偶然や意外性に触れる授業
皆さん
こんにちは👋😃
今日は私が教えている大学授業の、内容の一部をご紹介させていただきます。
私が思う偶然や意外性とは、映画や小説のように 「驚きと安心感」 「快と不快」 「安定と不安定」と、相反することが瞬間的に訪れるようなことだと捉えています。
それは、自分が全く知らなかったようなことであると同時に、どこか自分の中で
日常として知っていることが、混同しているような感じに似ていると思っています。
このように、驚きたいけど安心感も得たい。
そのような矛盾のなかで、相反する動きがあることで、私たちの心が動かされ『感動体験』をするのではないだろうか。
それは、体育の授業であっても同じであると思う。
ただやる側が、「驚くか安心感か」「快か不快か」「安定か不安定か」と、どちらか一方に片寄ると、とたんに動きがなくなる。
すると、偶然や意外性は起こりにくくなる。
つまり、面白くないのである。
そこで本授業では偶然や意外性を、引き寄せるにはどうしたらいいのかを考える。
考える=動かない と言っているのではないではない。
自然に動くには、どうしたらいいのかを考える。
そのような矛盾したことを、SQ型の習得を通して少しでも、お互いに面白いテニスをやっていければと思っております。
SQUAT POSITIONの型で、偶然と意外性のテニスをしよう
偶然と意外性のテニスとは
テニスは偶然の当たり損ねの打球、ネットインなど自分では、どうすることもできない要素がある。
またテニスはSQの動作原理を使うと、体の中心にストローの芯が通るようになり、適度な張りとしなりを作ることができるようになる。
その結果、打球直前にタイミングのズレを作り出し、面の角度と方向性を変えることが可能となる。
「あれだけ走らしたのに、この角度に返球できるのか」 「予測しにくいフォーム」 「ツーバウンドするかと思ったら、ぎりぎりワンバウンドで返球できた」など意外性のテニスと、言える出来事が増える可能性が高まる。
この様な機会を少しでも増やすため、本授業ではSQUAT POSITIONの型を導入します。 SQを身につけたなら、運動経験や能力がなくても誰でも、自分にとっての偶然と意外性のテニスを起せます。
SQUAT POSITIONの型とは、もともと人間の体は右の肝臓(かんぞう)が大きく重く、横隔膜(おうかくまく)も大きく右側の腹斜筋(ふくしゃきん)が縮んでいる。
よって体は左右非対称であるため、片足で一瞬立てる一輪車のバランスが、四足歩行から二足歩行に進化した人間の、自然なバランスであると考えている。
SQUAT POSITIONの型=背中を弓なりにした肩甲骨と股関節を連動した姿勢
頭部トップ・胸椎トップ・臀部トップ・踵・を壁につけて遠くを見ながら中心を定めていきましょう。
全身を連動させるバランス感覚を身につけると、人間が元々持っている潜在的能力を、発揮することができるようになります。
イメージとして、一輪車と四股踏みが合わさった構えとなる。
いかがでした
前々回の呼吸法の公式を覚えていますか?
お伝えした①~③の関数3つが同時進行で達成できないと、よいパフォーマンスをすることができないということ。
つまり呼吸が自然に起こることと、関係するんですね。
矛盾することを、科学的公式に当てはめました。
偶然や意外性も、そのような原理が関係している。そう考えると、引き寄せることができそうな気がしてきませんか。
皆さんが偶然や意外性を引き寄せて、楽しい
一日を過ごされることを願っております。✨
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