がありましたが、今年は劇団WAGNASにとって大きく飛躍の一年にしたいと思っています!

またのっけから私事なんですが、昨日の元旦は一人暮らしの母方祖母の家に行ったんです。
年々参加者が減って寂しい限りなのですが、母と叔父(母の兄)夫

もっとみる
祖母のお雑煮

祖母のお雑煮

#うちのお雑煮

先日、元日は母方祖母の家で大量にお雑煮を食べさせられそうになるという話を投稿した、劇団WAGNASのオンダです!

写真は撮っていなかったので適当な拾い画像です、ごめんなさい!

さて!
お雑煮って家庭の味が出るとよく言いますね。

うちの場合は「おふくろの味」というより、父方母方それぞれの「おばあちゃんの味」といった趣きでした。

母の実家も非常に近かった為、幼少期は父方・母方

もっとみる