手を使う欲を捨ててみた
おはようございます😊
ゴールデンウィークに入りました。
楽しくやっていますか😃🎵
さあ今日は、手を使う欲を捨てる話しになります。
動物の中で人間だけが、頭が体の上に乗ってバランスをとる習慣で生きています。
進化の過程で手先の器用さを手に入れた代償として、全身の巧みな使い方が苦手になってきました。
目は倒れてはいけない方向の逆側に反応する機能が内耳にあり、防衛反応が働きバランスをとっています。
ただある程度不安定要素があったほうが楽しいテニス現場では、逆に人間の持つ安定へ向かう防衛反応は盛り上がりにかけて消化不良になりやすくなります。
不安定要素に耐えられる前提要素を繰り返し伝え、楽しく動けるテニスを提供していく工夫を絶やさぬことだと思っています。
ただ現実は両足で踏ん張って、動作する方々が実に多くいます。
2球連続で打球するときや、遠い距離を動いて打球するときなど、同じフオームで対応することが大変困難となります。
理由は色々とありますが、ここでは深く追及せずにスムーズに動作できた事例を紹介します。
通常テニスのフォアハンドストロークは、
①左手を使って準備する
②打つ打点を左手で差す
③左手でキャッチするように振り切る
とこうなります。
がこれを無視して左手をだらりと下げて、右手1本で打ってもらいました。
『左肩先を前に出したながら、胸を開いて閉
じるように、右肘を体から離してラケット を振り出しましょう』
と伝えました。
すると・・・
・叩くようなスイングで、鋭い球を打てるよ
うになった。
・走らされたときに、片足バランスで打てる
ようになった。
・高い打点の球を打てるようになった。
これは皆さんが無意識に、ラリーをおこなっているときの結果になります。
たまには片手を使わずに、やってみるのもいいかもしれません。
もちろん解剖学的知識を入れてから、手から使う欲を少しずつ弱めていきましょう。
それではまた、お会いしましょう👋
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