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夢で見た中二物語

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自分が実際に見た夢物語(若干の変更・加筆等あり)群、中二的な話が多いです。
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連載 #夢で見た中二物語 68(2024 初夢)

連載 #夢で見た中二物語 68(2024 初夢)

皆様、明けましておめでとうございます。

昨年は、大変お世話になりました。
今年もまた色々と投稿してまいりますので、何卒宜しくお願い致します。
(何よりも時空物語の続編を投稿したいのですが、これはいつになることやらです。)

皆様の記事も素敵なものばかりで、いつも楽しく読ませていただいております。

さて毎年恒例の(というか、最近は初夢ネタでしか投稿していない)夢物語を、今日も載せさせていただきま

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連載 #夢で見た中二物語 67(2023 初夢)

連載 #夢で見た中二物語 67(2023 初夢)

皆様、明けましておめでとうございます。

昨年は、大変お世話になりました。

元旦が過ぎて少し挨拶が遅れてしまいましたが、今年も一年宜しくお願い致します m(_ _)m

とりあえず、今年も生きて年を越すことが出来て感謝ですね🐇

さて、例によって初夢を見ましたので書いていこうと思います。

初夢の定義については諸説あるようですが、やはり自分にとっては大晦日の夜から元旦にかけて見るものが初夢かな

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連載 #夢で見た中二物語 66.5

連載 #夢で見た中二物語 66.5

※こちらの物語は、先日投稿した「連載 #夢で見た中二物語 66」の続きを読みたいというご要望がありましたので書かせていただいたお話です。

故に「実際に夢で見たもの」ではなく「夢で見たものの続きを書いた創作物」となりますので、ご理解いただけますと幸いです。

☆☆☆

怪しいキツネの洋館を歩き回っていた少年は、一番奥まった場所にある物々しい雰囲気の扉の前に辿り着いた。

少年がその部屋に入ると、部

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連載 #夢で見た中二物語 66

連載 #夢で見た中二物語 66

この星の終末期、世界は突如現れたバグによって侵食されていた。

どこから現れたのか一切分からないバグは、発見されると同時に、恐ろしいまでの勢いで世界中に広がった。

バグに飲み込まれた人や物は一瞬にして機能しなくなり、最後には存在しなかったも同然のように消え去ってしまった。

そのバグによって人々は徐々に居場所を失い、人間以外の動物や植物、世界そのものにさえも大きな影響を与えていた。



そん

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連載 #夢で見た中二物語 65

連載 #夢で見た中二物語 65

今回の「夢で見た中二物語」は、明確なストーリー性のあるものではなかったのですが、印象に残ったので載せておきます。

始めにいた場所はどことなく西洋風の図書館で、この図書館はよく夢に出てくる舞台の一つです。

その都度、配置や置いている物や人の有無は異なるものの、全体的な雰囲気は大体いつも同じ。

この図書館は学校内にあったりショッピングモール内にあったり図書館単体だったりと様々ですが、基本的に外は

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連載 #夢で見た中二物語 64

連載 #夢で見た中二物語 64

約100年ほど前まで存在していて、環境問題による海面上昇によって水中に没して崩壊したかつての巨大文明の地。

その都市に関しては現在も興味本位の取材が入ったりしていたのだが、さすがに人がいなくなって100年も経つ歴史的遺物に対する人々の関心も薄れてきていた。

その都市の存在すらも忘れられようとした頃、一人の女性記者がネタ探しに尽き果てて、例の都市の取材を一人で行なう事を思いついた。

記者は小さ

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連載 #夢で見た中二物語 63

連載 #夢で見た中二物語 63

今回の夢物語はストーリー性のあるものでは無いのですが、海の中を飛ぶように泳いでいた景色がとても綺麗だったので描いてみました。

この夢を見た理由は大体見当がついていて、次の連載予定にしている物語がとある島の海と山を舞台モデルにしたものだからかと思います。

(今回のイラストは、その物語自体には関係ありません。

 ただ、寝る前後や寝ている時にネタを考えたり夢で見たりする人間なので、その影響と思われ

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秘書機械 -ロジックシープ-【夢で見た物語 特別編】

秘書機械 -ロジックシープ-【夢で見た物語 特別編】

今回の夢物語は、いつものような「夢で見た中二物語」に分類するにはあまりにシリアスすぎるのと、暗く淡々と進む悲劇系物語なので、あくまでも特別編と銘打っております。

ジャンル的にはSFかサイバーパンクか近未来ものかな?と思いますが、かなり暗く悲しいお話であり色々と考えさせられるような内容だったので、その辺りをご理解いただけると幸いです(さほど長くはありません)。

