「愛されてない」＝愛されたい

相手の事が好き
愛している、

という意識の矢印は、相手に向いてしまいます。

すると、人間はどうなるか？

相手の機嫌に敏感になります。

相手にどう思われているか？
相手が何を考えているのか？がすごく気になります。

相手に合わせてしまい、
相手ありきの自分になってしまい、
相手中心の生活になる。

このように、意識の矢印が向いている方に、エネルギーが流れていくのです。

なぜなら、
軸を相手に置いているから。

「愛されること」に軸を置いてしまったら、

もう、
彼の好み
彼の望み
彼の機嫌
彼の時間
彼の都合
彼のスケジュール…、

彼を中心にして、すべてを合わせている自分がいることと思います。

なぜなら、愛されたいから。

「彼に合わせて」

「自分の意識の矢印を、彼に置いて」

もちろん、彼にとっては都合がいいかもしれません。
彼にとっては楽かもしれません。

でも、都合のいい女。
楽な女。

あなたが目指すところはここでしょうか。

「愛されたい」

でも、

「愛されたい」＝
「愛されていない」のです。

「愛する」＝
「愛される」のです。

「愛されていない」は、
欠乏感から、出てくる感情。

欠乏してるので、愛されたくてしょうがない訳です。

ここからが肝心なのですが、
そもそもなぜ、欠乏感があるのでしょうか。

それは、
「愛する」を、していないからです。

「彼のことは、とても愛しています」
と思われる方、多いと思いますが、

「愛する」って、
「誰が」することですか？

「自分」ですよね？

「自分が、〇〇を愛する」のです。

相手に合わせてしまう。

相手にどう思われているか？凄く気になる。

相手ありきの自分になる。

これらのことに、
「自分」は「在り」ますか？

恋愛で相手にばかり意識の矢印が向いてしまう人は、

「自分が今ここにいない」

「自分」をほったらかしにして、

「相手」を美化し
相手を１番にし、

相手にエネルギーを与え続ける。

ある意味それも、素敵なドラマだと思いますが、

もし、人生のパートナーが欲しいし
その人と最高のパートナーシップを築きたい、

という願望があるなら、
是非やってみてほしいのです。

「自分」という存在を、放置しない。

「自分」が〇〇を「愛するんだ」

「自分」が、〇〇を「愛する」なんて
〇〇って、最高に幸せ者ね、

「自分」が、〇〇を「愛する」から
〇〇は素晴らしいんだね、素敵なのね！

「自分」が、〇〇を「愛する」からこそ、
〇〇が輝いて見えるんだね、

「私が〇〇を愛する」
「愛してる」って、凄いこと

「愛する事が出来る私」は、
なんて幸せなのだろう、

「彼が」素敵なのではなく、

あなたが、彼を愛するからこそ
彼は素敵になるのです。

ですが、
「愛されたい」を完全に卒業したい

とも、感じます。

これはいつまでたっても
条件付きの愛になってしまいますから。

結局、自分の中の自分の愛を
感じ
満たし
保持する事ができたならば、

他からの愛は求める事が無くなるという事が
だんだん理解してきました。

比例して、
外側をコントロールしようとする事も
減っていきます。

彼の言動に、
形あるものに、こだわりすぎて

それがないなら私は幸せじゃない！と、

形や物、言葉で「自分の幸せ」や
「相手の愛」を計り、満足を得ようとする…

本来、絆や愛や信頼関係は
目に見えないのです。


いかに、信じられるか

自分とパートナーを。

この信頼関係がなかったら、
目に見えない愛を信じられなかったら、

また同じ感情に振り回され
一生そこから抜けられないのです…。

条件付きの愛を押し付けることは、
私たちが学ばなければならない

無条件の愛とは、
かけ離れた「エゴ」そのものだな

とも思うのです。

嫌な状況でしか味わえない感情があって
嫌な状況でしか見えない自分の弱さがあって

それでも、
自分の「善」と思い込んでいる部分を
強要するのではなく、

自分を許しながら相手を受け入れていく過程が
今の私たちには、必要な学びなのでしょう。

【愛】というものは宇宙のエネルギーで、
色はないのですが、

それが「愛情」となって
人の「情」が絡んでくると

そこに色がつき始めます。

例えば、
夫婦だって、最初は愛しあって結婚しても

最後は憎しみあって

別れる夫婦もいるし、
子どもを奪いあう夫婦もいます。

これらは「情」により
その色がついてくることに起因しています。

 

なぜ本来、愛しあうべき存在が
そんなことになってしまうのか。

それは、愛というのは
この地球における
【魂修行】であるからです。

私たちは、この地球で生まれ変わりながら
何を学んでいるかといえば、

「愛の使い方」を学んでいるのです。

愛をどう理解し、
愛というエネルギーをどう活用していくか。

それは本当に重要で、
今こそ学ぶべきことです。

なぜなら、愛というのを

マイナス解釈
ネガティブ解釈した結果

憎しみあい
奪いあい

やがては戦争、といった
殺しあいまで起きてしまうからです。

そうなったらエネルギーを
変換しなければなりません。

憎しみあいを、尊重し愛に

奪いあいを、与え愛に

殺しあいを、活かし愛に

変換していくのです。

愛に「徳」というエネルギーが加わっていけば、
愛は地球を救うことでしょう。

そして、ただ自分が愛でいること。

生きとし生けるものすべての魂が
幸せでありますように…

スピリチュアルライフコンサルタント橘直葉

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