ショウタ

40代の会社員。趣味で音楽鑑賞(ロック・ブル―ス中心)、読書(少々です)、アコースティ…

ショウタ

40代の会社員。趣味で音楽鑑賞(ロック・ブル―ス中心)、読書(少々です)、アコースティックギターを少しばかり嗜んでます。noteでは好きな音楽の事を中心に、日常の事や詩などを綴っていきたいです。

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暑い

暑い。 ひたすら暑い。 暑いをオシャレに言い換えれるような語彙力が無い自分がはがゆい。 そんな語彙力があればこの暑さもきっと楽しいものになるんだろう。 違うか。…

ショウタ
9か月前
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生きるということ

今日も一日が終ろうとしている。 今年も気付けば5月の半ばに差し掛かろうとしている。 早いものだ。 じきすれば今年も半分が終ってしまう。 そしてまた一つ歳を重ねる…

ショウタ
1日前
12

【詩】 蒼い

空が蒼い 遠くまで 果てしなく 今 ここにいる ここに在る 心は半熟 愛は未熟 だけど 関係なく 空はひたすら広くて 蒼くて どこまでも続く 何を持って成長というのか 何…

ショウタ
3日前
18

【#春とギター】 歌詞で参加させて頂きます

駆け込みで参加させて頂きます。 どうぞ宜しくお願いします。 多くの素敵な作品の中で、ご一緒させていただくのはとても緊張しますが…。 どうか暖かい目で見てやって下…

ショウタ
2週間前
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【詩】 山と空

山が明るい   満ちた悲しみ      すくい上げ 空が青い   生きた喜び     投げ出して 雲がゆるりと動いてく 影が山を確かめる 山が息をのむ   空の青さを…

ショウタ
2週間前
25

【詩】 Bluesが鳴る

スピーカーから聞こえる不思議な音 不純物に満ちた 混じりけのない音 やたらと心がざわつく音 音と自分の間を取り持つ空間は 僅かに揺れ動くかのように 黙っていた …

ショウタ
2週間前
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【詩】 名

血の通った名前にして下さい 血が通っているのであれば偽名でも構いません 繰り返される日常 呼び戻される感情 名前の形をした 日夜繰り返される  形の無い無常 表情の…

ショウタ
2週間前
17

【詩】 穀雨

雨が降る 厳かに 気配を滲ませるように… しとしとと降り続ける雨は 深く渓谷を描写する 新緑は静かにさざめき ザワザワと色めき立つ 菜種梅雨の治癒 水墨画の世界…

ショウタ
2週間前
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【詩】 真夜中

真夜中をくすぐる思考の端くれ達  泡のように浮かんでは消えて 泡のように浮かんでは消えて… 音も無くはじけては 深まる夜に合わせて その強度は増していく 泡沫の時…

ショウタ
3週間前
23

【詩】 Bluesのように

見知らぬ土地の雑踏 ほんやりと浮かぶ街灯達 見知らぬ花の香り 見知らぬ人が流れた髪に手をやり 季節を婉然とつま弾いた サクラはとうに散ることを止めて 宵の時を静…

ショウタ
3週間前
23

【詩】 友

窓を開けると 緑が凪いでいた 鳥達が鳴いていた 穏やかな日差しが”今”を明瞭化していた 体内の流れが変わっていた 季節が進んでいたのだ 扉を開けると薄い雲が空を可…

ショウタ
3週間前
16

【詩】 風

いつからだろう 静けさを受け入れ始めたのは 街と人々が混ざり合い 乾いた空気が支配していたあの頃 何も為す術なく  ひたすら歩いてきた どれ程歩いてきたか 歳月…

ショウタ
3週間前
18

【詩】 ため息 

目が覚める 澄んだ朝の微笑 深く深呼吸したその姿に 見慣れたはずの顔を思い出す。 その記憶は何処からくるものなのか 微睡み続ける頭では 分からない 到底行き着く…

ショウタ
3週間前
20

【詩】 概念

春が過ぎていく 眩い太陽  鮮やかな色彩  ほのかな香り  全てが流れていく 目に見える事・もの 全ては存在している 言い換えれば 思い出しているという事でもある 存…

ショウタ
3週間前
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ハイウェイ         

あのハイウェイ。 あそこに上ろう。 ボヤボヤしてちゃいけない。 のんびりしてるとチャンスを逃しちまう。 そう、急いで上らないと。 俺には時がないんだよ。 そして…