☆☆☆

携帯電話やスマホを一人一

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連載 #夢で見た中二物語 62

連載 #夢で見た中二物語 62

友人と共に海外旅行に行く事になり、旅支度を済ませてとある巨大駅へと向かう主人公の女性。

その駅は地下と一階が電車駅、二階と三階と四階がショッピングモール、五階と六階と七階(屋上含む)が飛行機の発着場になっている。

途中でパスポートを忘れた事に気付いた主人公が慌てていると、友人が大丈夫だと適当な事を言って(大丈夫な訳ない)、そのまま飛行機に乗せられてしまう(そもそも普通は乗れないと思う)。

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連載 #夢で見た中二物語 61

連載 #夢で見た中二物語 61

古代アジア圏の山奥の秘境に、数多くの人々が求める万能漢方を作り出す製造所が密かに存在していた。

そこで日々を過ごす下働きの少年はある日、巨大な建物内で迷子になり、迷路のように幾重にも連なった廊下を人知れずさまよい歩く羽目になる。

夕方になり夜になり、夜が明けようとする頃にも出口は見つからず、人一人見かけない空間に疲れていつしか眠り込んでいた。



ふと目を覚ましてみると、目の前に小さな部屋

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連載 #夢で見た中二物語 60

連載 #夢で見た中二物語 60

どこか見知らぬ暗い空間、その中に仄明るく見える無機質な箱のような立方体が複数個、鎖に吊され宙に浮かんでいる。

その立方体の上を渡り歩き、梯子を伝って上り下り、時々立方体の中の空間に出入りし、この宇宙のような空間の外は無いものかと延々扉を探してみるが見つからない。

宇宙空間には星の光が浮かび、時折人の気配がしたかと思うと誰かの影が横切る。

少年か少女か、いずれにしても自分と同じ年頃の者であろう

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連載 #夢で見た中二物語 59

連載 #夢で見た中二物語 59

王家が絶対の権力を持っていた王朝時代、王家の下につき世界のあらゆる地に赴き古代遺跡などを調査して宝物や古代の秘密を持ち帰るトレジャーハンター達がいた。

戦士であるリューという青年と魔法使いの少女ナナは遺跡調査に、魔法薬調合士の猫ハルとその助手で甥っ子のリックは城内でリューとナナが持ち帰ってきたものの調査を行なっていた。

彼らは四人一組となり、他の者達と先を競うように世界の謎を解明していた。

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連載 #夢で見た中二物語 58

連載 #夢で見た中二物語 58

旅行でとある島に向かう主人公達は、その行きがけに嵐に遭い、目的地とは全く異なる孤島に辿り着く。

孤島には廃屋になった学校らしき建物以外に何もなく、主人公たちは他の離れ離れになった友人たちを探しがてら建物内へと足を踏み入れる。

長らく放置されていたらしき建物のようだったが不思議と中は綺麗な状態で、主人公たちは安心する。

しかし突然謎の存在によって攻撃を受けそうになった主人公は何とかそれを回避す

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連載 #夢で見た中二物語 57

連載 #夢で見た中二物語 57

温暖化が止める手立ても無くなるほど進んだ地球で、世界の終末を見届けるべく活動する者達がいた。

その者達はそれぞれに海中を移動出来る小型の潜水艦を持っていて、自らの管轄の地域が記された古めかしい世界地図を持っていた。

その世界地図には陸地はほとんど記されておらず、多くの大陸が海中に沈んだ後で作成されたものだった。



世界地図に記された、未だ残された各陸地にあるもの。

それは地球上の陸と空

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