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「怪異」とまとめるのではなく、「傷を負った共同生活者」と考える。【営繕かるかや怪異譚/小野不由美】
生きるとは、たくさんの傷を負って、治していくことの繰り返しだ。
それは体や心、時には家にできることもある。
この本はその傷とどう向き合っていくかの物語だ。
短編ごとに出てくる登場人物たちは家にまつわる怪異に襲われる。
それは原因がわかるものもあれば、わからないものもある。
実際に幽霊に出くわす者もいれば、見えない者もいる。
現象は様々だが、確かにその家で起こる。
家は人間が負い、治せなかった
自己犠牲って愛しくて、苦しい。【青野くんに触りたいから死にたい/椎名うみ】
青野くんに触りたいから死にたい/椎名うみ
依存関係の物語が好きだ。
ただあなたのことだけを想う。
あなたのために自分を捧げられることがどんなに幸せか。
でも、依存と好きな人を大切にすることは違う。
一見大切にしているようで、自分を犠牲にすることはその人は大切にしていない。
だって、その人もあなたを大事にしたいのに、あなたがあなたを大切にしてくれないならこんなに悲しいことはない。
しかもそれが
ラジオってなんだかいいよね。
こんにちは、はじめまして。名付けて37ラジオの配信をはじめてみました。
なんでもないアラサーですが。さんちゃんと定期的にする近況報告の電話でいつものように漫画やアニメ、音楽や本をおすすめあいっこしていました。そんな何気ない会話の最中にふとラジオっていいよね、となって。やってみたいねってなって。
思えば日常で電車やカフェの中、お散歩中、どこからでも色んな人の会話が耳に入ってくる!雑音にすぎないそ