ショウタ
4週間前
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十字路

俺は一体何を跪こうとしてんだい? そこに行って必死になって何かを祈ってりゃ、誰かがそれ見て救いの手を差し伸べてくれる……。 懇願するかのように御慈悲を神様にお願…

ショウタ
4週間前
18
暑い

暑い

暑い。

ひたすら暑い。

暑いをオシャレに言い換えれるような語彙力が無い自分がはがゆい。

そんな語彙力があればこの暑さもきっと楽しいものになるんだろう。

違うか。

それはそうとして、久方ぶりにnoteを書いている。

いささか暑さ嫌いによる「なんちゃってな意欲低下」と、ちょいと文章を書く事に気負っていた面が自分の中で感じられ、しばらく遠ざかっていた。

焦らず・気負わず・深く省みず。

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生きるということ

生きるということ

今日も一日が終ろうとしている。

今年も気付けば5月の半ばに差し掛かろうとしている。

早いものだ。

じきすれば今年も半分が終ってしまう。

そしてまた一つ歳を重ねる。

一年ってやつはまさしく「光陰矢の如し」ってやつなんですね。

全ての人に均一に時間は存在し、あっという間に目の前から過ぎ去っていく…。

「待てよ」、っと言って待ってもらえるのであれば何度でもそのセリフを言うのだが。

世の中

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【詩】 蒼い

【詩】 蒼い

空が蒼い
遠くまで
果てしなく


ここにいる
ここに在る
心は半熟
愛は未熟

だけど
関係なく
空はひたすら広くて
蒼くて
どこまでも続く

何を持って成長というのか
何を持って進化というのか

不可解な定義に
季節の穏やかさは
微笑みを繰り返す

今ある自分
今ある意識の中で

積み重ねられた経験達

人は時にそれが足枷にもなる

そんな時

この空の蒼さは

ひたすら蒼く映る

見るもの

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【#春とギター】 歌詞で参加させて頂きます

【#春とギター】 歌詞で参加させて頂きます

駆け込みで参加させて頂きます。

どうぞ宜しくお願いします。

多くの素敵な作品の中で、ご一緒させていただくのはとても緊張しますが…。

どうか暖かい目で見てやって下さい。

歌詞のタイトルは「暮春の香り」

暮れ行く春を感じ歌詞にしてみました。

宜しくお願い致します。

春よ 今より彼方へ
君に重ねた
ひとときの花の香り
夢の継ぎ目で 
一人 途方に暮れる

春よ 遠き彼方に
君に預けた
うた

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【詩】 山と空

【詩】 山と空

山が明るい
  満ちた悲しみ
     すくい上げ

空が青い
  生きた喜び
    投げ出して

雲がゆるりと動いてく
影が山を確かめる

山が息をのむ
  空の青さを
     受け止めて

空が飛んでいる
   山の明るさを
      楽しみたくて

雲がのろりと動いてく

遠き都を確かめる

目が影をとらえてく

山の緑に佇む

「大」の字は今日も一休み

【詩】 Bluesが鳴る

【詩】 Bluesが鳴る

スピーカーから聞こえる不思議な音

不純物に満ちた
混じりけのない音

やたらと心がざわつく音

音と自分の間を取り持つ空間は

僅かに揺れ動くかのように

黙っていた

吹きかけた吐息が
ガラスを曇らせる

呼吸をするその一息が
ブルース・マンの神話と共鳴する

「やぁ、お前さん何を聴いてんだい?」

愛を語っているようで
愛を求めていない

自らの正体を打ち明けるが
白昼堂々と寝返りを打つ

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【詩】 名

【詩】 名

血の通った名前にして下さい
血が通っているのであれば偽名でも構いません

繰り返される日常
呼び戻される感情

名前の形をした
日夜繰り返される 
形の無い無常

表情のない我が視線
とらえた形に囚われて
独り「型」に思考をはめる

名をつけられた全ての事柄
そして物質・事象たち

あの自然も
あの雨も
あの道も
あの建物も
あの自動車も
あの人も
不思議と世の中はイメージで出来ている

名は体を

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【詩】 穀雨

【詩】 穀雨

雨が降る

厳かに

気配を滲ませるように…

しとしとと降り続ける雨は

深く渓谷を描写する

新緑は静かにさざめき

ザワザワと色めき立つ

菜種梅雨の治癒

水墨画の世界

一滴の露が

草木の涙を誘い

乾いた大地を潤していく

古き因習を断ち切るかのような

自然のモダン・アートの中で

人々は遠くを見つめ

静々と歩いて行く

雨が降る

唯々厳かに…

【詩】 真夜中

【詩】 真夜中

真夜中をくすぐる思考の端くれ達 

泡のように浮かんでは消えて
泡のように浮かんでは消えて…

音も無くはじけては
深まる夜に合わせて
その強度は増していく

泡沫の時を楽しむかのように

間断なく立ち上る気泡

音を立てては消えていき
再び浮き上がる

時間を経て発酵された

シードルの甘美な果実味のように

豊満で脆弱な魔力が

意識の隙間をくまなく波立てる

自我に対して無遠慮な思考に
抗う

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【詩】 Bluesのように

【詩】 Bluesのように

見知らぬ土地の雑踏

ほんやりと浮かぶ街灯達

見知らぬ花の香り

見知らぬ人が流れた髪に手をやり

季節を婉然とつま弾いた

サクラはとうに散ることを止めて

宵の時を静々と迎えていた

月は明るく 注意深く  

その時を迎える

急いでいたはずの光の出口から

聞こえてくる…

闇夜に囁く銀飾の不可思議な音色

存在を主張し得ない強さをはらみ

異国の情緒を体に組み込んでいく…

エキゾチッ

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【詩】 友

【詩】 友

窓を開けると 緑が凪いでいた
鳥達が鳴いていた

穏やかな日差しが”今”を明瞭化していた

体内の流れが変わっていた
季節が進んでいたのだ

扉を開けると薄い雲が空を可視化していた
広く水平に遠慮がちに

まだ樹の下には影は存在していなかった

川辺には葦牙が生えていた
過去と現在をつなぐようにして

魚が勢いよく水面を跳ねる
幼き釣り人は何を思うのか

流麗に糸を引く川の流れに沿って
釣り糸は浅

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【詩】 風

【詩】 風

いつからだろう

静けさを受け入れ始めたのは

街と人々が混ざり合い
乾いた空気が支配していたあの頃

何も為す術なく 

ひたすら歩いてきた

どれ程歩いてきたか

歳月に不自然なほど語りかけ

幾重の道を歩んできた

やがて清明の時を迎え
世界の鼓動は賑やかで隆起していた

様々な色彩 様々な模様
美に対して かくも浮世は誠実であることか

だのに
独りでいる静謐さこそが私の全て

どれだけの

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【詩】 ため息 

【詩】 ため息 

目が覚める

澄んだ朝の微笑

深く深呼吸したその姿に

見慣れたはずの顔を思い出す。

その記憶は何処からくるものなのか

微睡み続ける頭では

分からない

到底行き着く事は不可能だ

その微笑のみが刻まれた

浅い花の香りがする

ツツジの花が慈悲深く

昨日の残光に包まれる

花達の色はキレイだ

そのように

昨日の欠片が記憶に訴えかける

何もないわけではない

有り過ぎた日常にとらわ

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【詩】 概念

【詩】 概念

春が過ぎていく
眩い太陽 
鮮やかな色彩 
ほのかな香り 
全てが流れていく

目に見える事・もの
全ては存在している
言い換えれば
思い出しているという事でもある

存在が不確かなゆえに
血の通った鼓動に耳を塞いでいた
あの雨音
あの音楽
あのリズム…
気付かないだけだった

春は忘れようとしている
何もなかった事を

全ては何もなかった
それすらも忘れようとしている

四季が移ろうように
ここ

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ハイウェイ         

ハイウェイ         

あのハイウェイ。

あそこに上ろう。

ボヤボヤしてちゃいけない。

のんびりしてるとチャンスを逃しちまう。

そう、急いで上らないと。

俺には時がないんだよ。

そして金もないんだ。

ああ、だけど何も心配なんかしちゃいない。

そう、何もかも心配いらない。

俺はまた「俺」になれるんだ。

あのハイウェイの先には全てが詰まっている。

この暗闇が明けるまでに、突っ走るんだ。

なに、すぐに目

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十字路

十字路

俺は一体何を跪こうとしてんだい?

そこに行って必死になって何かを祈ってりゃ、誰かがそれ見て救いの手を差し伸べてくれる……。

懇願するかのように御慈悲を神様にお願いすりゃあ、きっと助けてくれるもんさ。

まあ…

世の中そんなに甘くはないね。

誰も俺のことなんか気付きはしねぇさ。

気付かないふりをしているだけなのか?

いやいや、元々視界にさえ入っていないわけか。

気付かない事を、そもそも

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